家でできる学習 その5 教科書を使って
- 公開日
- 2020/04/24
- 更新日
- 2020/04/24
お知らせ
●家庭で出来る学習その5は、教科書を使って行う学習の仕方です。
・今回は、算数の教科書を例として考えます。写真は、令和2年度に使用予定の3年生の算数の教科書です。今回の教科書には、教科書の使い方が親切に書かれています。
●新しい単元に入ったとき
○学習の入り口
日常生活の中の、今まで学習してきた内容で考えることができる問題が最初に出てきます。〔単元の大まかな学習問題をつかみます。)
○1時間毎の学習〔教科書に書かれています)1時間分は2〜4ページです。
1,今日の問題をつかみます(家庭でやるときには、ノートに問題を書き写すとよいと思います)
2,学習の目当て(学習問題)をよく読んで、何を求めるのかを確認します。
3,考える手がかりを活用します。(教科書にたくさんの手がかりが書かれています。最初は、手がかりを見ずに問題解決に取り組んでみて下さい。)
4,大切な見方・考え方に気がつきます。(算数の決まりや約束事、方程式や計算の仕方や計測の仕方など、大切な価値観に気がつく最も大切な瞬間です) 。大切なことは太字になっていたり、色が変えてあったり、枠で囲ってあったり、印がついていたり、目立つように書かれています。場合にとっては、練習問題が用意されています。
5,学習のまとめをします。
○学習の仕上げ
1,学んだことを使ってみます。
2,学んだことを確かめてみます。
●子ども達が使う教科書は、子どもたちの思考の流れに沿って書かれています。極論すると、教科書を読むだけで、学習の内容が理解できるようになっているのです。また、算数の1時間分の学習は、教科書にすると、わずか2〜4ページです。少ない分量ですので、丁寧に丁寧に教科書を読んでみて下さい。
また、忘れて欲しくないことや大切なことは、必ず太字になっていたり、目立つ色になっていたり、枠で囲われていたりします。また、是非身につけて欲しいことに対しては、繰り返して練習するように、必ず練習問題がついています。つまり、練習問題がついているところはとても重要なところと言えます。
いろいろと述べてきましたが、ぜひ、教科書を読み物としてページに沿って読んでみてください。意外と分かりやすくて驚くと思います。1日40分程度、算数の教科書学習に取り組むと、勉強の仕方がわかってくると思います。