最新更新日:2024/11/14
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新型コロナウィルス感染予防について

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○写真下は、1年生の方面別下校の様子です。前の人との距離をしっかりとって歩いています。写真上・中は、1年生と5年生のクラスで行われていた新型コロナウィルス感染防止についての学習の様子です。(学校で行っている、分散登校やマスク着用、密集の回避、ソーシャルディスタンスの確保等々の意味を伝えたものです。もちろん3年生でも行われていました。)
 しかし、大人がどんなに細かいところまで考えても、子ども達の行動全てを把握することは出来ません。身近な問題については、一人一人が自分の判断で対応していく必要があります。今日行った授業を元にして、日々の生活の中の問題に対して、自ら考え、判断し対応する力をつけてほしいと思います。

さくら小学校 再開です

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○今日、6月1日。さくら小学校が再開しました。ほぼ三ヶ月ぶりの再開となります。校舎や校庭から子供たちの声が聞こえてくると、学校が再開したとの実感がわいてきます。

○再開にあたっては
・新型コロナウィルス感染防止のために・・・
「分散登校の実施」「三密を避けること」「マスクの着用」「手洗い・うがいの実施」「ソーシャルディスタンスの保持」等々の措置をとっていきます。
・学校生活を取り戻すために・・・・。
「隔日登校」「毎日登校」「給食ありの1日」
「30分授業2回」「「30分授業4回」「45分授業3回」
等々、子供たちが段階を踏んで学校生活や授業に慣れていくことを重視しました。

○写真は、今日、登校した1年生の様子です。(教室で前後左右の間隔を開けた児童席の様子、流し場に並ぶ子供たちの様子)

きれいな虹が出ました

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○熱帯のスコールのような激しい雨が降った後で、職員室の先生に声をかけられ、南の空を見上げると、綺麗な虹が架かっていました。雨の後に虹を見ることはよくありますが、はっきりと何色もの色に分かれて見える虹はあまり見たことがありません。(写真を見ると紫、緑、赤などの色がはっきり見えています。)
とても得した気分です。明日はよいことがありそうです。

準備着々

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○昨日、東京都の「緊急事態宣言」が解除されました。
 さくら小学校も、当初の予定通り6月1日から学校再開が出来そうです。〔再開に向けての保護者会は、5月28日(1〜3年)、5月29日(4〜6年)に行います。)
○写真は、流し場とトイレの様子です。学校再開に向けて、感染予防のために学校で出来ることを工夫しています。

さくら小 心のレター 2

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○1年生の子から、「さくら小 心のレター」が届きました。
・以下、原文のまま紹介します。

だいじょうぶです。
だってゆうきがあるからです。
いつになったら しょうがっこうにいけるんですか。
たのしみです。
○○せんせいへ
なんで べんきょうをしないといけないの。

1年生なのに、とてもしっかりした字で書かれた「心のレター」です。
「なんで べんきょうをしないといけないの。」
との質問には、○○先生が電話連絡の時に答えると話していました。

2年生の花壇

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○学校西側にある学年園を訪ねると、2年生の花壇が綺麗に整備れていました。(写真上)実は2年生の先生から、「6年生と同じように、2年生の花壇も綺麗に整備したので紹介して下さい。」との声が掛かったのです。どうやら担任の先生は「非常事態宣言」の影響で、自宅学習を続けている2年生の子供たちを元気づけたかったようです。写真下は茄子の苗です。他にも○○や△△も植えてありました。
○2年生の子には、今度登校するときまでの成長を楽しみにしていて欲しいと思います。

心の叫び

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○写真の「さくら小 こころのレター」が学校のポストに投函されていました。
 読んでみると、書き手の思いがストレートに伝わる手紙でしたので紹介します。まさに心からの叫びです。

・1年生からの「こころのレター」です。

 がくどうのトムとジェリーが見られなくてざんねん
 がくどうでおべんとうがたべられなくてざんねん
 せんせいにあえなくてさみしい
 こうていであそべなくてざんねん
 のぼりぼうができなくてざんねん
 こうえんでローラーすべりだいができなくてざんねん
 ブランコがうまくできない
 ピクニックができない
 ともだちとあそべない
 キャンプができない
 バーベキューができない
 さみしいから はやくがっこうがはじまってほしい


・心のレターいっぱいに、心からの叫びが書かれていました。どんな言葉よりも気持ちが伝わってきます。

ジャガイモ & キャベツ

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●学年菜園:6年生のジャガイモ
 しっかりと葉を広げ、十分に日光を浴びて順調に育っています。例年は、理科の学習用に子供たちが育てているジャガイモですが、今年は臨時休校のため先生が世話をしています。

●鉢植えキャベツ:3年生の観察用キャベツ
 見事に葉っぱがかじられてるキャベツです。ひどい状況なので職員室にいた先生に聞いたところ、蝶の幼虫を観察するためのキャベツとのことでした。狙い通り青虫は大きく育ちキャベツは立派な餌となっていますが、子供たちが登校し青虫の観察をするまでキャベツが持つのか、青虫が蝶になってしまわないか、心配です。


教材配布 その2

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○教材配布日二日目は、3年生、2年生、1年生の保護者の方に、教材を取りに来ていただきました。1年生は朝顔、3年生は鳳仙花と向日葵の栽培のためのキットも配布しました。種まきの時期の関係で配布したのですが、保護者の方には、大荷物となってしまい申しわけありませんでした。しっかり観察しながら大切に育てて欲しいと思います。
○写真は、配布教材をそろえている体育館の様子です。

教材配布 20200511

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○新型コロナウィルス感染防止のため、臨時休校が5月末まで延長となりました。そのため、今日は、延長期間中の教材と子供たち一人一人のアカウントを配布しました。(今日は6〜4年生。明日は3〜1年生に配布予定です。)アカウントはオンライン学習を行うために必要なものです。しかし、アカウントを配布したら、すぐにオンラインでの学習が可能になるわけではありません。一つ一つ出来るところから始めることになります。まずは、担任と子供たちがオンラインでつながり、顔を見ながら朝の健康観察を行いたいと思います。そして、次は・・・・。その次は・・・・。次の次は・・・・・。
一歩一歩、進めていきたいと思います。

○学校が休校となって、5月末で3ヶ月になります。感染予防のために、自粛を継続していくことは重要です。しかし、自粛の先にある学校再開を見据えていくことも大切です。自粛は新型コロナウィルス感染防止のためであって、自粛そのものが目的ではありません。ぜひ、コロナ終息後の学校の再開を視野に入れておいてほしいと思います。
学校再開に向けて必要なことはいろいろありますが、まず
「生活のリズムの確立」
「早寝、早起き、朝ご飯」
「学習習慣の確立」
の3つは、5月中に元に戻しておきたいものです。

○写真は、教材配布場所の体育館の様子です。窓を開け、間隔を取り配布するようにしました。床にある封筒の中に教材が入っています。落ちているわけではありません。距離を取って、出席順に床に置いてあるのです。

いつの間にか 葉桜に

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○写真上:校庭の葉桜
 いつの間にか、校庭の桜花が、見事な「葉桜」になっていました。
3月になってから、新型コロナウィルス感染予防のための臨時休校が始まり現在に至っています。例年ならば、今頃は4月の始業式や入学式等、学校としての大きな行事を終え、少し、ほっとして、運動会に向けて頑張り始める時期です。そして、そんな時期に華やかに咲く「金木犀」や「躑躅」等の花々に目を奪われている頃でもあります。
 しかし、今年は子ども達がいない日が続き、気づかぬうちに、校庭のソメイヨシノは、見事な葉桜になっていました。まるで、初春からいきなり初夏にワープしたようです。そして、気づかぬうちに春が過ぎ去り、とても損をした気分です。
 早く新型コロナウィルスの感染が治まり、子ども達と共に「季節」を目一杯楽しめる日が来ることを願っています。

○下の写真は、6年生の花壇で順調に育っている「ジャガイモ」です。


こどもの日

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●5月5日は、こどもの日 です。(端午の節句、菖蒲の節句とも言います。)
 最も、子ども達の健全な成長を願う「こどもの日」となったのは1948年からで、それ以前は、端午の節句といわれ、男の子のお節句でした。女の子の桃の節句と違い、五月人形(武者人形、金太郎、武蔵坊弁慶など)や鎧、兜、刀、などを飾り祝います。
 写真は、地域の方から、さくら小学校に寄付して下さった武者人形です。手には弓矢を持っている、りりしい顔をした武者人形です。
 今年は、新型コロナウィルス感染防止対応で、3月4月のほとんどが学校休業日となってしまいました。「緊急事態宣言」は5月6日までとなっていますが、5月7日以降も継続されそうとの報道もあります。早く正常な学校生活が送れるよう、新型コロナウィルスが治まってくれることを願っています。

図書室○○コーナー

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さくら小学校の皆さんへ

 図書室に、トキワ荘コーナーが出来ていました、図書館司書の葛西先生が作ってくれたのだと思います。「トキワ荘って何?」という方も多くいると思います。 

トキワ荘とは、昔、椎名町にあったアパートです。さくら小学校からは歩いて15分位の所にありました。そのトキワ荘には、手塚治虫さんを慕って集まった若い漫画家がたくさん住んでいて、後に日本の漫画界を支える存在になっていきました。

・手塚治虫さん:
鉄腕アトム、火の鳥、ブラックジャック、ジャングル大帝、アドルフに告ぐ、ブッダ、海のトリトン、どろろ、リボンの騎士、マグマ大使など
・寺田ヒロオさん:
スポーツマン金太郎、背番号0など
・藤子不二雄さん:
オバケのQ太郎、ドラえもん、パーマン、怪物くん、笑うセールスマン、プロゴルファー猿、キテレツ大百科、、まんが道など、
・石森章太郎さん:
サイボーグ009、仮面ライダー、人造人間キカイダー、HOTEL、漫画経済入門など
・赤塚不二夫さん:
ひみつのアッコちゃん、おそ松くん、天才バカボン、モーレツア太郎
など

上記の方以外にも、多くの若手の漫画家の方々がトキワ荘に住んだり、出入りしたりしていました。トキワ荘の様子は、藤子不二雄さんの「まんが道」に詳しく描かれています。

 さくら小学校の皆さんは、現在新型コロナウィルス感染予防のため休校中で、なかなか外出する機会がないと思いますが、皆さんの住んでいる要町や千早町や長崎町の近くには、実はいろいろなものがあり、歴史があります。その一つがトキワ荘です。なかなか外出できない今だからこそ、ぜひ自分たちが住んでいる地域について調べてみるのもよいと思います。そしてコロナウィルスが治まったら、休校中に調べたことを元に、改めて地域を散策してみて下さい。

*長崎町近辺には、長崎アトリエ村、彫刻公園、長崎富士等々、いろいろなものがあります。
*「鉄人28号」や「伊賀の影丸」「バビル二世」「三国志」などを描いた漫画家の横山光輝さんも、近所にお住まいだったそうです。

家で出来る学習 その8 俳句づくり

○俳句づくりに挑戦してみませんか。
 俳句は、「5 7 5」の17文字でできています。
 俳句には、季節を表す「季語」を入れます。
 俳句には、「切れ」があります。「切れ」とは、意味や内容調子の切れ目のことです。

俳句の定義はこれだけです。世界で一番短い定型詩とも言われています。
「切れ」は少し難しいので、とりあえず「5 7 5」と「季語」の2つだけを考えて自分で作ってみませんか。

有名な俳句

「古池や 蛙とびこむ 水の音」 松尾芭蕉
「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」小林一茶

なども、「5 7 5」の17音で季語が入っています。

○上の俳句の季語は「蛙」「雀の子」で、季節は春です。
 季語は歳時記に載っていますが、俳句作りを始めるときは、あまり難しく考えないで「季節のわかる言葉を一つ入れる。」くらいの軽い気持ちで作るとよいと思います。
例えば、以下のものも「季語」です。
・入学式、桜、花見等々・・・・・は春。
・夏休み、プール、スイカ割り、海水浴、かき氷等々・・・は夏。
・紅葉、栗、運動会、稲刈り等々・・・は秋。
・雪、氷柱、こたつ ストーブ等々・・・は冬。

どの季節か悩んだら、ネットで「季語 ○○」と検索するとよいと思います。


ということで、
1,まずは、思いつくまま、たくさん俳句を作ってみて下さい。
2,」そして、家の人や友達に見てもらって下さい。
3,そして、感想を聞いて下さい。

●できた俳句は大事にとっておいて、夏以降に行われる俳句コンクールに出してみませんか。
参考:炎天字一茶祭り全国小中学生俳句大会 9月
   深川発祥小学生俳句大会 9月
これ以外にもたくさんの俳句大会が全国で行われています。〔HPで調べて下さい、たくさんの「俳句大会」があります。たくさんの句を作っておいて、募集の時期に、コンクールに応募してみてください。

学校の花々

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○学校内を巡回していると、いろいろな花を見つけます。
どの花も綺麗で赤・白・ピンク・黄色・・・・・・と色鮮やかですが〔写真上:スキップ入り口そば、写真中:正門入って右側)、今日は校舎裏でタンポポを見つけました。花は終わっているのですが、白い綿毛は今にも飛びそうです。そんなタンポポを見ていると、思わず「がんばれ」と声をかけたくなります。〔写真下)

家で出来る学習 その7 新聞を作ろう

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○今回は教科書から少し離れて、「新聞づくり」を紹介します。
実は「新聞づくり」は社会科のまとめなどでよく使われる手法です。単元で学んできたことをまとめて、それを新聞にします。新聞という形にすることで、学んできたことを振り返りまとめることが出来るのです。

○今回紹介する新聞作りは、学習のまとめではなく、身近な出来事を振り返って作るものです。楽しみながら取り組むとよいと思います。

○流れ
1,まず、新聞の名前をつけます。
・「○○新聞」等・・。自分の名前をつけたり、好きなものの名前をつけたり、やる気になる名前を考えてください。

2,発行する回数や頻度を決めます。
・日刊、週1回、2週に1回、不定期・・・・。無理のないように決めて下さい。2週に1回と決めて、途中で発行したくなったら。臨時号とすればよいのです。

3,新聞にする土台となる紙を用意します。画用紙やコピー用紙などがあればよいのですが、なければ大きめの広告の裏でも大丈夫です。

4,掲載する記事を探します。出来れば、身近な「楽しかったこと」「嬉しかったこと」「感動したこと」など、元気の出る記事がよいと思います。記事にしようとすると、発行日までに身の回りの「元気の出る事」に目がいくようになります。また、集めた記事は、小さい紙に書いておくと、編集するときに便利です。

5,新聞のレイアウトを考えます。
・集めた記事を紙の上に置いて、大きく扱いたい記事、そうでもない記事等々・・・。紙面を決めていきます。大きな扱いにする場合は、少し大きな紙にその記事だけを書き換えれば見栄えがよくなります。また、挿し絵を入れたり、4コマ漫画を入れたり、記事をインタビュー形式にしたりしても面白いと思います。

6,見出しをつけます。
・記事の見出しをつけます。実はこの「見出し」づくりが、今回の新聞作りで一番難しくて、楽しいところです。見出しは、「短い言葉で記事の内容を知らせる。」ことが大切です。国語の文章の要点をつかむこととよく似ているのです。

7.小さな紙に書いた記事を、新聞の土台となる紙に張っていきます。
・小さな紙に書いておいた記事をレイアウトします。土台の紙に直接書くと失敗したときが大変ですが、小さな紙ならば書き直しも楽ちんです。

8.できあがった新聞は、家族の集まる場所に置いておき、自由に読んでもらうとよいと思います。また、夕食後などに家族を前にして発表するのもよいと思います。


○効能
・身近な楽しい出来事に目を向けることで、少し気分が明るくなる。
・文章を書くこと、見出しをつけることで、言語力が向上する。
・保護者の方と共通の話題が出来る。
・作った新聞が増えることで達成感が持てる。

○写真は、「広報としま 2020 4/21 情報板」です

家で出来る学習 その6 教科書を使った国語

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 家庭で出来る学習 その6 は、教科書を使っての学習です。
 どの学年でも使えますが、学年によって少しの工夫が必要です。
 低学年は、保護者の方と一緒にやると効果的だと思います。ぜひ、親子でやってみて下さい。3年生以上は一人で出来ると思います。
 また、1・2年生の教科書は挿絵が多いので、最初に挿絵を見て、どんなお話かを想像すると読む事への興味が高まります。また、1,2年生で音読が苦手な子の場合は、初めに保護者の方が読んで、その後に子どもに読ませるとよいと思います。

○流れ
1,教科書の「単元(物語や説明文)」を、まず声に出して読みます。
・声に出して読むと、「はっきりと読めない漢字」や「意味のわからない言葉」がはっきりします。黙読だと読めた気になってしまうので音読がお勧めです。

2,「読めなかった漢字」や「意味のわからない言葉」に線を引きます。(どんな線でもよいのですが、いくつか線を引く活動がありますので、やることによって引く線の種類を決めておくとよいと思います。
・わからない漢字や言葉を国語辞典や漢字辞典を使って調べると、辞典の使い方にも慣れるので一石二鳥です。

3,段落に分けていきます。
・物語文の段落は、文のまとまり毎に、間が開いていることが多いので、それを目安にします。
・説明文の場合も同様ですが、説明文の場合は、形式段落に分けてから考えるとわかりやすいです。形式段落は、文の最初が一文字下がっています。下がっている隙間に番号を書きます。例1,2・・・・

4,段落毎に読み深めていきます。
 物語文の場合は、
・登場人物〔特に主人公)に注目して読んでいくと分かりやすいと思います。
・登場人物の言葉(「  」の部分)や、気持ちを表す言葉を見つけて線を引いて、その時の気持ちを考えていきます。言葉(「 」)の前後の言葉に注目するのもよいと思います。同じ言葉でも、言葉の後に「〜〜と叫んだ。」「〜〜と語った。」「〜〜とつぶやいた。」「〜〜とささやいた。」では気持ちが違ってきます。
・物語によっては、「時間の経過を表す言葉」に注目することもあります。
・主人公は「・・・な気持ち」「・・・と考えている。」とまとめます。

・説明文の場合は、
・形式段落をしっかり読んで、その中で作者が一番言いたいことは何かを考えます。
・「作者が一番言いたい」と読み取ったところに線(−)を引き、形式段落の番号とともにノートに書いていきます。

5,まとめます。
・物語文:段落毎にまとめた主人公の気持ちの変化を見直して、作品全体で自分が読み取ったことをまとめます。
・説明文:段落毎に読み取った作者の言いたいことを見直して、作者がこの説明文全体で一番言いたいことを考え、まとめます。、

●低・中学年では、挿絵に注目するのもよいと思います。挿絵をよく見ることで、主人公の気持ちを考えさせたり、周りの様子を想像させたりすることは、低・中学年では効果的です。


 いろいろ書いてきましたが、基本は
「全文を音読するーわからない漢字や言葉を調べる」ー段落毎に読み取るーまとめる」
です。
 しかし、これが絶対ではありません。各ご家庭で工夫してみるのもよいと思います。

写真は1年生の国語の教科書です。

家でできる学習 その5 教科書を使って

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●家庭で出来る学習その5は、教科書を使って行う学習の仕方です。
・今回は、算数の教科書を例として考えます。写真は、令和2年度に使用予定の3年生の算数の教科書です。今回の教科書には、教科書の使い方が親切に書かれています。

●新しい単元に入ったとき
○学習の入り口
 日常生活の中の、今まで学習してきた内容で考えることができる問題が最初に出てきます。〔単元の大まかな学習問題をつかみます。)

○1時間毎の学習〔教科書に書かれています)1時間分は2〜4ページです。
1,今日の問題をつかみます(家庭でやるときには、ノートに問題を書き写すとよいと思います)
2,学習の目当て(学習問題)をよく読んで、何を求めるのかを確認します。
3,考える手がかりを活用します。(教科書にたくさんの手がかりが書かれています。最初は、手がかりを見ずに問題解決に取り組んでみて下さい。)
4,大切な見方・考え方に気がつきます。(算数の決まりや約束事、方程式や計算の仕方や計測の仕方など、大切な価値観に気がつく最も大切な瞬間です) 。大切なことは太字になっていたり、色が変えてあったり、枠で囲ってあったり、印がついていたり、目立つように書かれています。場合にとっては、練習問題が用意されています。
5,学習のまとめをします。

○学習の仕上げ
1,学んだことを使ってみます。
2,学んだことを確かめてみます。

●子ども達が使う教科書は、子どもたちの思考の流れに沿って書かれています。極論すると、教科書を読むだけで、学習の内容が理解できるようになっているのです。また、算数の1時間分の学習は、教科書にすると、わずか2〜4ページです。少ない分量ですので、丁寧に丁寧に教科書を読んでみて下さい。
また、忘れて欲しくないことや大切なことは、必ず太字になっていたり、目立つ色になっていたり、枠で囲われていたりします。また、是非身につけて欲しいことに対しては、繰り返して練習するように、必ず練習問題がついています。つまり、練習問題がついているところはとても重要なところと言えます。
 いろいろと述べてきましたが、ぜひ、教科書を読み物としてページに沿って読んでみてください。意外と分かりやすくて驚くと思います。1日40分程度、算数の教科書学習に取り組むと、勉強の仕方がわかってくると思います。

家庭でできる学習 その4 漢字

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○へんの仲間集め競争
漢字には「へん」と「つくり」があります。
そんな 「へん」の仲間集め競争です。

●やり方
・同じ「へん」の漢字を3分間でいくつ書けるかを競います。「家族で競争」してもいいですし、個人で「タイムトライアル」としてもよいと思います。
・例えば、「「木へん」の漢字を集めなさい。」
・「時間は3分です。」
・「用意スタート」松、杉、檜、材、桐、楓・・・・・・・。
・「ストップ。」
・書かれた漢字が本当にある正しい漢字か国語辞典などで確かめます。
・正しい漢字の数が得点になります。
・対決の場合は、得点が多い方が勝ちです。タイムトライアルの場合は、得点を記録しておき、記録更新を目指します。

○注意:あまり考える時間が長いと飽きてしまいます。長い時間やっても、なかなか同じへんの漢字は出てこないものです。3分位がよいところです。そして、集めた漢字が本当にあるのか、国語辞典か漢字辞典で調べ、答え合わせをします。漢字辞典を使うと自分が気がつかなかった漢字がいやでも目に入ってきます。

●効果
・漢字の「へん」集めを通して、同じへんの漢字に共通するものを考えることで、漢字の意味を知ることが出来ます。

(参考)
・「木へんの漢字」:板、杉、松、檜、桐・・・・・・・。
*「木へん」がつく漢字は、ほとんどが木に関係のあるものです。
・「金へん」は金属に関係したもの、「さんずい」は水に関係したもの

「へん」にはそれぞれ意味があります。その意味がわかれば、漢字の意味も想像できるようになります。また、「つくり」の部分は、音読みを示していることがよくあります。
例えば、「板」を例に取ると、「木へん」なので「木」に関係する漢字だと想像できます。また、「つくり」を見ると「反」です。読み方は「ハン」「バン」ではないだろうかと想像できます。実際「板」の音読みは「ハン」「バン」です。

 仲間の漢字をたくさん考え、書くことで共通性に気がつきます。また、「つくり」を見ると「音読み」が想像できるので、知らない漢字も何となく読めるようになります。

●兄弟でやる場合は、話し合って、高学年にハンデをつけて下さい。何回かやるうちにハンデを増やしたり減らしたりすると面白いと思います。ゴルフと一緒で、学年が下で漢字を苦手としている子ほど、ハンデが大きくなります。勝負は競らないとつまらないものです。また、ゴルフではシングルプレーヤーは憧れの存在ですが、漢字仲間集めでも、漢字をよく知っている子は、ハンデが少ないシングルプレーヤーです。ハンデ減らしを目標にする子がいてもよいと思います。楽しみ方はそれぞれです。

家でできる学習 その3

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今回は、音読(声を出して文字を読むことです)の勧めです。音読には、〔音読、朗読、素読、高速音読)などがあります。

●参考:音読の代表的なものは、
・音読:自分のために読む。文章の内容を理解するために読む。
・朗読:聞き手のために読む。文の意味を伝えるために読む。
・素読:意味の解釈をしないで、書いてある文字を大きな声で読む。
・高速音読:一息で3〜4行文を一気に読む。読んでいる文の3〜4行先を見てイントネーションやリズムに気をつけて読む。
 どれも音読です。どの読み方でも、下記のような音読の効果はあると思います。

●音読をする効果は・・・
○読解力が鍛えられる。
 声に出して読むことで、視覚〔文字を見る)聴覚〔読んだ声を聞く)運動能力〔口を使い話す)が鍛えられる。
○コミュニケーション力とリズムが鍛えられる。(滑舌よくイントネーションをはっきりとしテンポよく話すことで、会話力が上がります)
○滑舌がよくなる。
等々・・・・。
・黙読の場合は「視覚」で読みますが、音読は声に出すことで「視覚」「聴覚」「運動能力」を使うため、より、記憶に残りやすくなるそうです。

○要するに、「大きな声で」「はっきりと」「テンポよく」「なるべく速く」読むとよいのです。また、音読にもいろいろありますので、読むものによって音読の仕方を変えてもよいと思います。

●参考に
・聞き手がいるときは「朗読」
・よく意味がわからないものは「素読」
・内容をよく知りたいときは「音読」
・より高度なものに挑戦したいときは「高速音読」

ちなみに、テレビでよく見る江戸時代の寺子屋は論語を「素読」していたようです。

○1日5分でも10分でも効果は上がります。ぜひ、各ご家庭で音読をする機会を作ってあげて下さい。保護者の方が聞き手になってくれれば「朗読」ができます。伝えようとする気持ちが、文章理解力を高めます。
教科書や年表も音読の材料となります。難しそうだったら、素読から始めてみて下さい。

○写真上:本日の1年1組の教室
○写真下:本日の校庭
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学校行事
1/1 元日
1/4 閉庁日

学校だより

学年だより

給食献立表

保健だより

その他

給食だより

校内研究

いじめ防止基本方針

年間行事予定

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