学校日記

家庭科新聞28号 令和2年5月9日版

公開日
2020/05/09
更新日
2020/05/09

学校生活

 昨日、豊島区役所から学校に「特別定額給付金に便乗した詐欺の手口が確認されています。豊島区の職員等を装った電話やメールが来たり、直接自宅に押しかけてきたりする恐れがありますので、各種詐欺にご注意ください。」というお知らせが来ていました。ここで出てくる詐欺は、家庭科新聞7号で書いた悪質商法のひとつです。
 国民生活センターでも給付金に便乗した悪質商法に注意するようホームページなどで次のような注意喚起を行っています。
 ・怪しいメールや電話は無視しましょう。
 ・絶対に個人情報を伝えてはいけません。
国民生活センターでは、給付金消費者ホットライン[0120-213-188(10時〜16時)]を設けています。また、消費者ホットライン[188]にかけると日本全国の近くの消費生活相談窓口を案内してくれます。困った時は、利用してください。[188]は、商品やサービスなど消費生活全般に関する消費者からの相談を受け付けています。
豊島区の消費生活センターの相談専用電話番号[03-3984-5515]です。

 さて、特にこのような悪質商法に注意しなければいけないのが、高齢者の方々です。
是非、今回のことを高齢者の家族に伝えてくれたらなと思います。それが、高齢者の方が大きな被害を受けている悪質商法、オレオレ詐欺の撃退にもつながります。
 オレオレ詐欺などの被害者の9割以上が65歳以上の高齢者の方々です。そして、被害者の約9割が「自分は被害に遭わないと思っていた」と回答しており、被害者の約8割が、だましの電話を受けた後、連絡や相談を誰にもせず被害に遭っていることが判明しています。
オレオレ詐欺は、子や孫に対する親愛の情を利用した犯罪で、誰でもだまされる可能性があります。
では、被害に遭わないためには、どうしたらいいと思いますか。
息子や孫などをかたるオレオレ詐欺犯人からの電話を見破り、被害に遭わなかった人の多くは、見破った理由を「本物の息子(孫)とは話し方や声が違う。」「話の内容がおかしい、矛盾がある。」と言っているそうです。
 このことから、皆さんが今は、会えない高齢者の家族と頻繁に電話で連絡をとるなどして、今回の給付金の詐欺なども含めて、被害に遭わないように注意してくれるといいなと思います。

そして、体の中に家庭科新聞14号で書いた『ハッピーホルモン』を出しましょう。