巨人の肩に乗ったから・・・
- 公開日
- 2022/07/04
- 更新日
- 2022/07/04
校長メッセージ
「真似をする」ということに、なんだか気の進まない人もいるようです。「私は自分のオリジナルで勝負をしたいのです」という人もいますね。しかし「真似る」ということは決して悪いことではありません。その道何十年というベテランであっても、すべての仕事が100%自分のオリジナルということはありません。どこかに、その元となるもの、土台となるものがあるはずなのです。それは先輩や師匠の仕事ぶりであったり、書物から得た知識であったり、様々でしょうが、その土台があってこそ自分のオリジナルが創られていくのだと思います。
万有引力の法則で有名なアイザック・ニュートンは
「もし私がより遠くを眺めることができたのだとしたら、それは巨人の肩に乗ったからです」
との言葉を残しています。「巨人の肩の上」とは、先人の知恵や偉大さを認め、その上に立ったからこそ遠くが見えたのだ、未来や進歩を意識できたのは自分一人の功績ではないのだという意味が込められています。
真似することは一流になるための第一歩なのですね。
学校長 川合 一紀