尾瀬の思い出 2
- 公開日
- 2015/07/07
- 更新日
- 2015/07/07
2年生
ようやくの更新です。
尾瀬の報告を楽しみにされていた方、遅れて申し訳ありませんでした。
尾瀬校外学習2日目は、いよいよ尾瀬ヶ原の散策です。
各班、コースタイムを決めて、チェック表を片手に尾瀬の自然を満喫します。
途中、さっと雨が降ってきたりもしました。カッパを着ると晴れて暑くなり、脱ぐと雨が降り、の繰り返しでしたが、おおむね晴れと言ってよかったでしょう。
てるてる坊主の効果はありました!
尾瀬の入り口付近では、水芭蕉が大きくなりすぎて、生徒たちもちょっとがっかりしていましたが、湿原の奥に入って行くにしたがって、見頃の水芭蕉がたくさん咲いていました。
ひたすら続く湿原、遠くに見える山、広い空、聞こえてくる鳥やカエルの声。
ヘビやヤモリを見つけたり、滅多に会えない「ボッカさん」という、100kgもの荷物を背負って尾瀬に物資を運搬する仕事をしている人に会って話が出来たりと、生徒のボルテージも上がって行きます。
しかしそこは何時間も歩くわけですから、後半に疲れが出て、コースタイムに間に合わない事が分かった班が慌てたり、班員とはぐれてしまったり、疲れて歩けなくなったり、逆に疲れすぎてハイになってしまったりと、いろいろな問題が出てきました。
尾瀬の作文に書いた生徒もいましたが、この辛い局面で、班員同士の助け合いがあちこちであったようです。
教員は各チェックポイントに分散していて、生徒の移動中の様子をずっと見ていることは出来ませんでしたが、「友達の新しい一面が見れてよかった」とか、「励ましてもらえてうれしかった」という感想がありました。
普段触れられない自然を体感する、と言うのも一つの目的ですが、仲間と助け合ったというこの経験も、彼らにとって大きな学習になったのではないでしょうか。
この日の夜はみんなぐっすり寝ていました。