学校日記

1学期 終業式

公開日
2008/07/19
更新日
2008/07/19

校長メッセージ

7月18日 1学期の終業式が行われました。有意義な夏休みを送ってください。

<平成20年度 1学期終業式 式辞>

 授業日数71日間(1年生は70日間)の1学期も、今日で終業式を迎えました。毎日の授業や活動、学校行事を通して一人ひとりが大きく成長してくれたと思っています。
 1学期は運動会をはじめ、1年生の校外学習、2年生の尾瀬移動教室、3年生の京都・奈良への修学旅行など大きな行事がたくさんありました。その中で、各自が自分の責任を果たし、協力し、友情を深めあえたと思います。
 約3ヶ月半前まで小学生や1・2年生であった皆さんが、中学生らしくなり、それぞれに2・3年生らしくなりました。それは、行動が伴っていると言うことです。特に、3年生は最上級生として下級生の手本となり、リードしてくれる生徒が増えたことは嬉しいことです。2年生の頃とは見違えるほどの成長を遂げた生徒がたくさんいます。
 今日、皆さんが手にする「通知表」は、皆さんの1学期の記録と共に、先生方からのメッセージでもあります。ABCや数字で一喜一憂するだけでなく、メッセージを読み取って、受け止めてください。まとめテストも、わからなかったところをやり直しすることが重要であるのと同じく、自分のよさをさらに伸ばし、1学期に不足していた部分は改善する努力が必要です。学習に対するポイントは、「わからなかった」「できなかった」ところを、「わかるように」「できるように」しておくということです。夏季補充学習など、夏休みの課題として取り組んでください。
 池袋中学校は平成20年度も「安心して登校でき、満足して下校できる学校」をキャッチフレーズにやってきました。これは皆さんだけでなく、先生方や主事さん方に対しても、保護者の方に対しても、地域の方に対しても言っていることです。この1学期、「安心して登校できたか」「満足して下校できたか」を振り返ってみてください。
 簡単に言うと、「安心して登校する」とは、学校が安全な場所であり、いじめなどがなく、自分の居場所があるということ。「満足して下校できる」とは、授業がわかり身に付き、生徒会活動や部活動が充実し、自分が成長できているいうことです。
 ものがなくなったり、体や心が傷つけられたりしては「安心して登校できる」とはいえませんし、授業がわからなかったり、各活動が充実していなければ、「満足して下校できる」とはいえません。皆さん自身も池袋中学校を構成している一人ですので、「ルールを守る」「相手の立場になって考え行動する」などの努力が必要です。2学期以降も「安心して登校でき、満足して下校できる」学校を、みんなで築いていきたいと思います。
 さあ、いよいよ39日間(土日祝日を含む)の長い休みに入ります。「夏休みの生活プラン」に基づいた有意義な休みを過ごしてください。また、「熱中症」や「水の事故」「交通事故」などに注意してください。そして、この夏休みは「勉強を頑張った」とか「部活動を頑張った」とか「本を10冊読んだ」など、2学期の始業式にこの夏休みを振り返ったとき、最低1つは努力したことが印象に残るようにしてほしいと思います。
 2学期の始業式で、一回り成長した皆さんに会えることを期待しています。