12月6日 1学年 昼休みの様子昼休み中は、教室で本を読んだり絵を描いたりして、各々自由に過ごしています。 また、体育館や校庭が使える日は、ボールを使って元気いっぱいに遊んでいます。 予鈴が鳴ったら昼休みは終了です。しっかり切り替えて授業へ臨みましょう! 12月6日の給食いかのかりん揚げ わかめのごまみそ和え きりたんぽ汁 牛乳 12月5日の給食春雨と卵のスープ タピオカポンチ 牛乳 12月2日の給食鯖のピリ辛ごま焼き 野菜の磯浸し 塩豚汁 みかん 牛乳 12月1日の給食キーマカレー ハニーサラダ カルピスゼリー 牛乳 気候変動と気候変化
グッと寒くなり、冬本番となりましたね。今年はラニーニャ現象から寒い冬になるんだとか・・・。
ところで、最近では、異常気象と呼ばれる数十年に一度しか起こらなかったような自然現象が、毎年起こっているように感じます。この背景には地球温暖化という問題が大きく影響しています。その要因の一つが温室効果というものなのです。ニュースでもよく耳にしますよね。温室効果ガスといって、真っ先に浮かぶのは窒素化合物や二酸化炭素。森林伐採や石油・石炭の燃焼によって地球を必要以上に覆ってしまっているこのガス。地球の平均気温が15度ほどに維持できているのは、この温室効果によるものですが、必要以上に増えてしまうと真夏にダウンジャケットを着ているようなもの。地球が暑くてヒィーヒィー言っているわけです。 すると昔よく言われていたことなのですが、南極や北極の氷が解けて海水面が上がり、陸地が沈没するといった話。「日本沈没」なんていう映画もありました。しかし今の科学で分かっていることは、北極の氷が解けても海水面は上昇しないというのです。なぜなら北極は陸地がなく氷の地表ですから、コップの水に浮かんでいる氷が解けても水は溢れない原理と同じ。 一方で陸地である南極大陸やシベリアなどで、この氷が解けて海に流れ込めば海面は上昇します。もっとも海面上昇の最大の原因は、陸の氷が解けるからではなく、海水の膨張によるものなのです。実は、地球温暖化で最も深刻なのは、海水温の上昇による海の膨張といわれています。このことで海面は上昇し、すでに南太平洋上のソロモン諸島では沈んでしまった島もあるくらいです。 さらに言えば、シベリアにある永久凍土の中にはメタンと呼ばれる気体が多量に含まれています。これが放出されれば、二酸化炭素よりはるかに温室効果が高いので一層温暖化は進むわけなのです。表題の「気候変動」とは、人為的な理由で気候環境が変化してしまったことを言います。他方「気候変化」とは自然に環境が変化すること。地球46億年の歴史では、ゆっくりと大きな流れで気候が変わってきていたはずなのに、人間のエゴでそのスピードを狂わせてしまっていることが大きな問題なのですね。 学校長 川合 一紀 |
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