最新更新日:2024/10/29
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「西池ぶちあげ花火大会」は10/26(土)16:30開催です。参加人数把握の為、参加応募フォームから応募お願いします。中学生手伝いボランティア募集は締め切りました。

重要 5月28日(木)の保護者説明会について(再度のご連絡)

西池袋中学校 保護者の皆様

学校の臨時休業日が続いておりますが、保護者の皆様や生徒たちは、安全・健康に留意しながら過ごされていることと存じます。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除されました。豊島区立小中学校は6月1日(月)から、感染対策を講じつつ、分散登校を開始いたします。
 先日お知らせしたとおり、6月1日(月)からの学校再開に向けて、保護者説明会を下記の通り実施いたします。「密集」を避けるため、学年ごとに分散して行いますが、ご都合がつかない場合は、他の学年の回にご参加いただいてもかまいません。
 なお、当日の資料はホームページに掲載予定です。当日のご都合がつかなかった場合は、ホームページをご覧いただき、6月1日(月)からの登校にお備えください。

【保護者 説明会】
(西池袋中学校 体育館。マスク着用の上、上履きをご持参ください。)

 5月28日(木)

10:00〜11:00 1年生保護者
13:30〜14:30  2年生保護者  6組保護者
15:00〜16:00 3年生保護者

※ どの回も同じ内容です。ご兄弟姉妹関係は、どちらかの回にご参加ください。
※ 6組保護者の方は、全体会の後、6組教室で6組に関する説明会も行います。

 5月4日(祝)の「安全・安心メール」では、6月1日(月)に保護者もしくは生徒対象に説明を行う予定を通知いたしましたが、「5月28日(木) 保護者 対象」に変更いたしました。よろしくお願いいたします。

家庭科新聞45号 令和2年5月26日版

 夏が年々、過ごしにくくなっていると感じているのは、私だけではないと思います。
猛暑日や熱帯夜が増え、最高気温が38度を越える地域も増えています。そして、異常に大きな台風(2018年深夜に我が家の屋根がとびました。)、ゲリラ豪雨等など、こんな急激な天気や気温の変動に、体力を消耗し、『夏バテ』が起こります。『夏バテ』は、誰でもおこりうるものです。そして、『夏バテ』になると熱中症の危険度が増します。
今日は、熱中症予防第3弾です。

映画『めがね』を知っていますか。その中で宿泊施設のオーナーが「梅はその日の難逃れ」ということわざを主人公に言うシーンがあります。梅は、昔から病気の予防などに使われてきました。梅干しのパワーの源は、酸っぱさの成分クエン酸です。
ただ、梅干しは、食塩を多量に含むので、たくさんは食べられません。

 そこで、登場するのが『お酢』です。お酢は、梅干しと同じように食欲を増進させる効果があるすぐれた健康食品です。
(お酢はダイエット食品としても、よく登場しますが、食欲増進と真逆な感じですよね。でも、この二つは両立します。下記のEとFです。)
A.クエン酸が疲労や肩こりの原因物質乳酸を無力化にします。
B.高血圧抑制効果がある。さらに食塩の代わりに使えば、より効果があります。
C.新陳代謝の活性化、血液をきれいにするので動脈硬化を予防します。
D.カルシウム吸収を促進します。
E.唾液や胃液が多く分泌され、消化を促進する効果、食欲増進効果があります。
F.血糖値が急激に上がらない働きのため、肥満予防、糖尿病になります。
このように『お酢』は、すぐれた健康食品です。日本には、4〜5世紀頃に伝えら、紀元前5,000年前から存在しているそうです。
是非、お酢を使った料理で『夏バテ予防』『熱中症予防』をし、夏を乗り切りましょう。
さて、今回、紹介する料理は、毎日、録画して見ていた○○○○マーケットで知り、よく作る定番料理です。
材料にすし酢を使うので、親子丼のめんつゆと同じように味が決まり、簡単に作れます。冷蔵庫で1週間くらい持ち、常備しておくと野菜が足りない時に使えます。
是非、作ってみてください。色々な野菜で試してみてください。ピクルス液に胡椒やローリエなども入れるとまた違う風味が味わえます。
『すし酢でピクルス』
[用意するもの]
 ・すし酢 200cc(1/2カップ)
 ・水 200cc(1/2カップ)
 ・赤パプリカ 1個
 ・黄パプリカ 1個
 ・にんじん 1本
[作り方]
1.すし酢と水を鍋に入れて、火にかける。沸騰したら火を止める。
2.野菜を切る。(にんじんは、皮をむきます。切り方は、自由です。)
3.容器の中に野菜を入れ(並べ)、しっかり冷ましたピクルス液を入れる。
4.容器を冷蔵庫に入れる。2時間後くらいから、食べられます。
※1週間程度持ちますが、管理に気を付けてください。また、味が強く付きます。

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家庭科新聞44号 令和2年5月25日版

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 先週は、急に涼しくなりましたが、今週は、夏日の日もあるようです。体調に気をつけて過ごしましょう。(最高気温が25度を超えた日を夏日、30度を超えた日を真夏日、35度を超えた日を猛暑日と言います。)
 さて、これからの季節に注意しなければならないのが、食中毒です。
食中毒とは、細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。時には命にもかかわるとてもこわい病気です。
 細菌による食中毒にかかる人が多くでるのは気温が高く、細菌が育ちやすい6月から9月頃です。食中毒を起こす細菌は、土の中や水、ヒトや動物の皮膚や腸の中にも存在していて、特別な菌というわけではありません。だから、これからの季節、食品を扱う時は、食中毒に気を付けて生活しましょう。冷蔵庫の過信は禁物です。
 家庭科新聞41号では、『中食』について書きましたが、テイクアウトや宅配を始める飲食店には、食中毒予防の三原則の食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」が求められています。この三原則から『家庭でできる食中毒予防の6つのポイント』はこの三原則からできています。これらのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。食中毒は簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。
それでも、もし、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、気持ちが悪くなったりしたら、お医者さんに相談するようにしましょう。

『家庭でできる食中毒予防の6つのポイント』
※食品を扱う時はどんな時でも「手を洗うこと」は前提です。今回、そのことが私たちの健康を守ることにつながっていることが確認できたと思います。
ポイント1 食品の購入
・生鮮食品は新鮮な物を選ぶ ・消費期限などを確認 ・肉、魚はそれぞれ分けて包む ・冷凍などの温度管理の必要な食品の購入は買い物の最後にし、まっすぐ持ち帰る
ポイント2 家庭での保存
・帰ったら、すぐに冷蔵庫へ ・冷蔵庫の詰めすぎに注意(めやすは、7割程度) ・早めに使いきる ・肉、魚は汁が漏れないように包んで保存
ポイント3 下準備
・こまめに手を洗う ・タオルやふきんは清潔なものに交換 ・ゴミはこまめに捨てる ・冷凍食品の解凍は冷蔵庫で ・生肉・魚を切ったら洗って熱湯をかけておく ・生肉・魚は生で食べるものから離す ・野菜もよく洗う ・包丁などの器具、ふきんは洗って消毒
ポイント4 調理
・台所は清潔に ・作業前に手を洗う ・加熱は十分に(めやすは中心部分の温度が75度で1分間以上) ・電子レンジを使うときは均一に加熱されるようにする ・調理を途中で止めたら食品は冷蔵庫へ
ポイント5 食事
・食事の前に手を洗う ・盛り付けは清潔な器具、食器を使う ・長時間室温に放置しない
ポイント6 残った食品
・作業前に手を洗う ・手洗い後、清潔な器具、容器で保存 ・早く冷えるように小分けする ・温めなおすときは十分に加熱する(めやすは75度以上) ・時間が経ち過ぎたりちょっとでも怪しいと思ったら、思い切って捨てる

家庭科新聞43号 令和2年5月24日版

 今日は、前にみかんの缶詰を使ったお菓子を紹介してくれた番組を見て、作ったお菓子を紹介します。それは、昨年、某コンビニで大ヒットしたお菓子『バスク風チーズケーキ』をまねて作ったお菓子です。番組では、簡単に作ってましたが、私は、最初上手くいかなかったので作り直しました。使う道具や器具が違うと温度管理が変わってくるからでしょうか。でも、色々、調べてみたり、やってみたりして、成功したのでよかったです。
 さて、〜風ではなく、本当の「バスクチーズケーキ」は、バスク地方(フランスとスペインの両国にまたがっている地域)で食されている、外側を焦がした濃厚な風味のあるチーズケーキです。焼いて作るベイクドチーズケーキの仲間ですが、レアでもないベイクドでもない食感だそうです。今回もそんな食感でした。
(ちなみに私は、本当の「バスクチーズケーキ」は、食べたことがありません。)
 今回も火を使わないので、誰でも安全に作ることができますが、写真上の※注意事項をよく読んで作ってください。作ることを楽しんくれるといいなと思います。
『バスクチーズケーキトースト』
[用意するもの]
 ・4枚切り食パン 2枚缶
 ・クリームチーズ 100g(常温に戻しておく)
 ・砂糖      40g
 ・生クリーム   100g
 ・卵       1個
[作り方]
 1.ボウルにクリームチーズ、砂糖を入れる。
  そこに生クリームを3回に分けて入れながら、泡立て器などでしっかりまぜる。
 2.なめらかになったら卵を加えて混ぜる。
 3.食パンの表面をスプーンでくぼませて、2を入れる。
 4.トースターの中にアルミホイルを引き、その上に3を置き、弱火で15分ほど焼く。
※600ワットのトースターで15分くらいですが、様子を見て、調整してください。テレビでは8分ぐらいと言ってましたが、それでは、まだ、固まらないと思います。
※途中で焦げそうになったらアルミホイルをかぶせてください。下にアルミホイルを引かないと15分だと焦げます。下の写真よりもう少し焦げてから、かぶせた方がいいと思います。今回、2度目でしたが、それでも早すぎて後悔しています。あと、アルミホイルを下に引いて焼くので、下も少し焼きたい時は、途中でアルミホイルを取るといいと思いますが、焼き時間が長いと焦げるので、そこも上手く調節してください。

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家庭科新聞42号 令和2年5月23日版

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 平成29年に告示された中学校学習指導要領には、A家族・家庭生活の項目に「家庭生活は地域との相互の関わりで成り立っていることが分かり、高齢者など地域の人々と協働(協力して働くこと)する必要があることや介護など高齢者との関わり方について理解すること。」という内容が新しく付け加わりました。
 これからの家庭科の授業では、高齢者との関係を扱うことは、とても重要になっています。
 そして、私たちは、誰でもいつか高齢者になり、超高齢化社会で生きることになります。そのためにも今から、色々なことを理解しておく必要があると思います。
そして、それが高齢者に限らない私たちの生活や私たちの健康に必ず、役立ちます。

今日は、「東京大学 高齢社会総合研究機構」が出している『おうちえ』を紹介したいと思います。『おうち時間を楽しく健康に過ごす知恵』で『おうちえ』だそうです。
その内容は、次の5つです。
・おいしく食べて健康に 
食事で筋肉アップ(たんぱく質を意識して摂る)、自分にあった運動をしようなど
・うちですごす時間を豊かに
増えたおうち時間・家族の時間を快適に
・ちいきで近くで支え合い
離れていても友人や仲間と交流を、近所や地域で支え合い
・えがおでゆとりの心持ち
前を向いて小さな幸せや楽しみを探そう、不安を和らげストレス解消、この機会に挑戦し、自粛後も役立つ技

詳しい内容は、『おうちえ』で調べて見てくださいね。シニア(高齢者)のためだけの内容ではなく、介護をしている人やどんな人にも役立ち、健康になる知恵と情報が書いてあります。
この『おうちえ』に今まで家庭科新聞で扱った内容も書いてあって、ちょっとうれしかったです。
家庭科新聞も読み直してくれるといいなと思います。

家庭科新聞41号 令和2年5月22日版

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 スーパーやコンビニストアなどで販売される調理済みの惣菜や弁当を家に持ち帰って食べることを『中食(なかしょく)』と言います。
それに対して、レストランやラーメン屋などで食べることを『外食(がいしょく)』と言い、家庭で調理して食べることを『内食(ないしょく)』と言います。
 『中食』には、ファストフードの持ち帰り、ピザや○○Eatsなどのデリバリーなども含まれます。
 現在、外出自粛の中でも、確かに毎日、食事を3食摂ることは、とても重要だと思いますが、作る人とっては、あっという間にご飯の時間がやってくるストレスを感じている人が多いと聞きます。
そんな時、カップラーメン、インスタントラーメンや弁当などの『中食』なども上手く使うことも必要だと思います。
こういう食事には、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12が不足することが多いようです。
ビタミンAは緑黄色野菜や海藻類や卵、ビタミンDは魚類やキノコ類や乳製品(と日光浴)、ビタミン12は肉類、貝類、乳製品に多く含まれています。

だから、そんな時、私は、足りないな思ったら、のり、プロセスチーズ、ヨーグルト、ゆで卵、魚肉ソーセージ、牛乳、野菜ジュースなどを食べたり、飲んだりして、付け加えています。また、それぞれの家庭で色々なやり方があっていいと思います。

元々、私たちは、『内食』『外食』『中食』の3つを上手く両立させて、生活してきたので、もう一度、見直して健康維持に努めていけたらいいなと思います。

家庭科新聞40号 令和2年5月21日版

 昨年(2019年)、カツ丼発祥の地との説がある蕎麦屋の三朝庵という店が閉じました。某番組「○○ちゃんに叱られる」でも『カツ丼』の話で出ていた店です。今ではその場所は、コンビニになっています。
(ここでの『カツ丼』は、「とんかつとタマネギを醤油味の割下で煮込み、卵とじにして、米飯にのせた料理」です。)
 さて、多くの人が好きな『カツ丼』は、日本食の和食ですが、『とんかつ』は、日本食の洋食です。料理って本当に面白いです。当然、うまい丼飯ランキング(2018年gooランキング)によると、1位が『カツ丼』です。ちなみに、2位牛丼、3位海鮮丼、4位親子丼、5位天丼です。

 家庭科新聞32号で簡単に作れる親子丼を紹介しました。今回は、その応用です。今日、紹介する『カツ丼』は、とんかつを肉屋さんで買ってくれば、もっと簡単に作れます。美味しく、当然、しっかり栄養の摂取ができます。
 これも万能なめんつゆを煮汁(割下)を使用して作るので味が決まり、簡単美味しくできます。火を使わない上にとても簡単にできる料理なので、是非、中学生の皆さんも挑戦して、家族の分も作ってほしいです。

『かつ丼』2人分
[用意するもの]
 ・とんかつ         1〜2枚
 ・たまねぎ         小1個(大なら2分の1個)
 ・卵            2個
 ・めんつゆ(3倍濃縮)   大さじ3
 ・水            大さじ6
 ・温かいご飯        丼(どんぶり)2杯
(・三つ葉 適量)

[作り方]
1.たまねぎは繊維を断つように5ミリ幅の薄切りにする。
2.耐熱皿にめんつゆ大さじ3と水大さじ6を入れて、たまねぎをほぐしながら混ぜる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600ワット)に5分間かける。
3.2にとんかつをのせて、全体に溶き卵を回し入れる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600ワット)に約2分間かける。
4.器にごはんを盛り、3をのせ、その上に三つ葉を置く。三つ葉は、なくても大丈夫です。

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重要 5月28日(木)の保護者説明会について

西池袋中学校 保護者の皆様

 学校の臨時休業日が続いておりますが、保護者の皆様や生徒たちは、安全・健康に留意しながら過ごされていることと存じます。
 6月1日(月)からの学校再開(予定)に向けて、保護者説明会を下記の通り実施いたします。「密集」を避けるため、学年ごとに分散して行いますが、ご都合がつかない場合は、他の学年の回にご参加いただいてもかまいません。
 なお、当日の資料はホームページに掲載予定です。当日のご都合がつかなかった場合は、ホームページをご覧いただき、6月1日(月)(予定)からの登校にお備えください。

【保護者 説明会】
(西池袋中学校 体育館。マスク着用の上、上履きをご持参ください。)

 5月28日(木)

10:00〜11:00 1年生保護者
13:30〜14:30 2年生保護者  6組保護者
15:00〜16:00 3年生保護者

※ どの回も同じ内容です。ご兄弟姉妹関係は、どちらかの回にご参加ください。
※ 6組保護者の方は、全体会の後、6組教室で6組に関する説明会も行います。

 5月4日(祝)の「安全・安心メール」では、6月1日(月)に保護者もしくは生徒対象に説明を行う予定を通知いたしましたが、「5月28日(木) 保護者 対象」に変更いたしました。よろしくお願いいたします。

家庭科新聞39号 令和2年5月20日版

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 三密を避けるため東京都は、買い物を3日に1回程度とするよう都民に求めています。そのためにスーパーに行くと多くの食品を買ってしまい、使い切れずに、もしかしたら期限切れなるものもこれから出てくるのではないでしょうか。
 今日は、中学生の皆さんもよく知っている『賞味期限』と『消費期限』について書きたいと思います。これは、家庭科の授業でも扱う内容です。ここで再確認して、生活に生かしてください。
 さて、 加工食品には、『消費期限』か『賞味期限』が表示されています。 
『賞味期限』は「おいしく食べられる期間」のことをいいます。その食品を提供するメーカーがおすすめする、もしくはその食品の味わいが楽しめる期間のことで、全ての品質が十分に保持されると認められた期限です。保存状態が良好であれば、賞味期限を過ぎたりしていても食べることが出来ますが、それぞれの食品と、保存状態によります。卵の賞味期限表示は、「生で食べられる期間」のことです。賞味期限を過ぎた卵も、買ってきてからきちんと冷蔵庫などで保管されていれば、数日間は充分に火を通した上で食べることが出来ます。対象は、比較的痛むスピードが遅い食品に表示され、スナック菓子、カップ麺、レトルト食品、缶詰、ジュースなどです。一般的な牛乳も賞味期限です。
『消費期限』は「安全に食べられる期間」のことをいいます。消費期限は、腐敗などの衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限です。製造又は加工の日を含めておおむね5日以内の期間で品質が劣化する食品についてつけられ、この期間の間に食べないと、安全性に問題を生じる可能性があるということです。よって消費期限の過ぎた食品を食べることは、控えた方がいいです。対象は、痛むスピードの速い食品に表示され、弁当、そうざい、生かき、サンドイッチ、豆腐などです。
 気を付けなければいけないのは、『賞味期限』『消費期限』どちらも未開封で表示された方法に従って保存した場合に限ります。どちらの表示であろうが、開封したら、すぐに食べるまたは、使うことが大事です。保存方法は「直射日光を避け、常温で保存すること」など具体的に書かれているので表示に従うことが大事です。表示された方法以外で保存した場合、期限より早く腐敗や劣化が起こる可能性があるので注意しましょう。これから、気温が高くなるので、気を付けて食品を扱いましょう。今一度、表示を見てみましょう。
※厚生労働省の「常温保存可能品に関する運用上の注意」では「常温とは、外気温を超えない温度」とされています。また、日本薬局方では 、常温:15〜25度、室温:1〜30度と規定しています。なお、一般的に「常温保存」とは、夏期において外気温を超えない温度で、直射日光の当らない、風通しの良い場所での保存をさします。

家庭科新聞38号 令和2年5月19日版

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今日は、熱中症予防第2弾です。
昨日、今日は、涼しいですが、着実に暑い夏が近づいて来ています。春季から多くの人たちが外出自粛をしていたために「汗をかいていない」「運動をしていない」ために暑さに慣れていません。そして、運動していないために筋肉量が減っているので、体に保持できる水分量が少なくなっているそうです。
 さらに、マスクをしているため、マスク内の湿度が高くなり、喉の渇きが感じづらくなっており、知らないうちに脱水が進んで、熱中症になります。脱水は、免疫低下につながり、ウイルス感染のリスクをあげます。
 これからの季節、あらゆる面から熱中症予防に心がけていきましょう。

 先週の家庭科新聞34号には、『牛乳』が熱中症予防に有効であるという話を書きました。
 今日は、どんな服装が熱中症予防になるのかを書きたいと思います。
西池袋中学校の2年生、3年生の人には、授業で勉強したことも書いてあるので、思い出してくれるとうれしいです。

 服の機能・はたらきは大きく2つにわけられます。
ひとつは保健衛生上・生活活動上のはたらき、
もうひとつは社会生活上のはたらきです。

 保健衛生上の働きの中に「暑さや寒さを防ぎ、季節に合わせて体温の調節をする。」があります。

熱中症は、体温を上手く逃がすことができないために起こる症状です。だから、熱中症を起こさないためには、服の『素材』『色』『形』の3点が関係しています。

『素材』は、綿や麻、そして、速乾性の機能があるポリエステル素材(○○リズムとかの素材)を選択する。
『色』は、熱吸収率が低い白や淡い色合いのものを選択する。黒などの濃い色は、日差しや熱を吸収しゃすいです。
『形』は、ゆったりとした体をしめつけない形の服を選択する。洋服と肌の間にすき間を作り、通気を良くして熱を逃します。

しかし、この3点ばかりにとらわれると、仕事や学校での服装では無理だったり、おしゃれができなかったり、個性が出せなかったりします。
そこで重要なのが、『下着』の着用です。

『下着』は、汗を吸収して、体温調節を助けてくれます。
夏場、暑い過酷な環境下で働く人たちの中では、重ね着(レイヤリング)が常識になってきていて、それで体温調節をするそうです。
そういえば、登山などで一番下に着る服のことをベースレイヤーと言います。そして、「レイヤー」は、(階)層という意味です。登山では、体温調節がとても大事なので、下着は、とても重要です。
 昔、夏の下着の『素材』には、綿や麻などしかありませんでしたが、今では、吸水性・速乾性・通気性の機能があるポリエステル素材などを使った安価な下着などがあるので、着ることを習慣づけて、熱中症予防に生かしてくれるといいと思います。
 中学生の皆さんは、ワイシャツやブラウスを着る時は、下着を着てくださいね。

家庭科新聞37号 令和2年5月18日版

 今日は、庶民の味方、ジャガイモについて書きたいと思います。
 
 アメリカでは、ジャガイモは野菜だそうです。そして、アメリカ人の野菜摂取量1位は、ジャガイモです。
 日本では、1位タマネギ、2位大根、3位キャベツです。ジャガイモを野菜と考えるとジャガイモは4位です。
 日本では、ジャガイモは、炭水化物を多く含む食品と考えられ、イモ類に分類されていますが、ジャガイモは、ビタミンCの含有量は、みかんぐらいあり、さらにカリウム、食物繊維を豊富に含まれています。だから、野菜と考えるのもおかしくない気がします。

 さて、その年の出始めの小型のジャガイモで皮が薄くて水分が多いものを新ジャガと言います。だから、男爵イモの新ジャガもメークインの新ジャガもあります。男爵イモはホクホクして煮崩れしやすく、メークインはしっとりして煮崩れしにくい特徴を持っています。

今回は、メークインの新ジャガで料理を作ってみました。この料理、作ってみたら皮が気になり苦かったのですが、次の日、食べたら美味しくなっていたので書くことにしました。
今回は、火を使います。また、みりんやお酒を使ったり、落としぶたをしたりして、今までに比べて、ちょっと本格的な?料理です。
作る場合は、安全に気をつけて、やってくださいね。
『ジャガイモのバター照り煮』
[用意するもの]
 ・新ジャガイモ   15個〜20個(小さめの方が味がしみます。)
 ・バター      大さじ1と1/2
・砂糖      大さじ2
 ・みりん     1/2カップ
 ・酒       1/2カップ
・醤油      大さじ1と1/2
[作り方]
1.新ジャガはよく洗い、皮つきのままかるく十文字の切り込みを入れる。
2.耐熱のボウル(耐熱ならば違う物でも大丈夫)にペーパータオルをしき、新ジャガを入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4〜5分加熱する。竹串をさしてみて、少し抵抗を感じるくらいの固さでまでやる。電子レンジの加熱時間は目安なので、様子をみて増やしたり、減らしたりする。
(ペーパータオルをしいておくと、新ジャガから出た水分を吸い取るので、水っぽくならない。)
※固さは、私は、抵抗を感じるくらいだと固いと思いました。感覚が人それぞれなので難しいなあと感じています。
3.バターを中火で溶かしたフライパンに、新ジャガを入れて炒める。新ジャガは先に加熱してあるので、ここではバターをなじませ、香りをつける程度にする。
4.全体にバターがなじんだら、砂糖、みりん、酒、しょうゆの順に加える。オーブン用シートをのせて落としぶたにし、ときどき混ぜながら10分ほど煮る。
※新ジャガでなくても、皮をむいて、程よい大きさに切って、作っても美味しいと思うので、ジャガイモがあったら、挑戦しみてください。(男爵だと煮くずれるかもしれませんがそれでも美味しいと思います。)

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家庭科新聞服36号  令和2年5月17日版

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 昨日は、雨で肌寒かった1日でしたが、今日は、一転して暑くなるようです。体調に気を付けて生活しましょう。
 さて、外出自粛の中、家にいると着替えるのが面倒になっていませんか。
 服を着替えることは、気持ちと生活モードを切り替える効果があるので、着替えて気持ちを切りかえてほしいと思います。
 中学校に入学して、初めて西池袋中学校の標準服・制服を着た時、気持ちが引き締まった気持ちになりませんでしたか。どこかに出かける時におしゃれをして、ワクワクしませんでしたか。家に帰ってきて、着替えると心が穏やかになり、リラックスした気持ちになりますよね。
 それは、とても大事な事です。着替えることによって、気持ちが切りかえて、生活にリズムができます。
 洗濯が大変になるかもしれませんが、中学生の皆さんが洗濯をして手伝ってください。それは、自立への一歩になります。

 そして、時には、家の中でもおしゃれをしてみて、個性も磨くのもいいかもしれませんね。

家庭科新聞35号 令和2年5月16日版

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 新聞を見るのが、毎日の日課です。家庭科という教科は、生活に根付いたものなので、いつでもアンテナをはって、新しい情報や生活に役立つ情報を探しています。それを授業で皆さんに伝えることもあります。

 今回、とても気になった記事がありました。それは、「外出自粛を求められている中で、加齢により心身が衰えるフレイル(虚弱)の進行が心配されている。」という記事です。

 『2週間の寝たきりで失う筋肉量は、加齢で7年間で失う量に匹敵する』という話があります。前に腰の手術をした時に約2日間、動かないだけで、歩行器を使わないと歩けなくなったことがあります。
 そして、筋肉量が減ると運動量も減り、エネルギー消費量の低下を招きます。さらに、食欲がわかなくなるために食事の量も減って栄養面が悪化し、筋肉量が低下します。
 このサイクルの筋肉量が減るなどの途中で止まれば、基礎代謝が落ち、体重が増加することになります。健康な人たちは、体重の増加で止まるかもしれません。
 しかし、高齢者の方達は、このサイクルが続くと、介護が必要な状態になり、さらに進行すると体の回復力や抵抗力が低下し、感染症が重症化しやすくなる可能性があります。
 これは、高齢者だけでなく、誰でも起こりうる事として考えることが必要です。

さて、記事によると高齢者のフレイル(虚弱)予防のポイントは、次の3つだそうです。
1.適度な運動:自宅で軽い運動をする。筋肉量低下させない。
2.バランスのとれた食事をする。:タンパク質を多くとるようにする。歯ごたえのある食べ物をメニューに取り入れる。食後は、歯磨きをする。筋肉の材料を摂取する。口の中の健康が全身の健康につながります。
3.社会参加:遠方にいる家族に電話をするなどして、自宅にいても積極的に社会参加をする。お互いに『ハッピーホルモン』を出しましょう。

家庭科新聞では、栄養、たんぱく質、運動、歯磨き、ビタミンD、そして高齢者の方との交流のことを書いてきました。特に高齢者の方との電話については、毎週書いていますが、本当に大事なことなので、心がけてくれるとうれしいです。
是非、もう一度、前の家庭科新聞を読んで、参考にしてください。

家庭科新聞34号 令和2年5月15日版

 熱中症に気をつけなければならない季節になりました。さらにマスクをしている環境では、より気をつけなければなりません。
 熱中症とは、高温環境下で運動や労働をしていると、体温調節機能が働かなくなり、体温が異常に上昇してしまったりすることです。今では、気温が高いだけでなく、湿度が高い、風が弱いなども要因のひとつとなることがわかっています。

家庭科新聞16号では、日本の牛乳を救う『プラスワンプロジェクト』
 〜毎日牛乳をもう(モ〜)1杯。育ち盛りは、もう(モ〜)1パック〜
について書きました。実は牛乳を飲むことが熱中症予防になることがわかっています。

ということで、本日の家庭科新聞は、
日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」
の応援第3弾&熱中症予防第1弾です。

 熱中症予防のために、やや強めの運動の後、糖質とたんぱく質を摂取することが有効であることがわかっています。糖質とたんぱく質を同時に摂取する手軽な方法として、牛乳をコップ1杯(200ml)を飲むことが効果的です。

 熱中症予防によく利用されているスポーツドリンクも悪くありませんが、良質のたんぱく質と糖質と脂質の三大栄養素そしてカルシウムを摂取できる牛乳は、とても魅力的な食品です。
 また、スポーツドリンクに含まれている塩分の摂取が気になるという人や育ち盛りの中学生、骨粗鬆症が気になる女性や高齢者にお勧めできるのが牛乳です。
さらに運動の後のたんぱく質の摂取は筋肉形成に役立つなど牛乳についての細かい内容は、家庭科新聞17号をみてください。

 さて、今回もテレビで見て(プラスワンプロジェクトの応援で紹介されてました。)、アレンジして作ってみたら、とても美味しかったので紹介します。
それは、インド料理の飲み物『ラッシー』です。牛乳とヨーグルトの両方を使うので、応援にはピッタリです。そういえば、今日は、『ヨーグルトの日』ですね。
作り方は、材料を用意して混ぜるだけです。とても簡単なので、挑戦して、牛乳応援と熱中症予防をしてくれるといいなと思います。

『ラッシー』
[用意するもの]
 ・牛乳       100cc(1/2カップ)
 ・ヨーグルト(無糖)  100cc(1/2カップ)
 ・はちみつ    大さじ1
 (テレビでは、砂糖でした。甘さは、好みに合わせてください。でも、取り過ぎに注意です。)
 ・レモン汁 小さじ1
 (入れなくても大丈夫ですが、入れるとさっぱりした感じになります。)

[作り方]
 1.材料をすべてボウルに入れて、泡立て器で混ぜる。
 2.氷を入れたグラスに入れる。

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家庭科新聞33号 令和2年5月14日版

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 今日は、今週、西池袋中学校の生徒の皆さんに配布した家庭科の課題について書きたいと思います。今回の課題は、保護者の皆様にも協力していただかないとできない部分があります。そのお願いも含めて、今日は書きたいと思います。

現在、中学生が学んでいる家庭科の内容には、次の4つの柱があります。
A 家族・家庭と子どもの成長
B 食生活と自立
C 衣生活・住生活と自立
D 身近な消費生活と自立
これらの内容は、家庭の中のことばかりではなく、家庭生活を基盤としながら、日本の社会や現状についても考えます。そして、自立に向かって、知識や技能を身につけながら、共生社会や持続可能な社会のために何ができるかを考えます。

 今回、1年生、2年生、3年生の皆さんに2つの共通の課題を出しました。そして、2年生と3年生の皆さんには、共生社会や持続可能な社会にするためには、どうしたら良いかを考える課題を出しました。(3年生の皆さんに出した課題は、基礎編ではなく、応用・研究編でした。訂正します。)

共通の課題は、次の二つです。
(生徒にお渡したプリントには、もっと細かくやり方が書いてあります。)
1.「掃除をして、快適な生活をしよう」
・家族共同で使っている場所の2カ所を休み中に掃除をして、プリントにその内容を書くこと。
2.「早ね早おき朝ごはん日記」
記入する日は、5月14日(木)からで、土曜日、日曜日は、抜かしてください。
・1日最低2回は、「家庭の仕事」(お手伝い)をし、その内容を書くこと。

どちらの課題も最後に保護者の方々の感想を書いてもらうことが書いてあります。

この二つの共通の課題には、家庭の仕事をすることによって、家族の一員としての自覚を持ち、家庭の仕事の大変さを理解してほしいという思いが含まれています。
特に掃除については、3年間、長期休業中には、必ず出す課題です。保護者の皆様が掃除の仕方を教えなければならない場面もあると思いますが、自立への一歩と考えていただき、ご指導お願いいたします。
また、2の日記は、これから学校生活に戻るための準備の意味で出しました。
土曜日、日曜日を含めていないのもそのためです。

保護者の皆様には、どうぞご協力お願いいたします。感想もお願いいたします。

生徒の皆さんには、いつか来る自立を目指し、しっかり取り組み、自分の生活を見直すきっかけになってくれたら、うれしいです。

家庭科新聞32号  令和2年5月13日版

 簡単に作れて、しっかり栄養の摂取できる料理はないかと考えていた時にテレビを見て、これだと思い作ってみました。
 この作り方で色々、応用が利きます。カツ丼も作ってみました。とても美味しくできたので、いつかそれも紹介したいと思っています。

 さて、親子丼とは、煮汁(割下)で煮た鶏肉、タマネギなどを卵でとじ、ご飯にのせた料理です。鶏肉が親で卵が子です。
煮汁のことを割下と言いますが、元々は、割下地(わりしたじ)という言葉から来ています。今回は、めんつゆを使うので、味が簡単に決まり、誰でも美味しくできます。
 また、彩りとしてミツバや、刻み海苔などを飾ってもいいと思います。

 栄養的には、卵も鶏肉も良質のたんぱく質が含まれています。良質のたんぱく質については、4月28日版の家庭科新聞17号を見てください。

 今回も火を使わないので、誰でも安全に作ることができると思います。
それでいて、しっかりとした食事になるので、是非、挑戦してみてください。

『親子丼』2人分
[用意するもの]
 ・鶏肉(こま切れ、もも、親子丼用)   100g
 ・片栗粉              大さじ2分の1
・たまねぎ             2分の1個
 ・卵                2個
 ・めんつゆ(3倍濃縮)        大さじ3
・水                大さじ6
 ・温かいご飯            丼(どんぶり)2杯
[作り方]
1.たまねぎは繊維を断つように5ミリ幅の薄切りにする。
2.ポリ袋に鶏肉、かたくり粉を入れ、袋の口を閉じて振り、全体に片栗粉をまぶす。
(片栗粉をまぶすと鶏肉がふっくらしっとりし、汁にとろみがつきます。)
3.耐熱皿にめんつゆ大さじ3と水大さじ6を入れて、たまねぎをほぐしながら混ぜる。片栗粉をまぶした鶏肉を加えて、ざっと混ぜる。平らにならし、ふんわりとラップをして電子レンジ(600ワット)に5〜6分間かける。鶏肉に火が通ったら、ザックリと混ぜる。
4.溶き卵を回し入れて、軽く混ぜる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600ワット)に約1分間かける。
5.器にごはんを盛り、4をのせる。

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家庭科新聞31号 令和2年5月12日版

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 健康を決めるのは、『生活習慣』だという考え方があります。
だから「朝食を食べる」「定期的に運勤をする」「適正体重を保つ」「7〜8時間の睡眠をとる」などのよい習慣がある人ほど、身体的・精神的な健康度が高くなります。また、若い時からよい習慣を身につけている人が健康なのは当然ですが、高齢になってから生活習慣を改善した場合でも、健康上の効果があるので、少しでも意識して生活するといいと思います。年齢を重ねてからでも遅すぎるということはありません。

今日は、昨日の家庭科新聞30号の免疫力アップの話の続きです。
昨日は、健康のための3つの条件の中の[食事]の話を書きました。あと二つは[運動][休養]です。

[運動]は免疫機能を向上させる他にも、転倒を防いだり、脳を活性化させるなどの効果があります。

 [休養]には、入浴・睡眠などの消極的休養と疲労回復を早める目的で、軽い運動やストレッチなどを行ったりする積極的休養があります。
 入浴によって、身体が温まり、体温が高くなります。するとリンパ球が増えて、免疫機能が高まります。また、身体が温まると血管が拡張して副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。 夜にきちんと眠ることによって、昼は交感神経、夜は副交感神経が優位に働くというき自然な切り替えができるようになります。それは、免疫力アップにつながります。
そして、積極的休養により、何もしないよりも疲労物質が除去されやすくなるといわれています。

 その他、免疫力アップになるのが[笑う]です。
よく笑うとNK細胞という、免疫をつかさどる細胞が活性化されます。たとえ作り笑いでもそのような効果がみられます。

[運動][休養]により、免疫力アップをはかり、[笑う]ことを忘れずに生活していければと思います。
誰でも頑張りすぎて無理をしてしまうことがあるので、適度に「手を抜く」ことも、時には必要かもしれませんね。

5月11日(月)、教材配布日。

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写真:2年生提出物の仕分け作業と、鞄が大きく見える1年生の登校風景。

5月11日(月)、教材配布日初日。

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学年ごとに時間差を設けて教材配布を行いました。

家庭科新聞30号 令和2年5月11日版

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 昨日の免疫力チェックはどうでしたか。
生活を見直すきっかけになってくれたら、うれしいです。
今日は、免疫力アップの話を書きたいと思います。

家庭科新聞19号で健康のための3つの条件を紹介しました。
・バランスのよい食事
・適度な運動
・十分な休養
この3つが免疫力アップにつながります。

今日はその中の[食事]の話です。
免疫機能を維持するためには、下記のものを多く含む食品を摂取すると効果的です。
・良質なたんぱく質
 筋肉や臓器をつくりホルモンや酵素の原料になる栄養素です。
主な食品…肉類・魚介類・卵・大豆製品(味噌とかです。)
・n-3系脂肪酸(おめがさんしぼうさん:この頃、よく聞きます。)
 炎症やアレルギーを抑える働きを抑える作用があります。
 主な食品…青背魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)
・ビタミンA
 粘膜の状態を良好に保ち細菌感染の予防に役立ちます。
主な食品…レバー・うなぎ・緑黄色野菜(緑黄色野菜のカロテンが体内でビタミンAになります。)
・ビタミンC
 免疫細胞の働きを活性化させる。
 主な食品…緑黄色野菜・果物類・芋類
・ビタミンE
 免疫細胞の活性化と共に活性酸素を中和する作用を持ち、アンチエイジングにも効果的
 主な食品…アーモンド等の種実類・かぼちゃ・ひまわり油等の植物油
・乳酸菌
 免疫機能の大部分を占める腸内環境改善のため善玉菌の増加に効果的
 主な食品…納豆、チーズ、ヨーグルト、味噌、漬物

これらの中で一番、意識してほしいのは、良質なたんぱく質の摂取です。たんぱく質は、どの年代の人も摂取しなければならない量にほとんど変化はありません。
また、これらを100%目指すのは、無理なので、指針として、これからの食事の参考にしてくれるとうれしいです。

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