5/28 おめでとう 巣鴨小学校
- 公開日
- 2025/05/29
- 更新日
- 2025/05/29
全学年
今日は、開校記念日ですので、巣鴨小学校の歴史を簡単にですが、振り返ってみたいと思います。内容や写真は、70周年記念誌からの抜粋です。
大正8年4月19日、東京府北豊島郡巣鴨町立仰高西尋常小学校として開校しました。学校の前には、谷端川が流れ、子供たちは正門の前の橋を渡って登校していました。遊び時間には、よくボールがコロコロ転がり川に落ちたものです。
昭和20年には、戦争の空襲により学校も消失してしまいました。昭和20年3月に卒業する予定の6年生は卒業証書をいただけないまま卒業していきました。
昭和21年仰高西尋常小学校は廃校となり、仰高北国民学校に統合された後、昭和22年4月1日、仰高西尋常小学校跡地に「東京都豊島区立巣鴨小学校」と校名を変更し開校しました。5月288日、校舎が落成し、この日が開校記念日となりました。児童数は、265名です。
児童数は昭和33年には、巣鴨小学校最高の1014名に達していました。60人を超す過密学級になっているときもありました。
昭和44年に、鉄筋4階建て、体育館の増改築校舎ができ、施設はようやく整ってきました。しかし、校地面積が狭く、おまけに校舎の3分の1がプールで普段はふたをしていました。子供たちの遊び体育の授業もままならぬ状態であり、プールの移設と校地の拡張が地域の悲願でもありました。
昭和49年、プール用の土地がようやく買え、51年にプールが完成しました。校舎も広く使えるようになりました。
昭和55年頃から減り続けた児童数も平成18年から少しずつ増え始め、平成19年度には、全校7クラス(204名)となりました。 ※平成16年:166名
縦割り班活動は、6年生が中心になって、計画を立てて活動し、休み時間も異学年で楽しく遊ぶ姿が見られます。代表委員会の活動も活発です。「一年生を迎える会」「六年生を送る会」「巣鴨子供祭り」「ユニセフ募金」などを企画し、工夫して楽しく活動しています。
平成29年度は、全10学級となりました。なかよし班(縦割り班)は、6年生が中心となり、班遊び、青空給食、清掃活動、運動会の阿波踊り、全校遠足など活発に活動しています。異学年の子供たちが、顔と名前を覚え、上級生が下級生の面倒をよく見て、仲良く活動できるのは、巣鴨小学校の特色の一つです。
そして、令和7年5月28日(水)、開校78周年(仰高西尋常小学校から数えると106周年)を迎え、素晴らしい伝統を受け継ぎながら、子供たち(4月7日現在 356名)と先生方・主事さん方、そして保護者・地域の皆様と一緒に様々な活動をしながら巣鴨小学校をつくっています。これからもよろしくお願いいたします。