くすの木は 見ている
- 公開日
- 2014/11/12
- 更新日
- 2014/11/12
全学年
「くすの木は 見ている」は本校創立100周年式典の児童の呼びかけの言葉です。
「校庭の南にそびえるくすのき くすのきは見てきた うさぎがとびはね きじが鳴き
小川にふなが群れていた 牛小屋の原で牛が草を食べていた 障子張りの校舎の窓から
子供たちの元気な声が聞こえる 明治9年 仰高学校は誕生した 風も雲もさわやかな駒込村だった」と始まり、明治の戦争の時代卒業生が戦地に旅立った悲しみ、大正の関東大震災のとき火災に耐え子供たちを見守り続けた喜びを語りました。
さらに、児童が2千人におよぶ活気ある時代があったことも。
再び戦争が始まり、長野県への集団疎開で子供がいなくなった寂しさも。
そして…
「今、くすのきは巣鴨から駒込へ移し植えられた しっかり根を張り 枝を広げようとしています 祖父や祖母、父や母、兄や姉が この木の下で学んだことを誇りに思います」と。
138年目の開校記念日の今、仰高小のシンボルとなっているくすのきを改めて見つめ
本校教育の充実と発展を誓いたいと思います。