家庭科新聞18号 令和2年4月29日版
- 公開日
- 2020/04/29
- 更新日
- 2020/04/29
学校生活
今朝も窓を開け、換気をし、光を部屋に入れましたか。
そして、歯を磨き、着替えましたか。
何もしない1日でも朝起きたら、歯を磨き、顔を洗い、着替えることで、昼夜の区別がつき、生活にメリハリを与えることができます。
洗濯物が増えて大変かもしれませんが、洗濯は、中学生の皆さんが家族の分まで率先してやりましょう。これも家庭の仕事です。
2・3年生の皆さんは授業で勉強したので、できるはずです。実践も宿題でやりました。ちなみに収納までが洗濯です。
さて、今日は、家庭科新聞10号の応用編で桃の缶詰ゼリーを載せる予定でしたが、作ってみたら大失敗。見るも無惨な出来でした。
(表現が正しいかどうかわかりませんが。)
それで違うものに変更します。
今日は、日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」の応援第3弾として、『みたらし牛乳白玉』を作りたいと思います。
ここで少し、白玉粉について説明したいと思います。西池袋中学校の3年生の皆さんは、少し前に勉強したことです。
米には、うるち米ともち米とがあります。うるち米は、もち米に比較して粘りが少なく、米飯にはうるち米を用います。もち米は、粘りが強く、飯粒が潰れやすく餅の原料になります。
米は、粉にして使うことも多い食品です。団子(だんご)やういろうの材料になる上新粉は、うるち米の精白米を粉にしたもので、きめの細かい部分の粉をいいいます。そして、今回、使用する白玉粉は、もち米の精白米を粉にしてふるい分けたものであり、白玉だんご、ぎゅうひなどの材料となります。
今回も、火を使うので、安全に留意して、挑戦してみてください。危ないと思ったら、保護者の方達に助けてもらいましょう。
『みたらし牛乳白玉』
量が多い倍は、半分の材料で作ってください。
[用意するもの]
・白玉粉 100g
・牛乳 100cc(カップ1/2)
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・片栗粉 大さじ2
・砂糖 大さじ4
・水 150cc(カップ3/4)
[作り方]
1 白玉粉をボウルに入れ、牛乳を1/3残して入れて、混ぜる。粉と牛乳がしっかり混ざったら、残りの牛乳を少しずつ加えて、ボウルや手にくっつかないような粘土のような状態になるようにする。耳たぶより少し固い感じまで牛乳を少しずつ加える。
2 作った生地を3等分にして、棒状にし、同じくらいの大きさにちぎり、まとめる。まんまるの形にして、中央を指で軽く押さえて少しだけ平らにする。
3 沸騰したお湯にだんごを入れて、ゆでる。だんごが浮いたら、さらに2〜3分ゆでる。
4 ゆで上がっただんごをざるにあけ、冷水または氷水で冷やす。
5 小鍋に醤油、みりん、片栗粉、砂糖を入れてよく混ぜたら、水を入れ、絶えずかき混ぜながら弱火(〜中火)で加熱する。とろみがついたら完成です。
6 水気を切った白玉だんごの上にタレをかけて食べる。(黄粉と砂糖を1:1で混ぜたものをかけても美味しいです。)