「家庭学習」していますか?
- 公開日
- 2007/09/15
- 更新日
- 2007/09/15
校長メッセージ
池袋中学校では、学習内容の定着をめざし「家庭学習」の習慣化を提言しております。
9月15日付の『産経新聞』に「学習意欲 東京が最低(小学生 世界6都市比較)」という記事が掲載されていました。
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「勉強は役に立つ」と考えている小学生の割合は、世界の6都市の中で東京が最も低かった。ベネッセが14日発表した学習基本調査の国際比較で明らかになった。また、塾や宿題など学校外の学習時間でも、東京の子はソウルや北京の子より少ない半面、勉強する子としない子の二極化も判明。詰め込み教育は影を潜めたが、学習する上で目的意識を持てない現状が浮き彫りになった。
同社のシンクタンク、ベネッセ教育研究開発センターが平成18年6月〜19年1月にかけ、東京▽ソウル▽北京▽ロンドン▽ワシントンDC▽ヘルシンキの小学5年生(10〜11歳、公立校)を対象に、学習に関する意識や実態を調べた。
設問で、「出世する」「金持ちになる」「社会で役に立つ人になる」ために勉強が役立つかをたずねると、「役に立つ」と答えた割合は、東京の小学生が全項目で最低だった。希望の進学段階も、北京の小学生の65・2%が「大学院まで」を希望したが、東京の小学生は「高校まで」との回答が相対的に多かった。
塾など学校外で学習する時間の平均では東京が101.1分で、ソウル(145.8分)や北京(131.6分)より少なかった。東京は一時間以下が49.3%を占める一方、3時間半以上も18.1%と二極化していた。親が勉強するよう毎日いう割合は東京が37.7%で、ヘルシンキに次ぎ2番目に低かった。
調査責任者の耳塚寛明・お茶の水女子大教授は「(日本は)競争するものと競争しないものの分化が増している。学歴や学習に否定的なイメージが広がり、問題だと思う」と話している。
(平成19年9月15日 産経新聞)
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本校の生徒は、「学習時間の二極化」などと言われないように、毎日家庭学習に取り組んでもらいたいと思います。