3月11日 東日本大震災
- 公開日
- 2020/03/11
- 更新日
- 2020/03/11
お知らせ
○9年前の2011年3月11日、午後2時46分頃、三陸沖で発生したマグネチュード9.0の地震に続いて発生した、高さ8〜9mの大津波、そして福島第一原子力発電所の事故・・・・・。死者15899人。行方不明者2529人という大災害が発生しました。東日本大震災です。この震災で東北地方から関東地方にかけて大きな被害が発生しました。中でも、岩手県、宮城県、福島県の3県は、地震と津波、原発事故によって甚大な被害を受けました。大きな被害に遭った地域では、9年たった今でも復興作業が続いています。昨日の「東京大空襲」と違い「東日本大震災」は天災です。完全には防ぐことはできないかもしれません。しかし、東日本大震災の経験から学べることはたくさんあります。子ども達には、「災害に備えることの大切さ」「災害発生後に助け合うことの大切さ」を「東日本大震災」を知ることで学んで欲しいと思います。
○私事ですが、2011年3月11日2時46分頃は、当時勤務していた学校で、卒業生やその保護者と体育館で謝恩会を行っていました。挨拶などが終わって、会食をしようとした時に、ドーーーーーンと体育館が揺れ、その後、かなり長い間、大きく横揺れをしていたような気がします。揺れが収まってから、校庭に避難しました。校庭には、すでに下校し学校横の公園で遊んでいた1〜5年生の子ども達が集まってきてパニック状態でした。JRも私鉄も地下鉄も止まってしまい、通信障害で携帯もつながらない状況でした。そんな状態でしたので、保護者の方と連絡が取れずに、子ども達を保護者の方に引き渡し終えたのは夜中でした。その後、学校の教職員と職員室でテレビを見たときに飛び込んできた「町を襲う津波により流される車や家屋」「空港の滑走路が水浸しになる様子」「福島第一原子力発電所の爆発」・・・・・。現実とは思えない映像が続きました。震源地から遠かったこともあり、東京は比較的早く復興しましたが、東北、特に福島や宮城・岩手では、復興途中の地域や復興がなかなか進まない地域がたくさんあります。
「東日本大震災」を風化させることなく子ども達に伝え、子ども達の防災意識を高めていきたいと思います。そして、自分たちにできる復興支援を考え、行っていきたいと思います。
○東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。