学校日記

言葉の大切さ

公開日
2022/11/21
更新日
2022/11/21

校長メッセージ

 「言葉を安易に使うと、あなた自身が安易な扱いを受けます」こんな言葉を耳にしたことがあります。
 人格者であったり成功している人であったり、概ねこういう方々は、言葉一つをとってもはっきりと意図をもって使っています。こういう方々の話す言葉は、独特のリズムがあって、話す内容や会話の雰囲気がどこか違うのだそうです。朝起きてから夜寝るまでに自分の発する言葉が、自分の未来を創っていると言っているのですね。
 もし、人の悪口や批判などをしているならば、自分の将来はネガティブなもので満たされてしまうのです。でも、人を励ましたり希望や豊かさの話をしたりすれば、自分の人生は喜びと豊かさで満たされることになるのですね。

 人間の意識の9割は潜在意識と言われます。この潜在意識は、主語の区別がつかないとも言われます。つまり他者に対して励ましたり褒めたりしていると、それはあたかも自分を褒めたり励ましたりしていると潜在意識は勘違いするというのです。これは脳生理学の世界では常識のように語られるようです。
 言葉は「言霊(ことだま)」とも呼ばれ、生き物のように扱われるのも頷けますね。言葉を大事にし、豊かで心ある言葉を使っていきたいですね。

                    学校長  川合 一紀