12月22日(木) 第5校時
体育館にて2学期の終業式が行われました。授業日数81日間に生徒たちの成長の跡がみられた充実した学期でした。
終業式の後は、表彰式(読書感想文コンクール、一茶祭り、節電標語)がありました。
暑かった夏の終わり8月29日に始まった2学期も、冬至の今日、12月22日の終業式を迎えました。季節の移り変わりを感じながら、授業日数81日間の充実した日々を振り返ります。
2学期は、各学年とも宿泊行事や校外行事に取り組みました。1年生の「都電の旅」、2年生の「蓼科移動教室」、3年生の「修学旅行」、5組の「山中湖移動教室」です。それぞれに、事前・事後学習も含めて主体的に取り組み、協力し合いながら友情を育んで、人とのコミュニケーションや社会のマナー・モラルを体験しました。本校の目指す「自主」「自律」「連帯」が凝縮された行事で、それぞれに成果を挙げました。
10月29日には巣鴨北中生が最もエネルギーを費やす行事の一つ「れんが祭」が行われ、各クラスの団結とパワーを見せてくれました。文化部の生徒や生徒会役員の活躍が輝く場面であり、全校生徒が「れんが祭」に向けて取り組む姿は、素晴らしいものでした。努力の過程は記憶に新しいところだと思います。
私が巣鴨北中生を自慢したいことの一つに、行事に臨む気持ち、取り組む姿勢があります。それを多くの方に紹介できたのが11月12日に行われた「10周年記念式典」でした。生徒作品のステンドグラスで装飾された会場、厳粛な雰囲気で臨む態度、代表生徒の言葉、全校生徒の歌声…。学校を愛する気持ちが表現できた素晴らしい会でした。
運動部の活動や生徒会の活動の中心が3年生から1・2年生にバトンタッチされた2学期、3年生は最後の大会や行事に向けて全力で取り組み、後輩によい手本を示してくれました。全員が81日間とは思えないほどの成長を遂げてくれたと思います。
東日本大震災から9ヶ月余りが過ぎました。学校の活動も2年生の移動教室を蓼科に変更したり、3学期に実施する1年生のスキー教室を北志賀に変更しました。また、豊島区による校内の放射線量の測定や、給食の放射線量の測定が実施されています。安心・安全な学校を目指すとともに、10月16日に本校で実施された「豊島区総合防災訓練」に生徒たちが参加するなど、防災の意識も向上しました。「のど元過ぎれば暑さを忘れる」にならない様に、この冬も節電等を心がけましょう。
この2学期の一日一日が、巣鴨中学校のスローガン「安心して登校でき、満足して下校できる学校」であったかどうかを自分自身に問うてみてください。各個人では、学習面、生活面はどうであったかを振り返ってみてください。担任の先生が作成した通知表の所見を全員分読ませてもらいました。先生方からのメッセージを素直な心で受け止め、よいところはさらに伸ばし、改善すべき点は惜しまず努力をしましょう。
祝日を入れると18日間の冬休みに入ります。3年生は具体的な進路に向けての大切な休み、1・2年生も年末年始を含む大切な期間です。計画的に過ごし、有意義な冬休みにしてください。