学校日記

人生には「大変な時」とは3回しかない

公開日
2019/09/09
更新日
2019/09/09

校長メッセージ

9月7日(土)土曜公開授業において、2年生を対象に「誕生学」の勉強をしました。橋谷美穂子先生を講師にお迎えし、赤ちゃんが成長し生まれ出るまでの物語を、映像を交えたり、実際に赤ちゃんと触れ合ったりしながら学びました。「あなたたちは、庇護されてばかりで生まれてきたわけではない。自分たちの力で生まれ出たのだ、素晴らしい潜在能力をもっているのだ」とお話しいただき、生徒たちも少し自信をもったように胸を張っていました。
 ある著名な方が、こんなことをおっしゃっています。「人生において、大変だぁと思うようなことはたったの3回しか訪れない。1回目は、自分が生まれ出るとき。そして3回目は自分が死ぬとき。だから人生で大変なときは、あと1回しか訪れないのだ」と。ではよく考えてみて、今大変だと思っていることは、その最後の1回なのでしょうか。いやいや、まだまだこれからもっと大変なときがやってくるのではと思えば、今の大変さは、少し気が楽になり、乗り越えられるような気がしませんか。赤ちゃんを目の前にして、心がほっこりとして、自然と笑顔になってしまいました。そして、まだまだこれからと前向きになれる1日でした。

                   学校長  川合 一紀