三味線教室
- 公開日
- 2016/09/21
- 更新日
- 2016/09/21
お知らせ
日本の伝統文化の発信 の学習の一環として行っている6年生対象の三味線教室を本日実施しました。
講師は、昨年に引き続き、岡崎美恵子先生です。
始めに、三味線の歴史や仕組みについて教えて頂き、一ノ谷、さくら の演奏を教えて頂き演奏しました。
和室に響く三味線の音。情緒があります。
●三味線豆知識
・材質
胴 桑、花梨、ケヤキ、猫や犬の皮
さお 紅木、花梨
弦 絹糸
バチ つげの木、象牙、プラスチック、べっ甲、水牛
・種類
細ざお 長唄など
中ざお 地唄、浄瑠璃など
太ざお 義太夫、津軽民謡、浪曲など
・歴史
古代エジプトのネフェル、イランのセタール、中国の三絃、琉球の三線、日本の三味線
という流れで伝来してきたと考えられている。
・日本では、16世紀中頃に大阪の堺に上陸。琵琶法師によって演奏が考えられた。その後、安土桃山時代に三味線の曲が出来る。江戸時代に入り家光の頃大阪で流行。五代綱吉の頃に江戸に広まる。