最新更新日:2024/10/29 | |
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家庭科新聞34号 令和2年5月15日版
熱中症に気をつけなければならない季節になりました。さらにマスクをしている環境では、より気をつけなければなりません。
熱中症とは、高温環境下で運動や労働をしていると、体温調節機能が働かなくなり、体温が異常に上昇してしまったりすることです。今では、気温が高いだけでなく、湿度が高い、風が弱いなども要因のひとつとなることがわかっています。 家庭科新聞16号では、日本の牛乳を救う『プラスワンプロジェクト』 〜毎日牛乳をもう(モ〜)1杯。育ち盛りは、もう(モ〜)1パック〜 について書きました。実は牛乳を飲むことが熱中症予防になることがわかっています。 ということで、本日の家庭科新聞は、 日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」 の応援第3弾&熱中症予防第1弾です。 熱中症予防のために、やや強めの運動の後、糖質とたんぱく質を摂取することが有効であることがわかっています。糖質とたんぱく質を同時に摂取する手軽な方法として、牛乳をコップ1杯(200ml)を飲むことが効果的です。 熱中症予防によく利用されているスポーツドリンクも悪くありませんが、良質のたんぱく質と糖質と脂質の三大栄養素そしてカルシウムを摂取できる牛乳は、とても魅力的な食品です。 また、スポーツドリンクに含まれている塩分の摂取が気になるという人や育ち盛りの中学生、骨粗鬆症が気になる女性や高齢者にお勧めできるのが牛乳です。 さらに運動の後のたんぱく質の摂取は筋肉形成に役立つなど牛乳についての細かい内容は、家庭科新聞17号をみてください。 さて、今回もテレビで見て(プラスワンプロジェクトの応援で紹介されてました。)、アレンジして作ってみたら、とても美味しかったので紹介します。 それは、インド料理の飲み物『ラッシー』です。牛乳とヨーグルトの両方を使うので、応援にはピッタリです。そういえば、今日は、『ヨーグルトの日』ですね。 作り方は、材料を用意して混ぜるだけです。とても簡単なので、挑戦して、牛乳応援と熱中症予防をしてくれるといいなと思います。 『ラッシー』 [用意するもの] ・牛乳 100cc(1/2カップ) ・ヨーグルト(無糖) 100cc(1/2カップ) ・はちみつ 大さじ1 (テレビでは、砂糖でした。甘さは、好みに合わせてください。でも、取り過ぎに注意です。) ・レモン汁 小さじ1 (入れなくても大丈夫ですが、入れるとさっぱりした感じになります。) [作り方] 1.材料をすべてボウルに入れて、泡立て器で混ぜる。 2.氷を入れたグラスに入れる。 家庭科新聞33号 令和2年5月14日版現在、中学生が学んでいる家庭科の内容には、次の4つの柱があります。 A 家族・家庭と子どもの成長 B 食生活と自立 C 衣生活・住生活と自立 D 身近な消費生活と自立 これらの内容は、家庭の中のことばかりではなく、家庭生活を基盤としながら、日本の社会や現状についても考えます。そして、自立に向かって、知識や技能を身につけながら、共生社会や持続可能な社会のために何ができるかを考えます。 今回、1年生、2年生、3年生の皆さんに2つの共通の課題を出しました。そして、2年生と3年生の皆さんには、共生社会や持続可能な社会にするためには、どうしたら良いかを考える課題を出しました。(3年生の皆さんに出した課題は、基礎編ではなく、応用・研究編でした。訂正します。) 共通の課題は、次の二つです。 (生徒にお渡したプリントには、もっと細かくやり方が書いてあります。) 1.「掃除をして、快適な生活をしよう」 ・家族共同で使っている場所の2カ所を休み中に掃除をして、プリントにその内容を書くこと。 2.「早ね早おき朝ごはん日記」 記入する日は、5月14日(木)からで、土曜日、日曜日は、抜かしてください。 ・1日最低2回は、「家庭の仕事」(お手伝い)をし、その内容を書くこと。 どちらの課題も最後に保護者の方々の感想を書いてもらうことが書いてあります。 この二つの共通の課題には、家庭の仕事をすることによって、家族の一員としての自覚を持ち、家庭の仕事の大変さを理解してほしいという思いが含まれています。 特に掃除については、3年間、長期休業中には、必ず出す課題です。保護者の皆様が掃除の仕方を教えなければならない場面もあると思いますが、自立への一歩と考えていただき、ご指導お願いいたします。 また、2の日記は、これから学校生活に戻るための準備の意味で出しました。 土曜日、日曜日を含めていないのもそのためです。 保護者の皆様には、どうぞご協力お願いいたします。感想もお願いいたします。 生徒の皆さんには、いつか来る自立を目指し、しっかり取り組み、自分の生活を見直すきっかけになってくれたら、うれしいです。 家庭科新聞32号 令和2年5月13日版
簡単に作れて、しっかり栄養の摂取できる料理はないかと考えていた時にテレビを見て、これだと思い作ってみました。
この作り方で色々、応用が利きます。カツ丼も作ってみました。とても美味しくできたので、いつかそれも紹介したいと思っています。 さて、親子丼とは、煮汁(割下)で煮た鶏肉、タマネギなどを卵でとじ、ご飯にのせた料理です。鶏肉が親で卵が子です。 煮汁のことを割下と言いますが、元々は、割下地(わりしたじ)という言葉から来ています。今回は、めんつゆを使うので、味が簡単に決まり、誰でも美味しくできます。 また、彩りとしてミツバや、刻み海苔などを飾ってもいいと思います。 栄養的には、卵も鶏肉も良質のたんぱく質が含まれています。良質のたんぱく質については、4月28日版の家庭科新聞17号を見てください。 今回も火を使わないので、誰でも安全に作ることができると思います。 それでいて、しっかりとした食事になるので、是非、挑戦してみてください。 『親子丼』2人分 [用意するもの] ・鶏肉(こま切れ、もも、親子丼用) 100g ・片栗粉 大さじ2分の1 ・たまねぎ 2分の1個 ・卵 2個 ・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ3 ・水 大さじ6 ・温かいご飯 丼(どんぶり)2杯 [作り方] 1.たまねぎは繊維を断つように5ミリ幅の薄切りにする。 2.ポリ袋に鶏肉、かたくり粉を入れ、袋の口を閉じて振り、全体に片栗粉をまぶす。 (片栗粉をまぶすと鶏肉がふっくらしっとりし、汁にとろみがつきます。) 3.耐熱皿にめんつゆ大さじ3と水大さじ6を入れて、たまねぎをほぐしながら混ぜる。片栗粉をまぶした鶏肉を加えて、ざっと混ぜる。平らにならし、ふんわりとラップをして電子レンジ(600ワット)に5〜6分間かける。鶏肉に火が通ったら、ザックリと混ぜる。 4.溶き卵を回し入れて、軽く混ぜる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600ワット)に約1分間かける。 5.器にごはんを盛り、4をのせる。 家庭科新聞31号 令和2年5月12日版だから「朝食を食べる」「定期的に運勤をする」「適正体重を保つ」「7〜8時間の睡眠をとる」などのよい習慣がある人ほど、身体的・精神的な健康度が高くなります。また、若い時からよい習慣を身につけている人が健康なのは当然ですが、高齢になってから生活習慣を改善した場合でも、健康上の効果があるので、少しでも意識して生活するといいと思います。年齢を重ねてからでも遅すぎるということはありません。 今日は、昨日の家庭科新聞30号の免疫力アップの話の続きです。 昨日は、健康のための3つの条件の中の[食事]の話を書きました。あと二つは[運動][休養]です。 [運動]は免疫機能を向上させる他にも、転倒を防いだり、脳を活性化させるなどの効果があります。 [休養]には、入浴・睡眠などの消極的休養と疲労回復を早める目的で、軽い運動やストレッチなどを行ったりする積極的休養があります。 入浴によって、身体が温まり、体温が高くなります。するとリンパ球が増えて、免疫機能が高まります。また、身体が温まると血管が拡張して副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。 夜にきちんと眠ることによって、昼は交感神経、夜は副交感神経が優位に働くというき自然な切り替えができるようになります。それは、免疫力アップにつながります。 そして、積極的休養により、何もしないよりも疲労物質が除去されやすくなるといわれています。 その他、免疫力アップになるのが[笑う]です。 よく笑うとNK細胞という、免疫をつかさどる細胞が活性化されます。たとえ作り笑いでもそのような効果がみられます。 [運動][休養]により、免疫力アップをはかり、[笑う]ことを忘れずに生活していければと思います。 誰でも頑張りすぎて無理をしてしまうことがあるので、適度に「手を抜く」ことも、時には必要かもしれませんね。 5月11日(月)、教材配布日。5月11日(月)、教材配布日初日。家庭科新聞30号 令和2年5月11日版生活を見直すきっかけになってくれたら、うれしいです。 今日は、免疫力アップの話を書きたいと思います。 家庭科新聞19号で健康のための3つの条件を紹介しました。 ・バランスのよい食事 ・適度な運動 ・十分な休養 この3つが免疫力アップにつながります。 今日はその中の[食事]の話です。 免疫機能を維持するためには、下記のものを多く含む食品を摂取すると効果的です。 ・良質なたんぱく質 筋肉や臓器をつくりホルモンや酵素の原料になる栄養素です。 主な食品…肉類・魚介類・卵・大豆製品(味噌とかです。) ・n-3系脂肪酸(おめがさんしぼうさん:この頃、よく聞きます。) 炎症やアレルギーを抑える働きを抑える作用があります。 主な食品…青背魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸) ・ビタミンA 粘膜の状態を良好に保ち細菌感染の予防に役立ちます。 主な食品…レバー・うなぎ・緑黄色野菜(緑黄色野菜のカロテンが体内でビタミンAになります。) ・ビタミンC 免疫細胞の働きを活性化させる。 主な食品…緑黄色野菜・果物類・芋類 ・ビタミンE 免疫細胞の活性化と共に活性酸素を中和する作用を持ち、アンチエイジングにも効果的 主な食品…アーモンド等の種実類・かぼちゃ・ひまわり油等の植物油 ・乳酸菌 免疫機能の大部分を占める腸内環境改善のため善玉菌の増加に効果的 主な食品…納豆、チーズ、ヨーグルト、味噌、漬物 これらの中で一番、意識してほしいのは、良質なたんぱく質の摂取です。たんぱく質は、どの年代の人も摂取しなければならない量にほとんど変化はありません。 また、これらを100%目指すのは、無理なので、指針として、これからの食事の参考にしてくれるとうれしいです。 家庭学習、自学自習等のコンテンツ
<西池袋中学校 生徒の皆さんへ>
4月10日、4月16日のホームページで紹介したものを、改めて紹介します。 家庭学習、自学自習に役立ててください。 文部科学省 臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト) https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushi... 『東京ベーシックドリル』(中1) https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/stu... 英語 実用英語技能検定試験 過去問 ※PDFで過去問3回分がダウンロードできます。 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/ 理科、社会、国語、道徳、技術、総合、英語、特活、特支、その他 ※Eテレの番組を見ることができる。 https://www.nhk.or.jp/school/program/ 理科、社会、技術、総合 ※学習素材動画 教科のテーマごとに選ぶことができる。 https://www.nhk.or.jp/school/clip/ 英語(NHK 動画) やさしく読める英語ニュース ※中学校英語教科書で使われている語彙(1200語程度)で読めるように編集された新聞記事を検索できます。音声も聞くことがd来ます。 http://www.eigo-net.jp/easy_reading/ 理科(サイト情報:国立政策研究所) 理科ねっとわーく 理科教育・学習用デジタル教材、画像、実験・観察動画等を集めたWebサイトです。 https://rika-net.com/search.php?keyword=&sc=1 美術、総合(画像等:文化庁) 文化遺産オンライン ※全国の博物館・美術館等から提供された作品や国宝・重要文化財など、さまざまな情報を見ることができる。 https://bunka.nii.ac.jp/ 家庭科新聞29号 令和2年5月10日版しかし、偏った食生活や不規則な生活習慣、ストレスが免疫力の低下につながります。 今日は、免疫力をチェックしてみましょう。 下記の項目で当てはまる項目が多いほど免疫力が低下しやすい食習慣の可能性があります。 1. 食事の時間や回数が不規則である。 2. 外食やコンビ二弁当が中心である。 3. 野菜・きのこ類・海藻類を摂らない。 4. アルコールを飲む機会が多い。(飲酒は、二十歳になってからです。) 5. 菓子類などの間食を毎日する。 6. 便秘や下痢をしやすい。 7. 冷たい飲み物をよく飲む。 8. 早食いである。 9. 肥満(BMI≧25)である。 (よく聞くBMIという言葉ですが、165cmで68kgの人がBMIが25です。また、22ぐらいが一番病気にかかりにくいと言う人もいます。だから、数値が低ければいいわけではないので気を付けましょう。) 上の項目を意識して生活してくれたらなあと思います。 それが免疫力を上げる一歩です。 明日、明後日、2回に分けて、免疫力を上げるためには、どうしたらいいかを紹介したいと思います。 家庭科新聞28号 令和2年5月9日版国民生活センターでも給付金に便乗した悪質商法に注意するようホームページなどで次のような注意喚起を行っています。 ・怪しいメールや電話は無視しましょう。 ・絶対に個人情報を伝えてはいけません。 国民生活センターでは、給付金消費者ホットライン[0120-213-188(10時〜16時)]を設けています。また、消費者ホットライン[188]にかけると日本全国の近くの消費生活相談窓口を案内してくれます。困った時は、利用してください。[188]は、商品やサービスなど消費生活全般に関する消費者からの相談を受け付けています。 豊島区の消費生活センターの相談専用電話番号[03-3984-5515]です。 さて、特にこのような悪質商法に注意しなければいけないのが、高齢者の方々です。 是非、今回のことを高齢者の家族に伝えてくれたらなと思います。それが、高齢者の方が大きな被害を受けている悪質商法、オレオレ詐欺の撃退にもつながります。 オレオレ詐欺などの被害者の9割以上が65歳以上の高齢者の方々です。そして、被害者の約9割が「自分は被害に遭わないと思っていた」と回答しており、被害者の約8割が、だましの電話を受けた後、連絡や相談を誰にもせず被害に遭っていることが判明しています。 オレオレ詐欺は、子や孫に対する親愛の情を利用した犯罪で、誰でもだまされる可能性があります。 では、被害に遭わないためには、どうしたらいいと思いますか。 息子や孫などをかたるオレオレ詐欺犯人からの電話を見破り、被害に遭わなかった人の多くは、見破った理由を「本物の息子(孫)とは話し方や声が違う。」「話の内容がおかしい、矛盾がある。」と言っているそうです。 このことから、皆さんが今は、会えない高齢者の家族と頻繁に電話で連絡をとるなどして、今回の給付金の詐欺なども含めて、被害に遭わないように注意してくれるといいなと思います。 そして、体の中に家庭科新聞14号で書いた『ハッピーホルモン』を出しましょう。 1年生の皆さんへ(保護者様)
西池袋中学校 1年生の皆さんへ(保護者様)
(1)「部活動入部申込書」の〆切りを5月8日にしておりました。もうすでに入部する部活動を決めている生徒は教材配布日(5月11日)に提出してください。まだ迷っている生徒は、学校が再開して、部活動を見学してからでも構いません。 (2)宿題は、前回お渡しした封筒に入れて、まとめて教材配布日(5月11日)に提出してください。必ず1つずつ「クラス・番号・氏名」を記入しておいてください。 (3)臨時休業中にご家庭に電話連絡をいたします。生徒理解票に記載した番号以外への連絡を希望の場合(生徒の携帯番号でも結構です)は、教材配布日(5月11日)にお知らせください。用紙は学校にありますので、番号をメモしてきてください。 第1学年主任 塚田和之 漢字検定について
本校を準会場とした7月12日(金)に実施予定であった第1回漢字検定を中止いたします。
申し込み締め切りが6月初旬であることと、今後の新型コロナウイルス感染の状況次第で実施が危ぶまれるためです。 本校では実施しませんが、希望者は公開会場や漢検CBTほか各自で受検をしてください。なお、第2回は10月中旬に本校で実施の予定です。 西池袋中学校 国語科 5月8日(金)、教材配布に向けて5月8日(金)、教材配布に向けて。家庭科新聞27号 令和2年5月8日版料理をする中で、色々な道具が生まれて、私たちはそれを便利に使って料理を作っています。道具があるからこそ、誰かが作った料理を再現することができます。 調理の手順のひとつに計量があります。 今回、この家庭科新聞で紹介している料理などで材料を計量する時に計量カップや計量スプーンを使用しています。 西池袋中学校の調理室には、計量器具と言われるものが3種類あります。 それは、計り(上皿自動計り、デジタル計り)と計量カップ、計量スプーンの4種類です。 計りは、それぞれ、最大計量と最小表示が違います。それについては、西池袋中学校の3年生の皆さんは、是非、ファイルを見て、思い出してください。 [計量カップ] 家庭で料理に使っている計量カップには、2種類あります。 ひとつは、水や牛乳などをはかる1カップが200ml(cc)のもの もうひとつは、お米をはかる1合が180ml(cc)のものの二つがあります。 昔は、お米を枡(ます)で計っていました。そして、例えば、日本酒の1升瓶には、10合のお酒が入っています。 この『合(ごう)』という単位は、日本古来のものです。日本古来の長さの単位は、『尺(しゃく)』で10寸(すん)が1尺、質量の単位が『貫(かん)』で1000匁(もんめ)が1貫、体積の単位が『升(しょう)』で10合が1升です。 ちなみに5円玉は、1匁(もんめ)で約3.75gで、関東地方の畳の大きさは、5尺8寸×2尺9寸(176cm×88cm)です。今でも日本古来の単位が身近にあります。 [計量スプーン] 計量スプーンには、2種類あり、容量を計るだけでなく、正確ではありませんが、重量を計ることにも使えます。 大さじは、15ml(cc)です。 水・塩・酢・酒は15g 醤油・味噌・みりんは18g 砂糖は9g 油は12g 小さじは、 5ml(cc)です。 水・塩・酢・酒は5g 醤油・味噌・みりんは6g 砂糖は3g 油は4g よって、大さじ1=小さじ3になります。 大さじ1:ふんわりすくってすり切る。液体の場合は、表面張力で持ち上がるくらい。 大さじ1強:すくってすり切らない。 大さじ1/2:すくってすり切った後、半分をかき出す。液体の場合は、7分目くらい。 中学生の皆さんは、料理の経験を通して、計量器具を使いこなせるようになってくれるとうれしいです。でも、必ず料理をした後は、片付けまでしっかりやってくださいね。 5月7日(木)、教材配布日に向けて。個人別の配布物があるため、間違えのないように、教室の机の上に置いて確認作業をしましたが、実際にお渡しするのは、中央玄関になります(教室の中には入りません)。 提出物の追加(第2学年)
<第2学年>
5月4日のホームページでお知らせした「教材配布日(5月11日)」での第2学年の提出物に追加があります。よろしくお願いいたします。 国語 漢字ノート、作文提出者は「社会を明るくする作文」 数学 課題プリント 理科 課題プリント 技術 課題プリント 美術 課題 音楽 課題プリント 生活と健康のしおり 離任された先生へのメッセージ 【追加】 社会科 課題プリント なお、提出物に記名があるかどうか、今一度ご確認ください。 第2学年主任 福士由美子 家庭科新聞26号 令和2年5月7日版何故かは、2020年5月2日の校長通信を見てくださいね。 お茶を飲むとほっこりしますね。(ほっこりって狂言でも出てくる言葉で昔からあるみたいですよ。) 世界で一番飲まれているお茶は、紅茶ですが、今日は、大好きな緑茶のことを書きたいと思います。 ちなみに緑茶とウーロン茶と紅茶の原料の茶葉は、同じです。緑茶は、蒸すことで、酸化と発酵を止めたものです。そして、紅茶は発酵茶、ウーロン茶は半発酵茶です。面白いですね。 さて、緑茶(緑茶も色々ありますが、ここではよく飲む煎茶です。)と言えばカテキンです。カテキンは、緑茶(煎茶)の渋味の成分です。 私たちが食品から摂る栄養素と言えば、まずは、必須栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・無機質の五大栄養素が頭に浮かびます。 では、カテキンって、どういうものでしょうか。 カテキンは、ポリフェノールのひとつで、ポリフェノールは、フィトケミカルのひとつです。 フィトケミカルとは、野菜やお茶など、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質で、必須栄養素ではないけれど、体にとって良い作用をし、健康を維持するために重要な成分のことです。 ポリフェノールは、老化の原因である活性酸素を抑制し、動脈硬化を防ぐ働きがあると考えられています。 だから、カテキンにもその力(ちから)があります。 その他、カテキンには、抗菌・抗ウイルス作用や虫歯予防効果などもあります。 そして、お茶には、カフェイン[覚醒作用、消化促進作用]や テアニン[精神安定効果、興奮抑制効果]や ビタミンC[風邪予防、抗ストレス作用、抗酸化作用] なども含まれています。 暑くなり、冷たい飲料を飲みたくなる季節になりましたが、水分補給に温かい緑茶(煎茶)を飲んで、ほっこりしたらいいなと思います。 温かい緑茶(煎茶)が苦手な人には、冷茶という飲み方もあります。簡単なのは、多めの茶葉を使って濃いめに入れて、氷の入った器に注ぐという方法があります。 カフェインが入っているので、夜、遅く飲むと眠れなくなる人もいるかもしれないので注意してください。その場合は、始めから冷水で入れるとカフェインは、あまり出ません。逆にテアニンが出て、眠りやすくなるそうです。お茶って奥深い。 家庭科新聞25号 令和2年5月6日版
家庭科新聞10号では、おやつの話を書きました。
皆さんは、『おやつ』の意味を知っていますか。 日本は、昔、朝食と夕食しかご飯を食べなかったので、八つ時(やつどき)に(今の14時頃)軽食を摂っていたところからきています。 そして、今では、間食のことを『おやつ』と言うようになりました。 さて、今回は、大好きなパイナップルの缶詰でゼリーを作ってみました。 家の近くのスーパーには、みかんの缶詰が売ってなかったので試してみました。 (桃の缶詰では、失敗したので、そのリベンジの意味もあります。) 食べる時は、上から、2枚ずつ食べたりすることができます。 今回も火を使わないので、誰でも安全に作ることができると思います。 是非、挑戦してみてください。 [用意するもの] ・パイナップルの缶詰 1缶 ・粉ゼラチン 4g (今回は、缶詰の大きさが小さかったので4gにしました。普通の大きさなら5gにした方がいいかもしれません。) [使う物] ・電子レンジ ・冷蔵庫 [作り方] 1 パイナップルの缶詰を開け、3枚くらい、パイナップルを取り出す。 2 缶詰から、シロップ大さじ4を耐熱容器に移す。 3 耐熱容器に粉ゼラチン4gを入れ、電子レンジ600Wで40秒かける。 4 溶かしたゼラチンを缶詰に戻し、混ぜる。パイナップルも2枚ぐらい戻す。 ※シロップの中にパイナップルが浸かっていれば、全部戻してもいい。 5 缶詰を冷蔵庫に入れ、3時間冷やす。 6 冷やした缶詰を取り出し、竹串で缶の縁を1周しはがす。 7 皿の上で缶を逆さにして、缶切りで半分開け、持ち上げる。 家庭科新聞24号 令和2年5月5日版家庭科では、『家庭生活』の中にある『伝統文化』について学びます。例えば、衣生活なら着物についてです。 今日は、食文化の中の『伝統文化』について書きます。 正月の雑煮やお節調理、大晦日の年越しそばなどのように、生活の節目の行事に用意する特別な食事を『行事食』といいます。 『行事食』は、地域や季節の食材を工夫した料理が多く、伝統として長く受け継がれています。だから、正月の雑煮などは、地域によって味も具材も違います。 近頃は、お節料理など調理済み食品などを利用することが多くなっています。 さて、『こどもの日』の行事食は、『柏餅(かしわもち)』と『ちまき』です。 『柏餅(かしわもち)』は、柏の葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、「跡継ぎが途絶えない」「子孫繁栄」という意味で江戸で生まれた端午の節句に『柏餅』を供えるようになったようです。 一方、『ちまき』は、中国で起こった慣習が日本の奈良時代に伝来し、『ちまき』には厄除け効果があるとことが主に西日本で広まりました。そして5月の節句である『こどもの日』に、ちまきを食べて無病息災を願う大切な日本の行事へと発展しました。 東日本では、江戸時代の武家社会が大きく影響したことから、こどもの日には『柏餅』を、西日本では、『ちまき』を食べて子供の健やかな成長を願うようです。 古くから伝承された『行事食』を見直し、生活の中に取り入れるなどして感性を磨き、『家庭生活』を豊かにしましょう。 |
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