ご協力ありがとうございました。
- 公開日
- 2020/08/07
- 更新日
- 2020/08/07
校長メッセージ
「何をやるかを決めるのは簡単です。何をやらないのかを決めることが大事なのです」とはDELLコンピュータ創業者のマイケル・デル氏の言葉です。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により4月から臨時休業となり、1学期はわずか49日間の登校でした。加えて夏休みは16日間という短さで、生徒たちには厳しい夏となります。まさに世界の大きな歴史の1ページの真っ只中に生きているのです。
振り返れば、昨日6日は広島原爆の日であり、9日は長崎、そして15日には終戦を迎えたのが75年前という節目でした。様々な歴史の潮流は偶然のようにも必然のようにも見えます。スケールは小さいものの、人ひとりの歴史も毎日刻まれているのですね。
生徒にとっての自分史は、この新型コロナウイルス感染症の最中で、どのように過ごしていくかも問われています。だからこそ、今、自分にできることを着実に行えるようにしたいのです。そのために、やらないで済むこと、やるべきではないこと、やってはいけないことをしっかりと見極めれば、自ずとやるべきことが見えてくると言うわけです。マイケル・デル氏の言葉の意味を深く考えたいところです。
こんな話を終業式にいたしました。
保護者の皆様におかれましても、この1学期間様々な対応にご協力をいただき誠にありがとうございました。
2学期もどうぞよろしくお願いいたします。
学校長 川合 一紀