![]() |
最新更新日:2025/04/12 |
本日: 昨日:76 総数:763094 |
4月27日(月)、屋上より。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4月27日(月)、校舎内外の様子。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 家庭科新聞16号 令和2年4月27日版
皆さんは、
日本の牛乳を救う『プラスワンプロジェクト』 〜毎日牛乳をもう(モ〜)1杯。育ち盛りは、もう(モ〜)1パック〜 を知っていますか。 農林水産省は、酪農家を支えるため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を2020年4月21日より開始しました。 緊急事態宣言の対象地域拡大によって、学校給食や外食産業における牛乳や乳製品の消費の減少が心配されていて、行き場を失った生乳を廃棄せざるを得ない状況になるおそれがあるだけでなく、このままだと酪農をやめる農家が増えたり、牛の処分をしなければいけない事態になるそうです。 生乳生産にあたっては、乳牛の病気を防ぐため毎日搾乳し続ける必要があり、搾乳しないと乳牛が病気になります。工場で生産される産物と違って、生乳の生産量は短期的にコントロールできません。 このため、生乳の廃棄といった食品ロスを生じる事態や乳牛を減らすことなく、この難局を乗り切るために、お買い物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1本、特に育ち盛りの方がもう1パック多く購入すれば、酪農家への応援につながるそうです。 よって、今回は、日本の牛乳を救う『プラスワンプロジェクト』の応援第1弾として牛乳を使った簡単なデザート、『牛乳餅の黄粉&黒蜜がけ』を紹介します。(これもテレビで見たものを作ってみました。) 今回の材料の牛乳は、動物性のたんぱく質とそして、黄粉(きなこ)は、植物性のたんぱく質を含んでいるので、たんぱく質の摂取にもぴったりな食べ物です。 ちなみに黄粉の原料は、大豆ですよ。知ってますよね。 作る過程で混ぜるところが色々なものを作るときの参考になるので、 是非、やってみてください。私は、40年ぐらい前に大学で調理実習をしていた時に作ったブラマンジェや20年以上前に授業で作ったわらび餅の作業を思い出しました。また、牛乳餅はたべる時には牛乳の香りはしないで苦手な人でも大丈夫です。 今回は、火を使うので、安全に留意して、挑戦してみてください。 危ないと思ったら、挑戦せずに家庭科新聞10号で扱ったみかんゼリーに挑戦してください。おもしろいですよ。 『牛乳餅の黄粉&黒蜜がけ』 [用意するもの] ・牛乳 150cc(3/4カップ) ・片栗粉 大さじ3 ・黄粉(きなこ) 20g ・黒蜜 大さじ2 [作り方] 1 鍋に牛乳と片栗粉を入れ、よくかき混ぜる。 2 鍋を弱火にかけ、ヘラでかき混ぜながら煮て、とろみがついて柔らかい餅状になったら、ラップを敷いたバットに移し、ラップで全体を包み、室温で冷ます。 (力強くしっかりかき混ぜ、火加減に気を付けること) (バットがなくても大丈夫、平らで熱くても大丈夫なら素材の上でやること) 3 固まったら、一口大(ひとくちだい)にちぎって器に盛り付け、黄粉と黒蜜をかける。 (包丁で一口大に切るのも可) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 家庭科新聞15号 令和2年4月26日版![]() ![]() 皆さんに会いたくても会えなく、とても不安で寂しい思いをしている祖父母の方が多くいると思います。 是非、電話をかけて、お互い『ハッピーホルモン』を出してくださいね。 さて、卒業生から葉書が届きました。 それには、『この桜、私が描いたんです!外に出られなくて退屈な毎日にこの桜がちょっとでも彩りになってくれると嬉しいです。』と書いてありました。 この葉書でたくさんの幸せを感じることができました。 『ハッピーホルモン』も出たと思います。一緒に無理せず、頑張っていこうと思いました。 皆さんには、是非、今は、会うことができない人達を幸せな気持ちにするにはどうしたらいいかを考えて行動してほしいと思います。 家庭科の授業では、『家庭のはたらき』について勉強します。 A.日々の活動する力を蓄える。 B.心の安らぎを得る。 C.子どもを育てる。 D.様々な活動を通して、生活文化を育み(はぐくみ)伝える。 E.地域の人と交流し、地域の活動を支える。 この5つが『家庭のはたらき』と考えられています。 そして、その家庭のはたらきを支えているのは、家庭で行われている色々な仕事です。 [食べることにかかわる仕事] [着ることにかかわる仕事]、 [住まうことにかかわる仕事] [子どもを育てることにかかわる仕事] [高齢者の介護にかかわる仕事] など家庭には色々な仕事があります。 中学生の皆さんも今こそ、自分ができることを積極的に取り組み、家族の一員としてしての役割を果たしましょう。 家庭科新聞14号 令和2年4月25日版![]() ![]() その中で皆さんの一緒に住んでいない祖父・祖母に電話をしようという話を書きました。それは、皆さんが孤立しているかもしれない高齢者の方達と電話で関わってほしいという気持ちがあったからです。 家庭科の教科書には『家族・家庭と子どもの成長』があります。それには、『わたしたちは、現在まで多くの人に支えられて成長してきました。一人の人間として、かけがいのない自分がここにいます。』と書いてあります。 この『支えてくれた人』に祖父母の方である人がいっぱいいると思います。 是非、今、一緒に住んでいない祖父・祖母に電話をしましょう。そして、たわいないことでいいので、いっぱい話しましょう。 そうすると、体の中に『ハッピーホルモン』正式名称は『オキシトシン』が出て、不安やストレスの軽減になるそうです。高齢者の方達だとストレスの軽減以外にも、痛みが和らいだ、認知症の症状が改善したなどさまざまな報告があるらしいので、是非、面倒と思わないで実行してみてくださいね。私たちにも『ハッピーホルモン』が出ますよ。 その時、ちゃんと食事を摂っているかも確認してくださいね。『生きることは食べること』ですよ。 R2年度 就学援助申請書 提出期限の延長について![]() ![]() ![]() ![]() 新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休校等の影響を受け、「令和2年度 就学援助」について、下記の通り対応することとなりました。 【窓口持参】令和2年5月29日(金) 【郵 送】令和2年5月31日(日) 消印有効(※郵便事故等の責任は負いかねます。) ◆問い合わせ・申請先◆ 豊島区教育委員会教育部 学務課 学事グループ TEL:03−3981−1174 <右側の配布文書をご覧ください> 家庭科新聞13号 令和2年4月24日版![]() ![]() ![]() ![]() それは、食物繊維を含む食品は、噛みごたえがあり、歯や全身の健康に関係しているからです。さらに、食物繊維を含む食品は、体の中でできた老廃物を外に出す役目もあります。 食物繊維の摂取についても、いつか書きたいと思います。 さて、弥生時代の卑弥呼の食事は噛む回数が現代の食事の6倍だったそうです。 そこから『卑弥呼の歯がいーぜ』というキャッチフレーズが生まれました。 最近はやわらかい食品が多くなり、よく噛んで食べるべることが少なくなりました。 よく噛んで食べると次のような効果があると言われています。 ひ…肥満予防 食事は一口最低30回と、よく噛んで食べれば、脳に送られた情報が、食欲を押さえ、脂肪を燃やして肥満防止になります。 だから、外出自粛で運動不足になりがちな今みたいな状況でこそよく噛んで食べましょう。 み…味覚の発達 よく噛んでゆっくり食べれば、味の微妙な変化に気づき、味覚の発達を促します。 こ…言葉の発音をはっきり よく噛めば、顎の骨や筋肉を発達させ、歯並びがよくなり歯切れのよいハキハキした言葉の発音になります。 の…脳の活性化、ボケ防止 噛む運動は、大脳皮質を刺激して脳の活動を活発にします。これにより記憶、思考力、集中力を高め、老化やボケを防止します。 は…歯の病気予防 最近の子どもや若者は細身の顔立ちが増えています。これはしっかり噛まないため顎が十分に発達していないからです。顎が小さいと、歯並びが悪くなり、虫歯や歯周病の原因になります。 が…癌予防 よく噛むとだ液が増え、その中にあるペルオキシターゼという酵素の分泌量も増加します。この酵素が魚や肉のコゲなど発癌物質を押さえます。 い…胃腸快調 噛む運動の刺激は、脳に伝えられ、神経を経て、胃に食べ物を十分に消化する胃液の分泌をうながす指令を出します。十分に噛まないと胃液の不足から消化不良を起こします。 ぜ…全身の体力向上 硬い物を噛み砕く爽快感はストレスを解消します。また、虫歯や歯周病で十分噛めないと、胃腸障害から全身の健康トラブルを起こします。噛む力の強さは体力向上の条件です。 時々は、上のことを思い出して、毎日、歯を磨き、『8028』を目指しましょう。 4月23日(木)、校舎内その2。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4月23日(木)、校舎内。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4月23日(木)、学校の様子。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 家庭科新聞12号 令和2年4月23日版![]() ![]() ![]() ![]() 家を出ず、家族以外と会う必要がないと歯を磨くことが面倒になるかもしれません。 歯を磨かないと虫歯ができることは、誰でも知っていることですが、歯の健康は、全身の健康に関係しています。 さらに、最近の若者の顔を見ると顎が細くなっています。昔と比べて柔らかい食べ物が多くなり、噛む回数が減って、顎が未発達になっています。上の世代の人達は、顎は発達していますが、虫歯や歯周病から歯が減っている人が多いそうです。 咀嚼力(噛む力)を維持するためには、歯が20本以上必要と言われています。 そこで、生まれたのが『8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動』です。 『8020運動』は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。1989年(平成元年)に厚生省(当時)と日本歯科医師会が提唱して開始されました。8020達成率は、運動開始当初は7%程度でしたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、25%を達成し、その後、2017年6月に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査(2016年調査)では、達成者が51.2%となりました。 私たちは、歯の健康を保ち、『8020』ではなく、『8028』(親知らずを全て入れたら『8032』ですが)を目指しましょう。 そのために、毎日、少なくとも朝と夜は、必ず歯を磨きましょう。(毎食事後がベストですが) 明日は、家庭科の授業で使用しているプリントを引用して、よく噛んで食べることの 効果を書きたいと思います。
|
豊島区立西池袋中学校
〒171-0021 東京都豊島区西池袋4−7−1 TEL:03(3986)5427 FAX:03(5951)3907 |