家庭科新聞33号 令和2年5月14日版
- 公開日
- 2020/05/14
- 更新日
- 2020/05/14
学校生活
今日は、今週、西池袋中学校の生徒の皆さんに配布した家庭科の課題について書きたいと思います。今回の課題は、保護者の皆様にも協力していただかないとできない部分があります。そのお願いも含めて、今日は書きたいと思います。
現在、中学生が学んでいる家庭科の内容には、次の4つの柱があります。
A 家族・家庭と子どもの成長
B 食生活と自立
C 衣生活・住生活と自立
D 身近な消費生活と自立
これらの内容は、家庭の中のことばかりではなく、家庭生活を基盤としながら、日本の社会や現状についても考えます。そして、自立に向かって、知識や技能を身につけながら、共生社会や持続可能な社会のために何ができるかを考えます。
今回、1年生、2年生、3年生の皆さんに2つの共通の課題を出しました。そして、2年生と3年生の皆さんには、共生社会や持続可能な社会にするためには、どうしたら良いかを考える課題を出しました。(3年生の皆さんに出した課題は、基礎編ではなく、応用・研究編でした。訂正します。)
共通の課題は、次の二つです。
(生徒にお渡したプリントには、もっと細かくやり方が書いてあります。)
1.「掃除をして、快適な生活をしよう」
・家族共同で使っている場所の2カ所を休み中に掃除をして、プリントにその内容を書くこと。
2.「早ね早おき朝ごはん日記」
記入する日は、5月14日(木)からで、土曜日、日曜日は、抜かしてください。
・1日最低2回は、「家庭の仕事」(お手伝い)をし、その内容を書くこと。
どちらの課題も最後に保護者の方々の感想を書いてもらうことが書いてあります。
この二つの共通の課題には、家庭の仕事をすることによって、家族の一員としての自覚を持ち、家庭の仕事の大変さを理解してほしいという思いが含まれています。
特に掃除については、3年間、長期休業中には、必ず出す課題です。保護者の皆様が掃除の仕方を教えなければならない場面もあると思いますが、自立への一歩と考えていただき、ご指導お願いいたします。
また、2の日記は、これから学校生活に戻るための準備の意味で出しました。
土曜日、日曜日を含めていないのもそのためです。
保護者の皆様には、どうぞご協力お願いいたします。感想もお願いいたします。
生徒の皆さんには、いつか来る自立を目指し、しっかり取り組み、自分の生活を見直すきっかけになってくれたら、うれしいです。