H26文化庁文化交流使能楽師山井綱雄先生来校!
- 公開日
- 2015/12/17
- 更新日
- 2015/12/17
全学年
平成26年度文化庁文化交流使 金春流 能楽師 山井綱雄先生を講師にお迎えし、全校児童を対象に国際理解教室を行いました。
能楽師 山井綱雄先生は、5歳から初舞台を踏み、その後も数々の舞台を精力的に行い、能楽の普及に努めてこられました。その活動が認められ、2014年 文化庁長官が任命する海外への日本文化特使・平成26年度 文化庁文化交流使に就任し、アメリカ、ヨーロッパ、カナダにて日本伝統文化である能楽の普及と外国文化との交流に尽力されてきました。その活動は、日本だけでなく、海外でも高い評価を得て現地でも報道されています。
能の歴史を紐解くと、今から約1400年前に大陸から朝鮮半島を経て今の奈良県に伝わった文化です。
伝わった当時は異文化だった能も、その良さを上手に取り入れて伝承してきました。
児童は、異文化への理解、異文化交流の素晴らしさなどを、山井先生の能を通じて学習しました。
国際理解教室では、能楽体験として、挨拶、型、謡い、代表児童の衣装と面を付けて見える世界の体験とたくさんの体験学習をやらせていただきました。
児童にとっても教員にとっても、本物の能の世界を間近に目にする機会はほとんどなく、山井先生の踊りになるとシーンと静まり真剣に見入っていました。
能楽師 山井綱雄先生には、日々の公演等で本当にお忙しい中、快く今回の講師を引き受けてくださいました。本当にありがとうございました。