8月29日(月)
豊島区立小中学校は、第2学期の始業式です。
始業式の後、吹奏楽部(東京都中学校吹奏楽コンクール:銀賞)、テニス部(第4ブロック大会:女子ダブルス3位、シングルス5位)の表彰式を行いました。
(2学期始業式 式辞)
39日間の長い休みが終わり、みんな元気に2学期の始業式を迎えられたことを嬉しく思います。休み中に、大きな事故・事件はなかったと聞いていますが、何かありましたら、担任の先生に報告してください。
今年の夏休みは、東日本大震災後の初めての夏であったことから電力不足が心配され、豊島区立学校でも15%の節電を目標にしてきました。エアコン温度の設定に注意したり部活動休止期間を設けたことなどにより、巣鴨北中学校の昨年度比マイナス15%は達成できた模様です。
しかし、今年の夏休みも連日うだるような暑さが続きました。最高気温30度以上の真夏日や最低気温が25度以上の熱帯夜が20日以上ありました。今後もしばらくは、熱中症に注意しなければならないでしょう。夏バテで、体力・免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなるとも言われています。2学期の開始にあたり自分の健康を守るため、再度感染予防について意識を高めていきましょう。
夏休み中も学校では学習教室、水泳教室、部活動に多くの生徒が登校し頑張っていました。また、家庭での学習や地域の活動を計画的に実践していた生徒が多数います。その一部の成果として、吹奏楽部が東京都中学校吹奏楽コンクールで「銀賞」を受賞、テニス部はブロック大会で女子ダブルスが3位、シングルスでは5位(シングルスは都大会出場)。水泳では3年生の新家大二郎君が都大会で100M背泳ぎで5位、200M背泳ぎで3位となり、大阪で行われた全国大会へ出場しました(100M背泳ぎ27位、200M背泳ぎ16位)。他にも、バドミントン部、バレー部、バスケットボール部(女子)がシード権大会で秋に行われる新人戦のシード権を獲得しました。夏に努力した成果は、秋以降に表れます。「継続は力なり」、夏の努力を秋につなげていきましょう。
さて、この2学期は「都電の旅」(1年生)「蓼科移動教室」(2年生)「修学旅行」(3年生)の旅行・集団宿泊的行事、「れんが祭」の文化的行事、「開校10周年記念式典」の儀式的的行事と大きな行事が控えています。それぞれに共通する目的として、普段の学習の成果を、保護者の方や地域の方に観ていただく。学級・学年・学校としての団結力を高める。友人のよさを発見するとともに、帰属感(所属意識)を高めるなどがあります。1学期中から準備を進めているものもあります。一人一人が目的意識をしっかりともち、協力して行事を成功させましょう。
学習面では、1学期に実施した学力向上を図るための調査や授業の様子に基づいて、「平成23年度授業改善推進プラン」を作成しました(8/24にHPに公開、8/29に生徒・保護者に配付)。2学期からの授業に活かしていきます。
行事の多い2学期、今年度の巣鴨北中学校のスローガン「安心して登校でき、満足して下校できる学校」に向けてみんなで努力をしていきましょう。