家庭科新聞6号 令和2年4月17日版
- 公開日
- 2020/04/17
- 更新日
- 2020/04/17
学校生活
家庭科の内容の中に「住生活と自立」があります。その目的は、
いかに快適に住むかを勉強することです。是非、この家にいる時に
家族の一員として、家の掃除をして、少しでも安全に快適に過ごしましょう。下記の事も参考して、やってみてくださいね。
さて、不要不急(行かなきゃいけない用事でもなく急ぎでもない用事)の外出は、自粛していますが、時々、洗濯洗剤などの生活必需品を買うためにドラッグストアに行くことがあります。
何度行っても無いものが、マスク・ハンドソープ・アルコール消毒液の3つです。
今日は、家庭用漂白剤(主成分が次亜塩素酸ナトリウムのもの、
家庭で使っている洗濯用や台所用の塩素系漂白剤ですよ。混ぜるな危険ですよ。)を使った消毒液の作り方を書きたいと思います。今回は、塩素系漂白剤を使うので注意事項が多いです。窓や換気扇による換気をし、消毒液を作ったり、使用してくださいね。また、希釈したこの消毒液は、時間がたつにつれ効果が減ってきます。作る都度、使い切ってください。
家庭用漂白剤を使った消毒液の作り方
物品の消毒用(濃度0.05%)
[用意する物]
・家庭用漂白剤(塩素系漂白剤)
5mリットル(ペットボトルのキャップ1杯)
・水道水
1 500mリットルの ペットボトルに,水を半分くらい入れておきます。
そこへ、原液5mリットルを入れます。
必ず、換気しながら作ってください。
2 水を加えて、全体を500mリットルとします。
※この消毒液は、物品の消毒用なので手などの消毒に使用しないようにしてください。
※2リットルのペットボトルを使う時は、キャップ4杯とし、上記と同じ手順で作ってください。
◇嘔吐物・ふん便処理時の濃度は、倍の濃さの0.1%にします。
※消毒液を入れたペットボトルは、消毒液・飲用不可等の表示をして乳幼児の手の 届かない場所に保管するなど,誤飲を防ぎましょう。
[家庭用漂白剤を使った消毒液の使い方]
☆人がよく触れる場所の消毒をしよう。
物に付着したウイルスは、しばらく生存します。
よく触れる場所は、1日1〜2回、この消毒液(上記の消毒液の作り方か、アルコール消毒液)を含んだペーパータオルなどで拭きましょう。
ドアノブ、スイッチ、階段の手すり、リモコン、トイレの流水レバー、テーブル、便座など
を拭きましょう。
※広報新宿区の2020年4月5日号を参考にして作成しました。