最新更新日:2024/10/29 | |
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6月3日(水)、手洗いをこまめに。6月2日(火)、30分授業。6月2日(火)、授業本格始動。6月1日(月)、登校時の受付の様子ほか。6月1日(月)、友達と久々の再会。6月1日(月)、クラス全員での生活はまだまだ先です。6月1日(月)、学校再開初日。家庭科新聞50号その2 令和2年5月31日版途中で何度もやめようとか、もう少し間(あいだ)をあけて出そうとか、土曜日、日曜日はやめようかと思いましたが、その度にこの新聞について、お褒めの言葉をもらったり、お礼の言葉をもらったりすることがあり、どうにか続けることができました。 本当にありがとうございました。 この家庭科新聞は、何年も前に友人が書くことを勧めてくれたことがあり、ずっと気になっていました。 今回、学校が休業中に何かできないかと考え、書くことにしました。いつも家庭科の授業で扱っている内容もこの新聞には、書いてありますが、勉強不足でなかなか授業で扱えなかった内容も今回、勉強して、載せることができました。 いざ書き始めると何本も使えないものがあったり、何時間もパソコンに向かっても進まなかったりしてきつかった面もありましたが、続けることが自分自身の力(ちから)や自信になったと思います。 誰にもわかってもらえないかもしれないけれど、続けることに価値があるものがたくさんあります。例えば、家庭の仕事は普通にやっているだけかもしいれませんが、それを実行することで知らないうちに『生きる力』になっています。今回、家庭科の宿題で家のお手伝いがありましたが、『生きる力』をつけてほしいという願いも含まれています。 家庭科という教科は、家庭生活に生かして、よりよい生活の実現に向けてこそ初めて価値あるものになると思います。これからも、それを目指して、やっていきたいと思っています。 今まで、読んでいただきありがとうございました。 家庭科新聞50号その1 令和2年5月31日版
テレビの旅番組、電動バイクでずっと走っている番組やバスで移動している番組など色々あります。景色もいいけれど、その土地の美味しい食べ物を見るのも目的です。今の出来事が終わったら、美味しいものをいっぱい食べに行きたいです。
今回、その中で『くず餅』を扱っている番組がありました。黄粉(きなこ)と黒蜜をかけて食べるくず餅って、最高です。 どうやって、『くず餅』って作るんでしょうか。夏によく黒蜜をかけて食べるくずきりとは、全く食感も見かけも違います。 調べてみたら、私たちが『くず餅』と呼んでいるものは、発酵食品で、「和菓子で唯一の発酵食品」でした。 ある東京の有名店のくず餅は、原料の小麦粉を練って水洗いした後、くず餅に必要なでんぷんを沈殿させます。それと木曽川水系の名水と一緒に木樽で450日間かけて、乳酸発酵させ、それを数日間、水洗いして、酸味を乗り除いて、くず餅に蒸し上げるそうです。すごく手がかかっています。 ヨーグルトや○○ピスも乳酸菌で作る発酵食品です。同じ乳殺菌の発酵食品でも相当、違いますね。そして、発酵食品って、本当に面白いです。 名前は、くずは、東京都区部東部の葛飾郡の「葛(くず)」に由来していて、関西の葛と区別するために久寿(くず)という字をあてたという説があるそうです。 くずきり(葛きり)や葛餅は、葛粉から作られ、『関西風の葛餅』といわれているもので、発酵食品の葛餅は、『関東風のくず餅』』と言われています。 今日は、『関東風のくず餅』ではなく、涼しげな『関西風の葛餅』を作り方の説明をしたいと思います。 これからの暑い季節にピッタリなお菓子です。 透明に仕上げるのは、難しいですが、是非、挑戦してみてください。 『関西風葛餅』 [用意するもの] ・葛粉(本葛粉) 50g ・水 250cc ・黄粉(きなこ) 適量 ・黒蜜 適量 [作り方] 1.ボウルに葛粉を入れ、水を少しずつ入れ、葛粉を溶かす。 2.裏ごし器や茶こしなどこしながら、鍋に移す。(溶け残っているものをなくすため) 3.鍋を火にかけ練る。火加減は、初めは強火で温め、透明感と粘りが出てきたら中火にして、練る。全体が透明になったら鍋を火を止める。 4.水に濡らした平らなお皿などに移し、へらなどで平たくする。 5.お皿を冷水が入っているボウルなどに沈め。冷やす。 6.葛餅を皿から取り出し、水気を切り、食べやすい大きさに切り、器に盛る。黄粉と黒蜜をかける。 家庭科新聞49号 令和2年5月30日版バリアフリーが人を隔てたり、行動を妨げたりする障壁(バリア)を除去する、例えばの段差をなくす、トイレに手すりをつけるなど、使う人の実態に合わせて建物を設計したり、改造したりする状態をあらわす言葉なのに対し、ユニバーサルデザインは、ユニバーサル=普遍的な、全体の、という言葉が示しているように、「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や障害の有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることをいいいます。 『牛乳パック』は、健常者の人たちは、外装で牛乳か他の飲料か、すぐに判別がつきますが、視覚に障害のある人にとって外装のみに差をつけただけでは判別がつきません。そこで考えられたものが牛乳パックの上部の切れ込みです。これで牛乳と他の飲料とのパックの判別ができます。切れ込みで判別するのは、図書カードなどのプリペイドカードにも見られます。もし、何かカードが手元にあったら見てください。種類によって切れ込みの場所が違います。視覚に障害のある人は、それを判断して使っています。 階段の多くには、『手すり』がついていますが、それは必ずしも使いやすいとは言えません。特に握る力が弱くなっている高齢者の方には。そこで考案されたのが、くねくねと曲がった波型の手すりです。波型のものには取っ手の様に使える垂直部分と杖の様に使える水平部分があり、体重をかけやすい作りになっています。ちょっと形を変えるだけで今まで普通だと思っていたが遥かに便利になります。 『シャンプーボトル』の上や横のきざみは、触っただけでシャンプーとコンディショナーが区別できるようにつけられたものです。この話は、直接、このきざみを入れた○王株式会社の人に聞いた話です。「シャンプーとリンス(今のコンディショナーです。)の容器が同じで区別できない。」「洗髪時、目をつぶっているとわからない。」「目が不自由なので容器に工夫してほしい。」と消費者相談窓口に寄せられていた要望から、このデザインは、生まれたそうです。 そして、この会社は、シャンプー容器にきざみを入れることを、業界で統一することが消費者のためになると考え、実用新案の申請を取り下げ、業界各社にはたらきかけました。その結果、現在では、ほとんどのシャンプーボトルにきざみがつくようになったそうです。 これから、私たちが暮らす日本は、確実に高齢化社会が進みます。今後、商品やサービスを開発するにあたり必要不可欠なものが『ユニバーサルデザイン』です。それは、私たちが暮らしやすい環境にするための知恵と努力だと思います。 是非、身の回りの『ユニバーサルデザイン』を探してみてください。 5月29日(金)、分散登校に向けての準備ほか。家庭科新聞48号 令和2年5月29日版
この3カ月、野菜の値段が乱高下していますが、野菜で一番、価格の変動が少ないのは何だと思いますか?
それは、『もやし』です。家庭科新聞37号で扱ったジャガイモも価格変動が少ない食品ですが、『もやし』はスーパーに行くと、いつでも20円〜40円で売られている家計に優しい食品です。 『もやし』は、豆を水にひたして発芽させた野菜です。 我が家の近くのスーパーには、いつも1種類しかありませんが、大きく分けて3種類あります。 スーパーでよく売っているもやしは「緑豆もやし」、もやしの先に豆が付いているもやしは「大豆もやし」、細いのが「細もやし」(ブラックマッペもやし)の3種類です。流通の割合としては緑豆が85%、大豆が10%、ブラックマッペが5%くらいだそうです。 『もやし』は、90%以上が水分ですが、ビタミンB群やビタミンCのビタミン類やカリウムやカルシウムなどのミネラル類をバランスよく含んでいます。そして、緑豆もやしは1.7%、大豆もやしは3.7%のたんぱく質を含んでいる優秀食材です。 さらに発芽によって新陳代謝を高める働きをするアミノ酸の一種であるアスパラギン酸が作られるそうです。いわゆる発芽パワーです。発芽玄米とか、この頃、発芽何とかをよく聞きますよね。加えて、疲労回復や肝機能向上なども期待できるとか。暑さで夏バテしがちな時期にもぴったりな食材。クセのない味なので色々な料理に使えるところも魅力です。『もやし』のすごさは、書いたらきりがありません。 その上、安くて低カロリーなのでダイエットの強力な味方になります。 欠点といえば、ビタミンやミネラル類は熱に弱いです。蒸したり茹でたりは短時間で仕上げ、炒める際は最後に入れるのがおすすめですが、あまり、気にせず、たくさん食べてほしいなと思います。 ※『もやし』の発芽パワーというのは、本来の栄養素に加えて、発芽・成長しながら、あらたに別の栄養素が生成するということです。 今日は、簡単なもやし料理を紹介します。簡単で美味しいと思います。 ゆでて混ぜるだけなので、是非、作ってみてください。 『もやしナムル』 [用意するもの] ・もやし 1袋 (緑豆もやしか細もやしがいいと思いますが、大豆もやしを使う場合は、調味料を増やした方がいいかもしれません。) ・鶏ガラスープの素 小さじ2/3 ・食べるラー油 小さじ1/2〜1(お好みで) ・醤油 小さじ1/2 [作り方] 1.もやしを軽く洗う。鍋に水を適量入れて、もやしを入れ、水からゆでる。 2.鶏ガラスープの素、食べるラー油。醤油を混ぜる。 3.1が沸騰したら、ざるに上げて、ボウルに移し、2を混ぜる。 虹!その後、太陽の日が差すと、大きな虹が架かっていました。 虹は、大気中に浮遊する水滴の中を光が通過する際に、分散することで特徴的な模様が見られる大気光学現象です。帯の中には様々な色の光の束が並んでいるように見え、色の配列の端は必ず赤と紫です。 日本では一般に「赤 橙 黄 緑 青 藍 紫(せき・とう・き・りょく・せい・らん・し)」の7色とされていますが、アメリカ合衆国では一般的に6色とされることが多く、ドイツでは5色とされることも多いそうです。 写真では見えませんが、肉眼では虹の外側にもう一つの虹が架かっていました。これは、主虹(しゅこう、しゅにじ)、または1次の虹と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、副虹(ふくこう、ふくにじ)、または2次の虹と呼ばれるうっすらとした虹が見られた現象でした。主虹は、赤が一番外側で紫が内側という構造ですが、副虹は逆に、赤が内側、紫が外側となります。 虹は太陽の反対側に見られ、太陽が高い位置にあるときは小さな虹が、夕方など太陽が低い位置にあるときは大きな虹が見られます。本日の写真は、夕方の17:50ですから、大きな虹だったわけです。 ちなみに、虹の英語「レインボー」(rainbow)は、「雨=レイン」(rain)と「弓=ボー」(bow)が合わさった単語、「雨の弓」を意味するということを知っていましたか? 6月1日(月)からの学校再開に向けて、素敵な「大気光学現象」を観ることができました。 校長 江川 登 5月28日実施 保護者説明会資料(一部)掲載
5月28日(木)に実施しました、保護者説明会の資料(一部)を「配布文書」に掲載いたしました。
・「学校再開時の教育活動について」 ・「西池袋中学校再開に際して生徒の皆さんへのお願い」 ・「登校日における給食について」 6月28日(木)、学校再開に向けて。5月28日(木)、保護者説明会。家庭科新聞47号 令和2年5月28日版今日は、他の4つの五味・五色・五法・五適について書きたいと思います。 五味とは酸味、苦味、甘味、辛味、塩味という5つの味を意味してます。 この中には、旨味は入っていません。 五色は赤、青(緑)、黄、白、黒の5色を意味し、料理の色だけでなく、器の色、料理に添えられる葉や花など色も含まれます。 (「○○ちゃんに叱られる」で日本は、昔から緑のものを青いと表現していたと言ってました。青野菜と言うけど、緑野菜とか言いませんよね。) 五法は生(切る)、煮る、焼く、蒸す、揚げるといった5つの調理法のことです。 五適は、適温、適材、適量、適技、適心を意味しています。何となく意味が分かりますよね。五適には、過ぎたるは及ばざるがごとしなんて言葉が浮かびます。 これらのことから、『和食』は、五つの味を、五つの色で、五つの方法で調理し、五つの適度な状態で五覚(五感)を使って楽しむ料理だそうです。 それが『和食』が芸術と言われる理由で、毎日、食べても飽きないのかもしれませんね。 豊島区立図書館 開館<サービス開始日・開館時間> 令和2年5月28日(木)〜 中央図書館 午前10時から午後5時 <利用できるサービス> ・予約済み資料の受け渡し・返却のみ ただし、5月28日(木)〜6月3日(水)の期間は、区内在住の方限定。 各日とも午前中は児童書の受け渡しを優先 お問い合わせ 豊島区立中央図書館 家庭科新聞46号 令和2年5月27日版『和食』は、2013年に無形文化遺産(ユネスコ世界遺産は、建築物など有形文化財を対象にしています。)として登録されました。 「和食:日本人の伝統的な食文化」、日本の気候や風土の中で育まれてきた独自に発展をとげてきた料理『和食』の文化が登録されています。 『和食』に大切なのは、五味・五色・五法・五適・五覚とされています。 今日は、最後の五覚について書きたいと思います。 五覚とは、『五感』のことで、視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚をフル活用して美味しい料理を味わおうという意味です。 ・視覚(目で見る):料理の色、つや、照り、料理の季節感、盛り付け ・嗅覚(鼻でかぐ):料理の香り、食品素材の香り、調理中の香り ・触覚(口ざわり、歯ざわり):かたさ、やわらかさ、ねばり、ふわふわ感、ジューシー感、サクサク、カリカリ ・聴覚(耳で聞く):料理を作る音、BGM、食卓での楽しい会話、咀嚼する時の音 ・味覚(舌で味わう):甘味、塩味、苦味、酸味、旨味、味の相乗効果、相殺作用 ※相殺(そうさい)作用とは、2種類の味を混ぜたとき、その一方またはその両方の味を弱められることをいいます。例えばうま味によって塩味が弱まりまろやかな味になったりすることをいいます。 『和食』は、この『五感』を通して、おいしさが伝わる料理です。 すごいと思いませんか。 しかし、料理のおいしさは、五感だけで決まるわけではありません。食事をする時の体調や心理状態、食卓の雰囲気や一緒に食べる相手など、様々な要因が影響します。 これらが、相乗効果になって、はじめて本当の『おいしさ』を感じます。 中学生の皆さんには、食事の時間を大事にして、五感を磨いてほしいと思います。 明日は、五感を抜かした、五味・五色・五法・五適について書きたいと思います。 臨時休業の終了と学校再開のお知らせ
「臨時休業の終了と学校再開のお知らせ」を右側の「学校配布文書」に掲載いたしました。
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