家庭科新聞17号 令和2年4月28日版
- 公開日
- 2020/04/28
- 更新日
- 2020/04/28
学校生活
今日は、
日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」
の応援第2弾です。
これが何かの説明は、昨日の家庭科新聞16号を見てください。
今日は、まずは牛乳の効用について書きたいと思います。
(この内容は、西池袋中学校の家庭科の授業では、食生活のたんぱく質のところで勉強します。)
牛乳の栄養は、カルシウムだけではありません。それを理解しましょう。
(ちなみにカルシウムは、100g中110mg含まれています。)
A.牛乳には、『良質のたんぱく質』」が多く含まれており、筋肉の形成や強化に優れている。『良質のたんぱく質』とは、ロイシンをはじめとする9種類の必須アミノ酸全てが含まれているたんぱく質のことである。
B.カルシウムが体脂肪の蓄積を素質に優れているので、牛乳の飲用は、体脂肪の蓄積を抑えながら筋肉の増強をする。
C.牛乳のたんぱく質に含まれるラクトフェリンに抗酸化作用があり、活性酸素の生成を抑え、癌の予防に役立ち、さらに乳糖と同じようにビフィズス菌や乳酸菌の増殖を促進させる働きに優れている。
D.牛乳には、ほとんどのビタミンや含まれており、さらに無機質(ミネラル)も豊富に含まれており、カルシウムも無機質のひとつである。
E.牛乳を運動の前後に飲むと熱中症予防になる。
以上(まだまだありますが)のようなことが言われており、これらが健康食材と言える理由のひとつであり、今まで給食に出されて皆さんの大事な栄養になってきました。
では、今日は、誰でも知っている応援第2弾の牛乳を使ったデザート、『フレンチトースト』を紹介したいと思います。久々に作ってみましたが美味しいと思いました。
このデザートは、作っている家庭も多いので珍しくないと思います。これは、一般的な作り方や材料なので、色々、アレンジして試してみるといいと思います。
今回も、火を使うので、安全に留意して、挑戦してみてください。危ないと思ったら、保護者の方達に助けてもらったりしてくださいね。
『フレンチトースト』
[用意するもの]
・食パン(6枚切り) 2枚
・卵液 卵 1個
牛乳 100ml
砂糖 大さじ1
・有塩バター 10g
・はちみつ、メープルシロップ、粉糖など(トッピングはご自由に)
[作り方]
1 食パンを半分に切る。
2 ボウルに卵液の材料を入れて、よく混ぜる。
それに食パンを漬ける。
3 フライパンを熱し、有塩バターを入れ溶かし、
卵液に漬けた食パンを焼く。
4 焼き目が付いたら裏返す。蓋(ふた)をして2分程度焼く。
5 焼きあがったら、火から下ろして、お皿に盛り付けて、
はちみつなどをかける。