7月20日(水)
第5校時に1学期の終業式が行われました。明日から夏休みです。計画的に、有意義に過ごしてください。
3月11日の東日本大震災からまもなくの新年度のスタートでした。そして、余震を心配したり、放射線や電力問題を気にしながらの1学期間でした。みんなで協力できたと思います。節電の取り組み等はまだまだ続きますが、今後も学校で取り組んでいきます。家庭でも推進していきましょう。
終業式は、大きな節目です。1学期間を振り返り、改善できるところはきちんと改善し、2学期を迎えましょう。
年度当初に巣鴨北中学校をみんなで協力して「安心して登校でき、満足して下校できる学校」にしようと話しましたが、実践できたでしょうか。
1学期始業式では、「本気でやればたいていのことはできる」「本気でやれば何でも楽しい」「本気でやれば誰かが助けてくれる」と話しました。1学期間、本気で取り組めたでしょうか。また、入学式では「サーカスの象」を例に、子象の時に植え付けらた「杭が抜けない」という思いこみにとらわれ続ける話をしました。自分の可能性を最初からあきらめていないで、様々なことにチャレンジできたでしょうか。そして、朝礼では「初心忘るべからず」「継続は力なり」の話をしました。まだ、記憶に新しいところだと思いますが、目標を見据えて、努力を継続できているでしょうか。
振り返り、改善し、新たな計画、実施へとつなげていきましょう。
先日、「なでしこジャパン」が、サッカーワールドカップで優勝したニュースは知っていると思います。私たちに感動と勇気を与えてくれました。一度も勝ったことのない相手に、負けていても最後まであきらめず戦った末での勝利に、翌日の新聞各紙もその話題でもちきりでした。各社のコラムもすべてその話題が取り上げられていました。
その中の一つに、元男子監督のオシム氏の言葉が掲載されていたのが印象的でした。「毎日奇跡が起こるわけではない。奇跡を金で買うこともできない。入念に準備をした上でしか、奇跡は起きない」というものです。優勝は「あきらめない心」「努力の積み重ね」の結果でした。
この夏休みは、各自の計画に沿い目標に向かって努力を続けてください。