最新更新日:2024/12/23 | |
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家庭科新聞25号 令和2年5月6日版
家庭科新聞10号では、おやつの話を書きました。
皆さんは、『おやつ』の意味を知っていますか。 日本は、昔、朝食と夕食しかご飯を食べなかったので、八つ時(やつどき)に(今の14時頃)軽食を摂っていたところからきています。 そして、今では、間食のことを『おやつ』と言うようになりました。 さて、今回は、大好きなパイナップルの缶詰でゼリーを作ってみました。 家の近くのスーパーには、みかんの缶詰が売ってなかったので試してみました。 (桃の缶詰では、失敗したので、そのリベンジの意味もあります。) 食べる時は、上から、2枚ずつ食べたりすることができます。 今回も火を使わないので、誰でも安全に作ることができると思います。 是非、挑戦してみてください。 [用意するもの] ・パイナップルの缶詰 1缶 ・粉ゼラチン 4g (今回は、缶詰の大きさが小さかったので4gにしました。普通の大きさなら5gにした方がいいかもしれません。) [使う物] ・電子レンジ ・冷蔵庫 [作り方] 1 パイナップルの缶詰を開け、3枚くらい、パイナップルを取り出す。 2 缶詰から、シロップ大さじ4を耐熱容器に移す。 3 耐熱容器に粉ゼラチン4gを入れ、電子レンジ600Wで40秒かける。 4 溶かしたゼラチンを缶詰に戻し、混ぜる。パイナップルも2枚ぐらい戻す。 ※シロップの中にパイナップルが浸かっていれば、全部戻してもいい。 5 缶詰を冷蔵庫に入れ、3時間冷やす。 6 冷やした缶詰を取り出し、竹串で缶の縁を1周しはがす。 7 皿の上で缶を逆さにして、缶切りで半分開け、持ち上げる。 家庭科新聞24号 令和2年5月5日版家庭科では、『家庭生活』の中にある『伝統文化』について学びます。例えば、衣生活なら着物についてです。 今日は、食文化の中の『伝統文化』について書きます。 正月の雑煮やお節調理、大晦日の年越しそばなどのように、生活の節目の行事に用意する特別な食事を『行事食』といいます。 『行事食』は、地域や季節の食材を工夫した料理が多く、伝統として長く受け継がれています。だから、正月の雑煮などは、地域によって味も具材も違います。 近頃は、お節料理など調理済み食品などを利用することが多くなっています。 さて、『こどもの日』の行事食は、『柏餅(かしわもち)』と『ちまき』です。 『柏餅(かしわもち)』は、柏の葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、「跡継ぎが途絶えない」「子孫繁栄」という意味で江戸で生まれた端午の節句に『柏餅』を供えるようになったようです。 一方、『ちまき』は、中国で起こった慣習が日本の奈良時代に伝来し、『ちまき』には厄除け効果があるとことが主に西日本で広まりました。そして5月の節句である『こどもの日』に、ちまきを食べて無病息災を願う大切な日本の行事へと発展しました。 東日本では、江戸時代の武家社会が大きく影響したことから、こどもの日には『柏餅』を、西日本では、『ちまき』を食べて子供の健やかな成長を願うようです。 古くから伝承された『行事食』を見直し、生活の中に取り入れるなどして感性を磨き、『家庭生活』を豊かにしましょう。 「新型コロナウイルス感染症対策本部の『緊急事態宣言』」の継続発令に基づく豊島区立中学校の対応について
令和2年5月4日の「新型コロナウイルス感染症対策本部の『緊急事態宣言』」が継続して発令されたことに基づき、豊島区立中学校の対応について、以下のとおり、通知いたします。ご家庭におかれましてもお子様の感染予防対策に万全を尽くすようにお願い申し上げます。
1 臨時休業について 【期間】令和2年5月7日(木)〜5月31日(日) (5月31日前に緊急事態宣言が解除された場合、期間を短くする可能性あり) 【教材配布日】(5月11日(月) 予備日5月12日(火)・13日(水)) 臨時休業日中の、家庭学習用の教材を配布する日です。 保護者の方、もしくは生徒がマスクを着用の上、3密を回避するようにして来校してください(生徒来校の場合は、標準服もしくは体操着(自転車禁止))。 <配布場所> 中央玄関(6組は6組職員室の校庭側) <配布時間> 5月11日(月) 9:00〜9:30 3年1・2組 9:30〜10:00 3年3・4組 10:00〜10:30 3年5組 11:00〜11:30 2年1・2組 11:30〜12:00 2年3・4組 14:00〜14:30 1年1・2組 14:30〜15:00 1年3・4組 15:00〜15:30 1年5組 14:00〜15:30 1・2・3年6組 5月12日(火) 9:00〜12:00 予備日 5月13日(水) 9:00〜12:00 予備日 ※兄弟姉妹関係は、1名の来校でも構いません(その旨受付でお申し出ください)。 ※5月11日(月)の指定時間に来校できない場合は、予備日にご来校ください。 ※予備日でも無理な場合は、学校まで電話で連絡ください(電話03-3986-5427) ※来校がなかった場合、学校から連絡をする場合がございます。ご了承ください。 【教材配布日の提出物】 <3年生> 提出物なし(ただし、離任された先生への手紙を依頼されている場合は持参) <2年生> 国語 漢字ノート、作文提出者は「社会を明るくする作文」 数学 課題プリント 理科 課題プリント 技術 課題プリント 美術 課題 音楽 課題プリント 生活と健康のしおり 離任された先生へのメッセージ <1年生> 国語 漢字プリント 丸つけをする 社会 プリント 数学 プリント 丸つけをする 理科 プリント 英語 プリント 音楽 プリント 作文「中学生になって」(未提出者) * 課題の内容は「第1学年休業中の学習について」で確認してください。 <6組> 提出物なし 2 令和2年6月1日(月)以降の活動について(予定) 学校再開の第1日目は、今後の学校生活等について説明いたします。 (1)日 時 令和2年6月1日(月) 9:00〜10:00 第3学年 11:00〜12:00 第2学年 14:00〜15:00 第1学年 6組 ※ 今後の感染状況を踏まえ、日時等を変更することがあります。 (2)出席者 保護者もしくは生徒 (3)内 容 ・今後の学校生活等についての説明 ・家庭学習等の回収 等 家庭科新聞23号 令和2年5月4日版
『みたらし牛乳白玉』(家庭科新聞18号)を作り、白玉粉が残ったので、昔、作ったことのある『豆腐白玉』を作ってみました。
豆腐の原料である大豆については、また、違う機会に書きたいと思います。 また、白玉(粉)については、家庭科新聞18号を見てください。 今回、『白玉粉』を調べてみてわかった事なのですが、単にもち米をひいて粉にしているのではなく、一晩水にさらして、水を加えながら、引いてから、脱水、乾燥させて作っていることがわかりました。 今回も、火を使うので、安全に留意して、挑戦してみてください。 危ないと思ったら、保護者の方達に助けてもらいましょう。 『豆腐白玉』 量が多い倍は、半分の材料で作ってください。 [用意するもの] ・白玉粉 50g ・豆腐 50g ・黄粉(きなこ) 小さじ2 ・砂糖 小さじ1/2 ・黒砂糖 小さじ1/2 [作り方] 1 白玉粉をボウルに入れ、豆腐を1/3残して入れて、混ぜる。粉と豆腐がしっかり混ざったら、残りの豆腐を少しずつ加えて、ボウルや手にくっつかないような粘土のような状態になるようにする。耳たぶの固さまたは少し固い感じまでこねる。やわらかい場合は、10〜20分置くとしまってくる。固い場合は、水を少しずつ加える。 2 作った生地を3〜4等分にして、棒状にし、幅2cmくらいの大きさにちぎり、まとめる。表面は、できるだけなめらかに仕上げる。 3 沸騰したお湯にだんごを入れて、ゆでる。だんごが浮いたら、さらに2〜3分ゆでる。 4 ゆで上がっただんごをざるにあけ、水を入れたボウルに入れ、水を流しながら冷やす。10分ほど(冬なら5分)で芯まで冷える。氷水などで一気に冷やしてもよい。 5 ボウルから白玉だんごを取り、キッチンペーパーなどで表面の水分を軽くふき取る。 6 水気を切った白玉だんごの上に黄粉、砂糖、黒砂糖を混ぜたものをかけて食べる。(粒あんとバニラアイスクリーム、黄粉と黒蜜などの組み合わせも美味しいです。色々試すといいです。) ※下記の写真は、上記の2倍の量で作っています。 家庭科新聞22号 令和2年5月3日版あと、ビタミンDを作ることを忘れないでくださいね。 ずいぶん前になりますが、家庭科の授業で見たVTRに赤ちゃんがお母さんを見ている時にお母さんが笑っていると赤ちゃんも笑い、お母さんが無表情だと赤ちゃんが泣き出すというものがありました。 実は、赤ちゃんは、体内にいる時や新生児の頃でも笑うことがあります。それは、『生理的微笑』と言われ、別名『天使の微笑み』と言われることもあります。しかし、それは、情緒に関係なく本能的な反射のひとつですが、大事な役目をしていると考えられています。 皆さんは、何故だと思いますか? それは、生まれたばかりの赤ちゃんは何もできず無防備で誰かに大切に守ってもらわないと生きていけない、お母さんやお父さんにちゃんと育ててもらうために、笑顔のような表情をつくり出していると考えられています。 そして、生後2ヶ月頃から「社会的微笑」があらわれます。これは、周囲の人やものからの働きかけに反応して出る笑顔のことです。お母さんやお父さんが笑顔で接することでその笑顔を引き出すそうです。 そして、大きくなった今でも笑顔を引き出すのは、周囲の人だと思います。 そして、人間は、鏡で自分の笑っている顔を見るだけで幸せな気持ちになるそうです。 それくらい笑顔ってすごいものなのです。 私たちが心から笑える日が早く戻って来てほしいです。 さて、4月18日、25日の土曜日の家庭科新聞に一緒に住んでいない祖父、祖母に電話をしようという話を書きました。 その時、本当は、テレビ電話などで笑顔を見せることができれば最高ですが、声だけならば声のトーンを上げて話してみましょう。それだけでも笑顔やその気持ちが伝わるようです。 そして、それは、祖父母に限らず会いたくても会えない大事な人にもそうしてほしいと思います。 家庭科新聞21号 令和2年5月2日版
昨日の家庭科新聞20号では、『旬(しゅん)』について書きました。
今日は、今が、『旬』の野菜のひとつ(春)キャベツについて書きたいと思います。 キャベツには、胃潰瘍(いかいよう)や胃炎などの回復に効果が認められているビタミンUが多く含まれています。ビタミンUは、キャベツから発見されたため、別名『キャベジン』とも呼ばれています。そんな名前の胃薬がありますよね。ビタミンUは、私たちが知っているビタミンとは、違うものでビタミン様物質と言われています。(簡単に言えば、ビタミンの様なものでしょうか。) アメリカ国立がん研究センターでは、天然の植物中に存在する、がん抑制作用のある成分を主に、がん予防効果のある食品、約40種類をピックアップして、デザイナーフーズピラミッドを作成しました。デザイナーズピラミッドでは上位にある食品ほど、がん予防の効果が高いと考えられています。 そのピラミッドの一番上にあるものが、ニンニク、そして、二番目にあるのがキャベツです。ちなみに大豆、ショウガなどもピラミッドの上の方にあります。 家庭科の授業では、キャベツは、ビタミンCを多く含んでいる食品だと紹介しますが、本当は、もっと体内で色々な役目をしているのです。 どの食品知っているのは一面だけで、私たちの知らないことがいっぱいあります。 それを分かることはとても面白いなあと思います。時間がある今だからこそ、色々なことに興味を持って調べてくれるといいなと思います。 [デザイナーフーズピラミッド] 上段:ニンニク、キャベツ、大豆、セロリ、ショウガなど 中段:タマネギ、お茶、ターメリック、全粒小麦、玄米、柑橘類(オレンジ、レモンなど)、トマト、ナス、ピーマン、ブロッコリー、など 3段目:バジル、きゅうり、タイム、あさつき、ジャガイモ、ブルーベリーなど これは、一部なので調べてみてくださいね。 厚生労働省では、1日350gの野菜の摂取が目標とされているので、毎食、野菜料理を取り入れるのがベストです。献立を立てる時にデザイナーフーズピラミッドも参考にしてくれるとうれしいです。 塩キャベツを作ってみました。 (これもテレビで見て、作ってみました。) 今回は、火を使わないので、キャベツが余った時などに作ってみてください。 『塩キャベツ』 [用意するもの] ・キャベツ 2分の1個 ・塩 キャベツの重さの1% キャベツが500gなら、塩は5gです。キャベツも2分の1個じゃなくて大丈夫です。 [作り方] 1 ポリ袋に細切りした(細い方がベスト)キャベツを入れ、塩を入れる。塩が出ないようにシャカシャカして、全体に塩をまぶす。これは、しっかりやる。 2 空気を抜きながら、袋を閉じる。 3 冷蔵庫で一晩置く。(冷蔵庫で3日間、保存可能だそうです。) 4 かつお節、マヨネーズなどの調味料などを使って、色々アレンジして食べる。 家庭科新聞20号 令和2年5月1日版『食べること』は、楽しみになるので、こういう時こそ食べることを大事にしてほしいと思います。 皆さんは、食事のために買い物に行き、お店に置いてあるものを見ると季節を感じることはありませんか。下の3つの野菜は、1年中お店にあるものですが、新が付くと春を代表する野菜になり、今、『旬(しゅん)』の野菜です。 『新(春)キャベツ』は、3〜5月に収穫され、巻きがふっくらとしていてやわらかく、葉がみずみずしい。 『新ジャガ(イモ)』は、その年の出始めの小型のジャガイモ。皮が薄くて水分が多く、煮くずれしにくい。 『新タマネギ』は、3月、4月に早取りし、すぐに出荷したもので皮が薄く、実の水分が多くてやわらかく、また、みずみずしく、辛みが少ない。 さて、野菜に関して、よく聞く言葉に『旬(しゅん)』というものがあると思います。 辞書の広辞苑で調べてみると魚介・野菜・果物などがよくとれて味の最もよい時と書いてあります。 また、『旬』と同じように『出盛り期』という言葉も聞いたことがあると思います。 『旬』と『出盛り期』、同じものだと思っているかもしれませんが(実際、今は、同じように使っていますが)本当は、違います。 魚介・野菜・果物など生鮮食品が季節によって、とれる量が多い時があり、この時期を『出盛り期』と言います。『出盛り期』のものは、味がよく、栄養価も高く、価格も安いものが多いです。 年間を通じて特に美味しい時期を『旬』と言います。『出盛り期』と『旬』は一致することが多いですが、本当は同じとは限りませんが、今では、同じ意味で使っていることが多くなりました。 日本では古来より四季を通して『旬(しゅん)』を楽しむ風習があります。 春(二月〜四月)の旬の野菜といえば、キャベツ・新じゃが・筍(たけのこ)・たらの芽・菜の花・ふきなどがあります。 夏(五月〜七月)の旬の野菜は、えだまめ・オクラ・かぼちゃ・きゅうり・トマト・なす・ピーマンなどがあります。 野菜や果物は、出盛り期が長く1年中手に入るものが多いですが、やはり旬を考慮した季節感のある献立を心がけるようにすると食生活がもっと楽しくなると思います。 是非、時々は、『旬』を意識して、食生活に彩りを加えてください。 |
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