12月14日 3年生道徳 家族愛
- 公開日
- 2023/12/14
- 更新日
- 2023/12/14
学年・学級
3年生は2日連続の道徳でした。
テーマは「家族愛」。
家族とはどういうものか。
その家族を構成する一員として、あなたはどのような貢献ができるのか。
初日は上記のようなテーマでした。
家族はどういうものか、と聞くと、安らげる、安心できる場所という答えが目立ちます。
一方、その安らげる環境の維持のためにあなたがなにをしているか、というとそれは「?」という人が多い様子。
自分も家族の構成員としてどういうふるまいをしていくかは考えていかないといけませんね。
さて2日目の本日は「おばあちゃんの黄色い花」。
老いたおばあちゃんが育てていた黄色い花が実は特定外来種だった。それを知ったあなたはどうする?という、個人の幸福追求の権利と遵法精神との間のジレンマについて考えを深めました。
【生徒のコメント】
・個人の意見を尊重しすぎると他の人に迷惑がかかるし、特定外来種は不特定多数に迷惑をかけてしまう可能性がある。そういうものは保健所に相談しないといけないと思った。
・正直、みんなが喜ぶようにしてほしいけど、それなら、その人たちのスペースをとって対処したほうがいいと思う。
・家族と法律、どちらを重視すべきかと言うテーマでしたが、その罪の重さによって判断することが大切になると思った。
・例えば、薬物で作られた笑顔は本物の笑顔?
・何があってもやっぱりルールは守るべきなんじゃないかと思った。
・こっそり黄色い花を別の花に変えるのが一番いいんじゃないかと思った。
・個人の考えだけを重視してしまうと、全体が困ったり被害を受けてしまうかもしれないから、法は全体の幸福のためにあるものだから、個人優先は危険ではないかと思った。
・現状維持でいいと思う。今回の場合は家の中でできる限り許可していいのではないか。
・自分の周りのことになると、どうしてもずっと過ごしていて大きく見えるから優先してしまうと思う。遠くは小さく見えるけれど、実際は同じかそれ以上大切かもしれない。
・幸福追求権を優先すべき。周りに悪影響を及ぼすのであればまずいが、今回は周りに影響がでないように全力で注意すればいい。
・他者の幸福を奪う権利は誰にもないし、自分の幸福を侵害されるのもいけないことである。社会の制度が私たちに介入してくるまで私たちはどこまでも自由であるべきだ。
ルールはルールだから、という盲目的な意見は少数派で、どうにかしておばあちゃんを元気にしてあげたい、そこでどのようにルールと折り合いをつけていけばいいかという話し合いが活発でした。