家庭科新聞22号 令和2年5月3日版
- 公開日
- 2020/05/03
- 更新日
- 2020/05/03
学校生活
昨日から、暑くなりました。これからは、暑い日でも朝は、窓を開け、光を部屋に入れましょう。
あと、ビタミンDを作ることを忘れないでくださいね。
ずいぶん前になりますが、家庭科の授業で見たVTRに赤ちゃんがお母さんを見ている時にお母さんが笑っていると赤ちゃんも笑い、お母さんが無表情だと赤ちゃんが泣き出すというものがありました。
実は、赤ちゃんは、体内にいる時や新生児の頃でも笑うことがあります。それは、『生理的微笑』と言われ、別名『天使の微笑み』と言われることもあります。しかし、それは、情緒に関係なく本能的な反射のひとつですが、大事な役目をしていると考えられています。
皆さんは、何故だと思いますか?
それは、生まれたばかりの赤ちゃんは何もできず無防備で誰かに大切に守ってもらわないと生きていけない、お母さんやお父さんにちゃんと育ててもらうために、笑顔のような表情をつくり出していると考えられています。
そして、生後2ヶ月頃から「社会的微笑」があらわれます。これは、周囲の人やものからの働きかけに反応して出る笑顔のことです。お母さんやお父さんが笑顔で接することでその笑顔を引き出すそうです。
そして、大きくなった今でも笑顔を引き出すのは、周囲の人だと思います。
そして、人間は、鏡で自分の笑っている顔を見るだけで幸せな気持ちになるそうです。
それくらい笑顔ってすごいものなのです。
私たちが心から笑える日が早く戻って来てほしいです。
さて、4月18日、25日の土曜日の家庭科新聞に一緒に住んでいない祖父、祖母に電話をしようという話を書きました。
その時、本当は、テレビ電話などで笑顔を見せることができれば最高ですが、声だけならば声のトーンを上げて話してみましょう。それだけでも笑顔やその気持ちが伝わるようです。
そして、それは、祖父母に限らず会いたくても会えない大事な人にもそうしてほしいと思います。