稲刈り:5年生
- 公開日
- 2013/09/27
- 更新日
- 2013/09/27
5年生
9月27日、5月16日に田植えをした稲が大きく成長し、今日はいよいよ稲刈りをすることになりました。田植えの時と同じように、山形県遊佐町から、高橋さん、佐藤仁吉さん、佐藤結さんの三名が来校され、稲刈りの仕方や稲の育ち方の見方、そして稲を束ねて干すところまでていねいに指導していただきました。
出来映えは、なかなかいいとのお墨付きをいただきました。ただ、風通しや土の状態から、根の張りがもう少しあり、水の加減をうまく行えば、もう少し収穫が増えただろうとのことでした。来年の稲作りに生かしていくため、今の4年生にしっかり引き継いでいきます。刈り取った一株が何本になっているか、一つの穂にいくつのお米がついているかを数えました。4〜5本植えた苗が3倍くらいになっていればいいとのことで、だいたい17・8本が多かったようで合格でした。米粒も少ないので70粒、多いもので120粒くらいだったようです。100粒を超えればいいそうです。今年は山形県も夏の雨や6月の天候不順で作柄はあまりよくなかったそうです。そうならないために農家の人は必死で育てるんですという話を聞き、米作りのたいへんさを実感しました。
刈り取った稲は2週間程度天日干しにします。今お米の水分量が20%程度で、これを15%以下にすれば食べられるそうです。今日はミニ籾殻取りで玄米にし、一粒ずつ食べてみました。味はしませんが、まだ柔らかい感じで、これがパチンと2つに割れるような感じになると水分がちょうどいい感じになっているようです。いろいろと勉強することの多かった稲刈りの時間でした。最後はみんなで記念写真を撮り、思い出の1ページとしました。