0と1の間
- 公開日
- 2022/06/27
- 更新日
- 2022/06/27
校長メッセージ
皆さんは「数直線」というものを覚えていらっしゃいますか。小学校3年生で習うものですが、直線上に目盛りをつけて「0」ゼロを基準に右へいくほど数字が増えます。この場合、目盛りは等間隔ですから「0と1の間」や「2と3の間」のそれぞれ1目盛りは同じです。そうでないと数直線は成り立たないのですね。
ところで人生を当てはめるとどうでしょうか。何もないところから物事を生み出すときに「ゼロからの出発」とか「ゼロから一を生み出す」なんて言ったりしますよね。このゼロから一を生み出すには相当の努力が必要ではないでしょうか。すでに物事が決まっていて、その内容を進める場合は「1から2」「2から3」と意外とトントンと進めることはできます。しかし何もないゼロと一歩踏み出した一との間は、他の数字との間のように等間隔ではないように感じます。「1と2」の間より何倍も大きな隔たりがあるように感じるのです。だからこそ挑戦してみる価値があるのかもしれません。そして一を生みだした人は、相当に人生を謳歌できるはずです。
Let’s Challenge !!
学校長 川合 一紀