学年道徳 1年生
- 公開日
- 2025/09/10
- 更新日
- 2025/09/10
学校の様子
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修学旅行の記事が続く合間ですが、学校の様子もお伝えします
午後は、1年生が体育館で合同の道徳授業を実施しました
内容は『決断!骨髄バンク移植第一号』
今のように骨髄バンクが世に広まる前、やっとの思いで徐々に知られるようになってきた頃
最初の骨髄移植が行われました
学年主任の先生の「みんなだったら、どうする?」という問いに、みんな深い思案顔
「協力します!」が、正解なのかな…でも…
というアプローチで悩む人
(道徳には“模範解答”は無く、そのことについて考えることこそが大切なので“正解”という概念は存在しません)
「それは協力するでしょ」という人
「何か怖い…」という人
いろんな表情が見られました
発表した人の中には「誰のためになったのか知ることができないし、お礼も言われないし、仕事も休まないといけないし、怖いし、やっぱり嫌だなぁと思ってしまう」という意見もありました
確かに本文の中には「提供した相手が誰か教えてもらえない」「ボールペンの芯ほどの針を腰の骨に10回も刺す(今は技術の進歩で2~3回程度だそうです)」「仕事を4日も休まないといけない(こちらも現在は短縮されていると思われます)」などの記述があり、ここに心を揺さぶられた生徒は多かったようです
とても正直な感想だったなぁと思いました
誰もが、ふと心の中で思ってしまうことなのではないでしょうか
そういった、「心のゆれ」を感じながら、自分の考えや正直な気持ちと向き合う
とても素敵な時間を過ごせたことと思います