学校日記

スキー移動教室を終えて

公開日
2020/02/03
更新日
2020/02/03

校長メッセージ

1月末に2泊3日で蓼科村へ1年生とスキー移動教室に行って参りました。生徒たちにとっても都会の喧噪から抜け出し白銀の世界で過ごした時間は、貴重なリラクゼーションタイムだったと思います。海外誌の調査ではありますが、人は一生の間に、不要なダイレクトメールを開封するのに8ヶ月、無駄な折り返しの電話をかけるのに2年、列に並ぶことに5年を費やすのだそうです。皆さんも思い当たるフシがありますか。生徒たちはゲームやテレビ・携帯電話もない3日間で、友人との会話やオーナーさんとのケーキやクッキー作り、インストラクターさんとのたわいない会話などを楽しむことが自分を取り戻す大事な時間だったに違いありません。また人の心に触れるということは、自分の心を育てることにとても有効だということも学んだと思います。楽しく有意義の時間も、自分一人で作り出せるものではありません。機械を相手に話しかけたり画面を相手につぶやいたりしてみても、反応のないことは寂しいことですよね。日常が戻ってきましたが、こういうひとときが新たな活力を生み出すのだと思います。ペンションの方々やインストラクターの方々の細かな心遣い気遣いに、感謝できる優しい子になって戻ってきました。ご家庭のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

                        学校長  川合 一紀