学校日記

「初心忘るべからず」

公開日
2008/05/19
更新日
2008/05/19

校長メッセージ

 5月19日(月)の「朝礼講話」です。本日発行の「池中だより」にも掲載しました。

 毎年、5月の連休を過ぎると頭に浮かぶ言葉があります。『初心忘るべからず』です。
 辞書で意味を調べると、「能楽で、習い始めの風体や経験を忘れてはならないといういましめ。転じて、何事においても、最初の気持ち、謙虚さ・真剣さを忘れてはならないということ。また、最初の目的を忘れてはならないということ」とありました。
 入学・進級をした4月当初、新しい環境に期待と不安をもちながらも、生徒たちが頑張っているエネルギーを感じていました。新2・3年生の生徒の中にも、(いい意味で)昨年度と変わった生徒がたくさんいるのを嬉しく思っています。
 4月、全ての生徒が新しい学校、学年になるに際し、目標をもったはずです。作文やあるいは自分の心の中で、「決意」を表明したと思います。
 1ヶ月経ってみてどうでしょうか、1年間の反省をするにはまだ早いこの時期ですが、この1ヶ月間の過ごし方が、今後の残りの期間を占い、方向づけるものにつながっていると思います。新しい環境でのペースがわかってきた今だからこそ、年度当初の「初心」にかえり、目標を思い起こし、日々の実践につなげてください。