校長通信NO5
- 公開日
- 2009/09/09
- 更新日
- 2009/09/09
校長通信
平成21年度校長室通信 NO.5 9月9日発行
新型インフルエンザへの対応
新型インフルエンザが猛威を振るっています。新学期が始まり、全国的な規模で感染が広がっています。厚生労働省の発表では8月30日から9月5日の一週間で、インフルエンザが原因で休校や学年・学級閉鎖の措置を取った幼・小・中・高校が772施設に上ったそうです。前週から比べると2.8倍に増え、新学期がスタートしたことが集団感染に繋がったことを意味しています。豊島区でも小学校を中心に広まっており、中学校でも1校学級閉鎖の措置を取った学校がでています。(詳しくは教育委員会のホームページに掲載されています。)
本校では8月下旬に感染した生徒がいました(夏休み中での感染)が、幸い学校での集団感染には至っていません。しかし、近隣小学校で学級閉鎖をした学校もあり、兄弟等の感染が懸念されるところです。これから職場体験(14日から)や修学旅行を控えています。とにかくパンデミック(感染の広がり)にならないように一人ひとりが自覚を持って、予防に努めていきましょう。学校では昇降口に消毒液を用意しています。生徒や保護者の皆さん登校した際には必ず手に「シュッシュ」と消毒液をかけて手をもみほぐし、校舎内に入るようにして下さい。 【パンデミックに対する備え】
1.咳エチケットを守り、マスクの着用、うがい、手 洗いを心がけましょう
2.人混みの多い場所はできるだけ避けましょう。
3.正確な情報(国・地方自治体)を収集しましょう。
4.食料品/日用品/医薬品を準備しておきましょう。
5.家族の状態をチェックし、健康管理に努めましょ う。
インフルエザウイルスは、のどや気管支の粘膜細胞の中で増えます。治療法としては、インフルエンザウイルスが増えるのを阻止する薬を使いますが、大事なことはこの薬の効果を十分に発揮させるためにも、ウイルスが増殖して全身に拡がってしまう前(48時間以内)に服用することが大切です。早めに薬を服用することにより、速やかに発熱を下げ、インフルエンザ症状の軽減及び期間の短縮ができます。
とにかく 熱が出たら学校に来ない。 医師の受診を受けるようにしましょう。