♪馬頭琴演奏♪
- 公開日
- 2013/03/06
- 更新日
- 2013/03/06
2年生
「スーホの白い馬」の学習をさらに深めるために、馬頭琴奏者の宮原洋子さんをお招きしました。
まずはモンゴルの雄大な景色の写真を映しながら、モンゴルの自然や人々の暮らしについてのお話をうかがいました。モンゴルの人々が川では洗濯をしないこと(川の水が下流の人々や家畜の飲み水となるため)や、冬場は羊の毛でつくったフェルトをゲル(モンゴルの遊牧民の家で組み立て式のテントのようなもの)にかぶせていることなど、初めて聞くことばかりでした。クイズ形式にしてくださったので、自分なりに予想をしながら興味をもって話を聞いていました。
そして楽しみにしていた馬頭琴演奏。弦と弓の両方に馬の尻尾が使われており、バイオリンなどの弦楽器とはまた違った音色です。みんながすてきな響きに聞き入っていました。
最後に馬頭琴の弦や馬の骨が埋め込まれている馬の飾りの部分を触らせていただきました。「弦は尻尾の毛が束になって1本になっているんだ!」などと、本物に触れたからこそ気付いたことがたくさんあり、大変よい機会となりました。