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家で出来る学習 その7 新聞を作ろう

公開日
2020/04/24
更新日
2020/04/24

お知らせ

○今回は教科書から少し離れて、「新聞づくり」を紹介します。
実は「新聞づくり」は社会科のまとめなどでよく使われる手法です。単元で学んできたことをまとめて、それを新聞にします。新聞という形にすることで、学んできたことを振り返りまとめることが出来るのです。

○今回紹介する新聞作りは、学習のまとめではなく、身近な出来事を振り返って作るものです。楽しみながら取り組むとよいと思います。

○流れ
1,まず、新聞の名前をつけます。
・「○○新聞」等・・。自分の名前をつけたり、好きなものの名前をつけたり、やる気になる名前を考えてください。

2,発行する回数や頻度を決めます。
・日刊、週1回、2週に1回、不定期・・・・。無理のないように決めて下さい。2週に1回と決めて、途中で発行したくなったら。臨時号とすればよいのです。

3,新聞にする土台となる紙を用意します。画用紙やコピー用紙などがあればよいのですが、なければ大きめの広告の裏でも大丈夫です。

4,掲載する記事を探します。出来れば、身近な「楽しかったこと」「嬉しかったこと」「感動したこと」など、元気の出る記事がよいと思います。記事にしようとすると、発行日までに身の回りの「元気の出る事」に目がいくようになります。また、集めた記事は、小さい紙に書いておくと、編集するときに便利です。

5,新聞のレイアウトを考えます。
・集めた記事を紙の上に置いて、大きく扱いたい記事、そうでもない記事等々・・・。紙面を決めていきます。大きな扱いにする場合は、少し大きな紙にその記事だけを書き換えれば見栄えがよくなります。また、挿し絵を入れたり、4コマ漫画を入れたり、記事をインタビュー形式にしたりしても面白いと思います。

6,見出しをつけます。
・記事の見出しをつけます。実はこの「見出し」づくりが、今回の新聞作りで一番難しくて、楽しいところです。見出しは、「短い言葉で記事の内容を知らせる。」ことが大切です。国語の文章の要点をつかむこととよく似ているのです。

7.小さな紙に書いた記事を、新聞の土台となる紙に張っていきます。
・小さな紙に書いておいた記事をレイアウトします。土台の紙に直接書くと失敗したときが大変ですが、小さな紙ならば書き直しも楽ちんです。

8.できあがった新聞は、家族の集まる場所に置いておき、自由に読んでもらうとよいと思います。また、夕食後などに家族を前にして発表するのもよいと思います。


○効能
・身近な楽しい出来事に目を向けることで、少し気分が明るくなる。
・文章を書くこと、見出しをつけることで、言語力が向上する。
・保護者の方と共通の話題が出来る。
・作った新聞が増えることで達成感が持てる。

○写真は、「広報としま 2020 4/21 情報板」です