勉強は大事
今日の全校朝会では、能登半島地震でいまだ再開できない学校の中学生を住み込みで別の学校に受け入れるというニュースや、大学入試共通テストの受験に向けて被災した学生を会場まで輸送するというニュースを元に、「勉強って大事なんだなあ」というお話をしました。
学ぶということがいかに大事なのかを被災して初めて実感したというお話を耳にします。それほどまでに自分たちは勉強を大事に思っているでしょうか。当たり前に授業ができて、部活動ができて、友達と会話ができるありがたみを再認識したいものです。 勉強とは、決して座学だけのことではありません。あらゆることにおいて知るということ、分かるということ、できるということすべてが勉強なのです。だから人は皆、学びたいと思っているわけですね。勉強が嫌いな人は、実はわからないから嫌いになってしまったのです。本当は知りたいし、分かるように、できるようになりたいのです。 ここにとても大切な心構えがあります。それは、どんな勉強も自分次第ということです。どんなにつまらない話でも、自分の聞く姿勢で全く違うのです。どんなに難しいチャレンジでも自分の向き合う姿勢で全く違うのです。やる気や熱意があれば、学びはどんどん自分の中へと吸収できるのです。被災された生徒や学生さん達は、それを身をもって感じたのでしょう。真摯に耳を傾けましょう。 有名な方が次のように言っています。「学びの素晴らしさは、誰もそれをあなたから奪えないことだ」と。 学校長 川合 一紀 1/9 書き初め掲示の様子生徒たちはリラックスした様子で、楽しく掲示を行っていました。 1/9 始業式の様子始業式
新年を迎え、学校は今日、三学期の始業式を無事に行うことができました。地域や保護者の皆様、本年もよろしくお願いいたします。
さて始業式では、避けては通れない話題「震災や飛行機事故、火災」の話をしました。まずもって亡くなられた方々にはお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々にはお見舞い申し上げます。 このホームページ過去の「つぶやき」を見ていただくとわかりますが、昨年5月5日に能登半島地方の珠洲市で震度6強の地震があったと話題にしています。この地方は2020年頃から群発地震が発生していて気象庁も注視していた地域です。それにしてもこれほどの地震が元日に起きなくてもいいではないかと思ってしまいます。元日の夕方など、1年で最もゆったりと過ごしていた時間ではないでしょうか。 「天災は忘れた頃にやってくる」とそのときの「つぶやき」にも書きました。被害状況がまだまだ詳細にわからない中ですが、ニュース等によれば、道路が割れ、津波が押し寄せ、土砂崩れが起きて家屋が倒壊している映像は13年前の東日本大震災を想起させます。また同じ悲劇が繰り返されてしまったと思わざるを得ません。しかし、過去の悲劇は消えませんが、着実に復興を遂げ前を向いて歩んでいくという人類の歴史があります。教訓を元に「我々に何ができるか」を考えようと、本日の始業式では話をしました。 被災者に親戚や知人の方々がいらっしゃったら申し訳ありません。ごめんなさい。でも未来を担う若者に将来を託し夢をもってもらいたいと思ってお話をしました。この関連のお話は「学校だより」にも書きましたので読んでいただければ幸いです。 学校長 川合 一紀 |
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