校庭にある防災対策
- 公開日
- 2019/12/24
- 更新日
- 2019/12/24
お知らせ
冬休みになり、校庭を見まわっている時に、防災時に使うものを見つけました。あまり目立たないように作ってあるので、いつもは気にならないのですが、子ども達がいない校庭を歩いているとなんとなく目につきます。地味ですが、災害時にはとても大切なものですので紹介したいと思います。どれも公園などの避難場所にも設置されています。本HPをご覧の皆様の近所の避難場所にも設置されているのではないでしょうか。冬休みに、お子さんと一緒に探してみても面白いと思います。
○写真上:防災用井戸
・校庭改修時に作られた防災用の井戸です。取っ手を押すと実際に水が出ます。大規模災害時には、電気・ガス・水道などのライフラインが絶たれることも考えられます。そんなときに、防災井戸は活躍してくれそうです。
○写真中:防災用トイレ
・通称アースイントイレです。災害時に蓋を開けて簡易トイレを設置し、その上にテントを張り使用します。南門近くに設置されています。
○写真下:救助袋用フックかけ
・今はあまり行いませんが、少し前までは、救助袋を使った避難訓練をよく行っていました。さくら小学校では、3階の6年生の教室に救助袋が設置されています。いざというときには、そこから筒状の救助袋を下ろし、フックをかけ、袋の中を滑って避難します。設置に時間がかかることと、フックがしっかりと掛かっていないと危ないこともあり、救助袋を設置するより階段を使って早く避難することが今は主流になってきているようです。しかし、1,2階が火に包まれ、逃げ場がなくなった時などは、頼れる避難器具となるはずです。
その他に、区の防災倉庫、町会の防災倉庫なども設置されています。