4月6日(木) 始業式
校長式辞。「本気」の話です。
平成29年度 第1学期 始業式 式辞
2・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。今、新たな気持ちでこの場所に並んでいると思います。目標をつくり、達成に向けて努力していきましょう。
新年度の初めにあたり、「本気」で取り組むことの大切さを話します。「本気でやれば、たいていのことはできる」「本気でやれば、何でも楽しい」「本気でやれば、誰かが助けてくれる」。学習でも、生徒会活動でも、部活動でも、「本気」で取り組みましょう。
西池袋中学校は、今年度も「安心して登校でき、満足して下校できる学校」をキャッチフレーズに行っていきます。「安心して登校できる」とは、いじめのない学校、自分の居場所がある学校です。「満足して下校できる」とは、学習が「分かった」「できた」といったり、各種の活動が楽しく、やりがいのある活動になり、自分が成長できることです。
先生方、主事さん方が努力するのはもちろんですが、主役である皆さんが努力しなければ達成できません。例えば、いじめのない学校を作るには、皆さんの努力も大切です。いじめは、いじめる者、いじめられる者の他に、観衆といわれる、それを見て「はやしてる者」さらに、傍観者といわれる「見て見ぬふりをする者」の四重構造になっているといわれます。いじめ加害者にならないことはもちろんですが、観衆や傍観者にならない様、「いじめは人として許されない行為」である事を再確認するとともに、周りの人たちが見て見ぬふりをしないことが重要です。
西池袋中学校は開校13年目に入りました。「挨拶」や「歌声」が伝統になっています。先輩方が築いた伝統を、学年が一つずとあがったみなさんで充実させていきましょう。明日、皆さんの後輩になる1年生が入学してきます。先輩として、西池袋中学校の素晴らしさを示してください。