テスト前の勉強とテスト後の勉強
- 公開日
- 2009/09/27
- 更新日
- 2009/09/27
校長メッセージ
中間テストまであと11日になりました。日本教育新聞に次のような記事が出ていたので紹介します。
(日本教育新聞より)
全国学力・学習状況調査に好成績を収めている秋田県教委はこのほど、平成19年度に作成した「秋田わか杉っ子学びの10か条」と全国平均との比較をまとめた。
元々、「10か条」は学習状況調査で全国平均を上回った項目を組み合わせて作成し、生活習慣や学習意欲、学校の取り組みのバロメーター。21年度の関連項目を分析。
前年度の比較で、上昇率が高かったのは、
小学校で
1.家で学校の授業の予習
2.学校以外の学習1時間以上
3.家で自分で計画して勉強、
中学校で
1.数学の記述問題を最後まで努力
2.携帯電話やメールをしない
3.家で自分で計画して勉強、だった。
反面、小・中ともに「テストの間違えを後で勉強」が大きく下降していることから、「弱点克服に向けて努力する態度をはぐくむことが課題の一つ」としている。
勉強する時間を作り、計画的に実施することが大切なのは言うまでもありません。中間テストに向けて、計画的に学習を進めましょう。
また、「テスト後の間違えを後で勉強する」ことは、テスト前に勉強するより大切です。テスト後の学習が、実力アップには欠かせません。
参考までに、「秋田わか杉っ子学びの10か条」も掲載しておきます。
秋田わか杉っ子 学びの十か条
一早ね早おき朝ごはんに家庭学習 規則正しい生活がスタートライン
一学校の話題で弾む一家団らん 笑いが脳を活性化
一読書で拓く心と世界 めくるページ、広がる想像力
一話して書いて伝え合う国語 国語力は学びの基本
一難問・難題にも挑戦する算数・数学 あきらめずやりきることで能力アップ
一新発見の連続、広がる総合 総合の時間は脳のビタミン
一決まり、ルールは守ってあたりまえ 落ち着いた教室で高まる集中力
一いつも気をつけている言葉遣い 相手意識で磨く活用力
一説明は筋道立てて伝わるように 整理する工夫が脳のトレーニング
一学んだことは生活で学校ですぐ活用 活用できて本当の生きる力