学校の様子

家でできる学習 その3

公開日
2020/04/22
更新日
2020/04/22

お知らせ

今回は、音読(声を出して文字を読むことです)の勧めです。音読には、〔音読、朗読、素読、高速音読)などがあります。

●参考:音読の代表的なものは、
・音読:自分のために読む。文章の内容を理解するために読む。
・朗読:聞き手のために読む。文の意味を伝えるために読む。
・素読:意味の解釈をしないで、書いてある文字を大きな声で読む。
・高速音読:一息で3〜4行文を一気に読む。読んでいる文の3〜4行先を見てイントネーションやリズムに気をつけて読む。
 どれも音読です。どの読み方でも、下記のような音読の効果はあると思います。

●音読をする効果は・・・
○読解力が鍛えられる。
 声に出して読むことで、視覚〔文字を見る)聴覚〔読んだ声を聞く)運動能力〔口を使い話す)が鍛えられる。
○コミュニケーション力とリズムが鍛えられる。(滑舌よくイントネーションをはっきりとしテンポよく話すことで、会話力が上がります)
○滑舌がよくなる。
等々・・・・。
・黙読の場合は「視覚」で読みますが、音読は声に出すことで「視覚」「聴覚」「運動能力」を使うため、より、記憶に残りやすくなるそうです。

○要するに、「大きな声で」「はっきりと」「テンポよく」「なるべく速く」読むとよいのです。また、音読にもいろいろありますので、読むものによって音読の仕方を変えてもよいと思います。

●参考に
・聞き手がいるときは「朗読」
・よく意味がわからないものは「素読」
・内容をよく知りたいときは「音読」
・より高度なものに挑戦したいときは「高速音読」

ちなみに、テレビでよく見る江戸時代の寺子屋は論語を「素読」していたようです。

○1日5分でも10分でも効果は上がります。ぜひ、各ご家庭で音読をする機会を作ってあげて下さい。保護者の方が聞き手になってくれれば「朗読」ができます。伝えようとする気持ちが、文章理解力を高めます。
教科書や年表も音読の材料となります。難しそうだったら、素読から始めてみて下さい。

○写真上:本日の1年1組の教室
○写真下:本日の校庭