第２学年では、平和の語り部として山田玲子さんをお招きしご講演をいただきました。生徒の質問に丁寧にお答えいただきました。回答が届きましたのでその内の２つをご紹介します。Q．疎開先で一番大変だったことはなんですか？A．疎開先に着くと早速農家に草刈りの手伝いに行かされ、経験のない作業に辛い思いをしましたが、何より辛かったのは夜、床に入ると「お父さん、お母さん、お寧さんたちはアメリカ軍に殺されているのでは」と涙が出て眠れなかったことです。Q．戦後何年ぐらいで、都市や生活が元に戻ったのですか？A．当時の家は木造ですから、焼けた家の後に木造で簡単な家を建てて暮らし始められたのは終戦後まもなくだっと思います。家も増えて、早い時期に元通りの生活が始まっていたと思います。その後徐々に高いビルが増えて復興していきました。　山田さんは２年生の感想を読んでとても感動したとのことでした。また、『ヒロシマの少年じろうちゃん』『原爆ヒロシマ』の２冊をいただきました。第２学年文庫においてあります。