ひいらぎ教室の紹介
1 ひいらぎ教室は、特別支援教室です。
- ○週に1〜8時間、ひいらぎ教室で勉強したり、体をうごかしたりします。(指導回数や時間は、実態に合わせて柔軟に対応します。)
- ○在籍校の先生と相談し、連携しながら支援を進めます。
2 特別支援教室で学習している子どもたち
- ○落ち着いて授業に集中できず、立ち歩いたり、教室からとび出したりしてしまう。
- ○みんなの中で同じことをするのが苦手。
- ○友だちと楽しく遊びたいのに、上手に言えない。
- ○こだわりが強かったり、ちょっとしたことですぐにかんしゃくをおこしたりする。
- ○学校に行きたいのに、心配で行けない。
- ○家庭ではよくしゃべるが、学校では全く話をしない。
3 指導方針
- ○一人一人のニーズに応じた教育支援を推進するために、発達の視点と社会参加(集団参加)の視点、また家庭生活や地域生活や将来の生活等における長期的視点を考慮した個別の教育支援計画を作成する。
- ○個々の児童の特徴を考慮した教育課程を編成し教育内容の充実を図る。
- ○行動観察・心理検査等のアセスメントに基づき、連携型個別指導計画を作成し、長期的・短期的な計画に基づいた指導プログラムの構築を図る。
- ○家庭・在籍校および外部専門機関等の児童を取り巻く支援者と連携を深めるために支援会議等を設定し、相互の共通理解のもとで指導効果の向上および目標の達成をめざす。
- ○特別支援教室で獲得した基本的生活習慣および社会性のスキルを集団の中で般化できる適応力の育成をめざす。
4 指導の重点
- ○対人関係の改善をめざし、その基礎となるコミュニケーション能力の向上を図る。
- ○社会的自立をめざし、生活に必要な知識・態度・習慣・身体の動き・ルール等の獲得を図る。
- ○自己肯定感(自尊感情)の向上に努め、情緒の安定を図る。
- ○連携型個別指導計画に基づいて、般化に必要な指導体制・指導内容の配列に努める。
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