斉藤 仁先生(柔道)の講演
- 公開日
- 2009/01/30
- 更新日
- 2009/01/30
校長メッセージ
1月30日(金) 東京都公立中学校保健体育科研究会の研究発表会に参加して参りました。
新しい学習指導要領では、保健体育の時間に「武道(柔道、剣道、相撲から選択)」や「ダンス」を男女ともに履修することとなります(平成24年度から)。
男女共習の柔道の授業などが、研究発表されました。
講演では、前日本男子柔道監督の 斉藤仁 先生より お話がありました。自分が選手時代は、強い相手に何本投げられても、「相手に、手をつけることができたら自分の勝ち」「尻餅をつけさせることができれば自分の勝ち」等と自分の中で目標を作り、強い相手に何度も挑んでいったそうです。
1984年のロサンゼルスオリンピックの時は、「俺が、俺が」という感じで、自信満々な態度で臨んでいたそうですが、大けがをして復活した1988年のソウルオリンピックの時は、みんなのおかげで勝つことができたという「感謝」の気持ちでいっぱいだったそうです。オリンピックに選手として、また監督として参加した斉藤先生の話は、その道を究めた方の迫力がありました。斉藤先生、どうもありがとうございました。
《校長 江川 登》
<斉藤仁さんの経歴>
1984年、ロサンゼルスオリンピック、金メダル。
1988年、ソウルオリンピック、金メダル。
2004年、アテネオリンピック日本選手団男子柔道監督。
2008年、北京オリンピック日本選手団男子柔道監督。