3月25日(月)
平成24年度の修了式です。213日(1年生は212日)の授業日数があった平成24年度、安心して登校でき、満足して下校できたでしょうか。
代表生徒に修了証が渡されました。
授業日数213日(一年生は212日)平成24年度も、本日修了式を迎えました。一年間を振り返ります。
各教科では、ほとんどの生徒が観点別評価Bの「おおむね満足」以上の成果をあげてくれました。わずかの生徒ですが、授業道具忘れ、提出物忘れがあったり、授業に取り組む意識が低い場面があったことは残念です。関心・意欲は、自分の意識、頑張りがすぐ評価に現れやすい観点です。反省を次年度に生かしてください。また、家庭学習が定着していない生徒もいます。中学校の勉強は、進み方も早く、各回の定期考査までにずいぶん進みます。学校での授業に加え、家庭学習を行うことで、実力を定着させるようにしましょう。皆さんにとってよりわかりやすい授業にするため、「授業改善プラン」に則って授業を進めてきました。次年度以降もよりわかりやすい授業になるよう、先生方も研修を重ねます。また、今年度は新たにチューター制度を利用して、大学生に補習の補助をお願いしました。皆さんがどんどん利用できるように、体制を整えていきたいと思っています。
道徳の授業は、どのクラスも自分のあり方、生き方に迫る内容をよく考え、みんなの前で発言できている生徒が多く見受けられました。他の生徒の考えを聞く力も身についてきました。
特別活動では、学級活動、生徒会活動で活躍をしてくれた生徒がたくさんいました。自分の役割、責任を果たすことを学んでくれたことをうれしく思います。学校行事では運動会、れんが祭の取り組み状況はすばらしいものがありました。次年度は、さらに上のレベルを目指してください。宿泊行事である1年生のスキー教室、2年生や5組の移動教室では、友情を深め、それぞれの目的を果たしてくれました。
総合的な学習では、1年生の都電の旅、2年生での職場体験など、調べる力、実践する力、発表する力を伸ばしてくれました。
部活動や、その他の活動でも、学校内外で活動し、様々なところから表彰を受けるなど、多くの生徒が活躍しました。
生活面では、全校生徒が来校者に対し、さわやかに挨拶を交わしてくれました。もうこれは、巣鴨北中学校の伝統になっています。一方、一部の生徒が登下校時に近隣の方に迷惑をかけたり、学校外での生活(公園などの利用の仕方)で迷惑行為があったことが残念です。特に、人権に関わる言動で残念なことがありました。言葉遣いなども含めて是非、反省してもらいたいことです。
今年度、大津市での「いじめ問題」、大阪市での「体罰問題」が話題となりました。「安心して登校でき、満足して下校できる学校」をスローガンに掲げている巣鴨北中学校では、「人として許される行為ではない」こととして、取り組みを続けていきます。生徒、保護者、地域、関係諸機関、教職員が協力して、「安心して登校でき、満足して下校できる学校」を創ってまいりましょう。
生徒の皆さんは、この一年間「安心して登校できたか」「満足して下校できたか」を各々が振り返り、進級する次年度にそれを活かし、新入生を迎えてください。