森林限界
- 公開日
- 2022/02/21
- 更新日
- 2022/02/21
校長メッセージ
昨日、北京オリンピックが閉幕しました。話題に事欠かない大会でしたが、名場面も数多く興奮と感動を味わい、選手の皆さんの競技に取り組む真摯な姿勢に心打たれました。
さて今日は、ちょっと前にネットでトレンド入りした言葉を借りてきての話題です。
「森林限界」(しんりんげんかい)とは、標高が高いところなどでは、気温や水の不足の関係から高木が生育できないようなギリギリの標高ラインを言うようです。おおむね標高約2400mほどだそうで、富士山に例えると五合目付近だとか。実はこの言葉は、将棋の第71期ALSOK杯王将戦で勝利を収めた藤井聡太さんがインタービューで語った言葉。会見の中で「富士山でいうと藤井さんは今どのくらい登っているか」という質問に、「将棋はとても奥が深いゲーム。どこが頂上なのかも全く見えないので、森林限界の手前というか、まだまだ上には行けていないのかなと思います」と回答したことで話題となりました。
ちなみに約500年後くらいには、富士山の森林限界は2800mくらいにまで上がると言われています。これも温暖化の影響でしょうか。500年後の「王将」の称号は誰の手に・・・。
学校長 川合 一紀