11月25日の給食 岩手県の郷土料理
- 公開日
- 2022/12/02
- 更新日
- 2022/12/02
給食
玄米入りごはん
海苔の佃煮
魚の南部焼き (魚はさごちです)
せんべい汁 牛乳
今日の給食は、6年生の学習発表会の「宮澤賢治の世界」に
ちなんで、岩手県の郷土料理です。
賢治の「雨ニモマケズ」は、賢治が亡くなったあとに手帳に書き付けられていたものが発見された作品です。
「雨ニモマケズ」には「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ・・・」とあります。四合は、給食の3-4年生のごはんの量でだいたい8杯分です。今の感覚からすると、ずいぶん多いような感じがしませんか?これは、戦前までの日本の労働者が、わずかなおかずで大量のごはんを食べる食習慣であったためで、当時としては特別多いわけではありませんでした。むしろ、注目したいのは、魚も肉も卵も食べていなかった点です。これは、賢治が菜食主義をとっていたためです。賢治は、他者の命を奪って生きることに強い抵抗を感じていたため、菜食主義を貫いていました。
給食では、賢治のまねをして菜食主義にするわけにはいかないので、今日は魚も肉も使っています。
今日もしっかり食べて、丈夫な体を作りましょう。