10月24日の給食 米粉パンを使用した献立(東京都の食育支援事業)
- 公開日
- 2023/11/02
- 更新日
- 2023/11/02
給食
黒糖きなこ揚げパン(米粉パン)
↑米粉パンは、東京都の食育支援事業の補助金を受けています。
チキンボールのみそスープ
柿 牛乳
突然ですが、クイズです。今日の給食の揚げパンのパンには、いつものパンとは違う粉が入っています。もちもちしたパンになる、魔法のような粉です。それはなんでしょう?
ヒント。わたしたちがほとんど毎日食べているつぶつぶのものを粉にしたものです。
1)もちもちしているのは気のせい。いつもの小麦粉しか使っていない。
2)じゃがいもから作った、片栗粉。
3)お米を粉にした、米粉。
答えは、3の米粉です。米粉とは、お米を細かく砕いて、粉状にしたものです。今日は、米粉を使ったパンを揚げて、揚げパンにしました。
お米は、これまではごはんとして粒のまま食べることが主流でしたが、最近は、パンやケーキ、麺などに加工した新しい食べ方が注目されています。
米粉を食べると、こんなにいいことがあります!
1)日本の農業を守れる! 輸入小麦の代わりに使ってお米の消費量アップ!
パンやクッキー、ケーキなどは小麦粉でつくられていますが、この小麦粉はほとんど輸入に頼っています。これを米粉に替えることは、日本の農業を守ることにつながります。
2)日本の水田を守れる! お米の消費量を上げて、水田の減少をストップ!
水田は、水を蓄えて洪水を防いだり、多様な生物のすみかになったりしています。
3)食料自給率を上げられる!
国産米粉パンを一人がひと月に3個食べると、食料自給率が1%アップする計算になるそうです。
4)小麦アレルギーの人も安心して食べられる!
今日のパンには小麦粉も使っていますが、米粉だけでつくれば、小麦のアレルギーの人も安心して食べられます。
わたしたちが毎日、何を選んで食べるかが、日本の農業や経済に影響を与えています。すごいことだと思いませんか。昇降口の掲示板にも、お米と米粉についての掲示があります。見てくださいね。
今日もしっかり食べてじょうぶな体をつくりましょう。